Veritas™ Appliance AutoSupport リファレンスガイド
コールホームについて
アプライアンスを Veritas AutoSupport サーバーに接続して、ハードウェアとソフトウェアの情報をアップロードできます。Veritasテクニカルサポートは、報告された問題を解決するためにこの情報を使用します。アプライアンスは HTTPS プロトコルとポート 443 を使って、Veritas AutoSupport サーバーに接続します。アプライアンスのこの機能をコールホームと呼びます。この機能はデフォルトで有効です。
アプライアンスで Appliance Upgrade Readiness Analyzer ツール (Analyzer ツール) の自動更新を有効にするには、[アップグレード準備チェックの AutoUpdate を有効化 (Enable AutoUpdate for Upgrade Readiness Check)]機能を有効にすることをお勧めします。この機能を有効にすると、アップグレード前のチェックを最新の状態に保ち、NetInsights Console の System Health Insights を通じてアップグレードの準備状態に関する推奨事項を正確に受け取れます。
次の表で、コールホームが有効または無効になっている場合に発生するエラーについて詳しく説明します。
表: コールホームが有効または無効な場合の処理
監視状態 |
障害ルーチン |
---|---|
コールホーム有効時 |
障害が発生すると、以下の警告シーケンスが発生します。
|
コールホーム無効時 |
データを Veritas AutoSupport サーバーに送信しません。システムは Veritas にエラーを報告しないので問題をより早く解決できます。 |