Veritas NetBackup™ Appliance リリースノート
- NetBackup appliance 3.1.2 について
- NetBackup appliance 3.1.2 の機能、拡張機能、変更
- NetBackup Appliance ハードウェアの機能
- NetBackup Appliance の互換性
- 操作上の注意
- 付録 A. リリース内容
- 付録 B. 関連ドキュメント
NetBackup Appliance のセキュリティリリース内容
次のリストには、解決された既知のセキュリティの問題およびこのリリースの NetBackup Appliance に含まれている既知の問題が掲載されています。
Spectre Variant 2 (CVE-2017-5715) の修正は、アプライアンスのパフォーマンスに悪影響を与えるため、このリリースではデフォルトで無効になっています。以下に、パフォーマンスへの影響についてアプライアンスモデルおよび操作ごとに説明します。
表: Spectre Variant 2 (CVE-2017-5715) が無効になっているアプライアンスモデルでのパフォーマンスへの影響
モデル | バックアップのパフォーマンス | リストアのパフォーマンス |
---|---|---|
5230 | 25% 低下する可能性があります。 | 33% 低下する可能性があります。 |
5240 | 30% 低下する可能性があります。 | 影響はありません。 |
5330 | 21% 低下する可能性があります。 | 27% 低下する可能性があります。 |
5340 | 影響はありません。 | 影響はありません。 |
このバリアントの修正を有効にするアプライアンスリリース 3.1.2 で EEB を利用できます。パフォーマンスよりもセキュリティを重視して EEB をインストールすることを選択した場合、ベリタステクニカルサポートにお問い合わせください。
アプライアンスソフトウェアが、RHEL7.5 カーネルにアップデートされました。次のセキュリティ脆弱性に対処するパッケージとライブラリの多くがアップデートされました。
CVE-2018-1000199
CVE-2018-8897
CVE-2018-1091
CVE-2018-1087
CVE-2018-1068
CVE-2017-16939
CVE-2017-12188
CVE-2017-7518
CVE-2017-8824
CVE-2018-3639
CVE-2018-1000001
CVE-2017-15804
CVE-2017-15670
CVE-2017-12132
CVE-2014-9402
CVE-2015-5180
CVE-2018-2783
CVE-2017-3738
CVE-2017-3737
CVE-2017-3736
CVE-2017-12151
CVE-2018-7750
CVE-2017-5754
CVE-2016-8633
CVE-2017-12154
CVE-2017-13166
CVE-2016-7913
CVE-2017-7294
CVE-2017-9725
CVE-2017-12190
CVE-2017-15121
CVE-2017-15126
CVE-2017-15129
CVE-2017-15265
CVE-2017-17448
CVE-2017-17449
CVE-2017-17558
CVE-2017-18017
CVE-2017-18203
CVE-2017-1000252
CVE-2017-1000407
CVE-2017-1000410
CVE-2018-5750
CVE-2018-1000004
CVE-2017-13672
CVE-2017-13711
CVE-2017-15124
CVE-2017-15268
CVE-2018-5683
CVE-2018-5146
CVE-2017-7562
CVE-2017-11368
CVE-2017-6463
CVE-2017-6464
CVE-2017-6462
CVE-2017-15906
CVE-2017-7529
CVE-2018-5732
CVE-2018-5733