Veritas NetBackup™ Appliance リリースノート

Last Published:
Product(s): Appliances (3.1.2 (5340), 3.1.2 (5330), 3.1.2 (5240), 3.1.2 (5230))
  1. NetBackup appliance 3.1.2 について
    1.  
      NetBackup appliance 3.1.2 について
    2.  
      NetBackup Appliance のサードパーティの法的通知
  2. NetBackup appliance 3.1.2 の機能、拡張機能、変更
    1.  
      新機能、拡張機能、および変更点について
    2.  
      NetBackup Appliance 3.1.2 の新機能、拡張機能、変更点
  3. NetBackup Appliance ハードウェアの機能
    1.  
      NetBackup 52xx のハードウェアの機能
    2. NetBackup 53xx のハードウェアの機能
      1.  
        NetBackup 5330 アプライアンスのストレージシェルフについて
      2.  
        5U84 ストレージシェルフについて
    3.  
      NetBackup Appliance ハードウェアの比較
    4.  
      NetBackup 5220 Appliance のサポート終了
  4. NetBackup Appliance の互換性
    1.  
      ソフトウェアリリース形式について
    2.  
      NetBackup Appliance ソフトウェアのアップグレードについて
  5. 操作上の注意
    1.  
      NetBackup appliance 3.1.2 の運用上の注意について
    2.  
      NetBackup Appliance 3.1.2 の新しい運用上の注意
    3.  
      NetBackup Appliance の一般的な注意
    4.  
      NetBackup Appliance ユーザーインターフェースの注意
    5.  
      インストールと構成の注意
    6.  
      アップグレードとロールバックの注意
    7.  
      VMware に関する注意事項
    8. NetBackup サポートユーティリティについて
      1.  
        NBDNA (NetBackup Domain Network Analyzer)
      2.  
        NetBackup サポートユーティリティ (NBSU)
      3.  
        その他の利用可能なサポートについて
    9.  
      NetBackup appliance のログファイルについて
  6. 付録 A. リリース内容
    1.  
      現在のリリースの内容について
    2.  
      NetBackup Appliance 3.1.2 の一般的なリリース内容
    3.  
      NetBackup Appliance のセキュリティリリース内容
  7. 付録 B. 関連ドキュメント
    1.  
      NetBackup アプライアンスのマニュアルについて

NetBackup Appliance のセキュリティリリース内容

次のリストには、解決された既知のセキュリティの問題およびこのリリースの NetBackup Appliance に含まれている既知の問題が掲載されています。

Spectre Variant 2 脆弱性

Spectre Variant 2 (CVE-2017-5715) の修正は、アプライアンスのパフォーマンスに悪影響を与えるため、このリリースではデフォルトで無効になっています。以下に、パフォーマンスへの影響についてアプライアンスモデルおよび操作ごとに説明します。

表: Spectre Variant 2 (CVE-2017-5715) が無効になっているアプライアンスモデルでのパフォーマンスへの影響

モデル

バックアップのパフォーマンス

リストアのパフォーマンス

5230

25% 低下する可能性があります。

33% 低下する可能性があります。

5240

30% 低下する可能性があります。

影響はありません。

5330

21% 低下する可能性があります。

27% 低下する可能性があります。

5340

影響はありません。

影響はありません。

このバリアントの修正を有効にするアプライアンスリリース 3.1.2 で EEB を利用できます。パフォーマンスよりもセキュリティを重視して EEB をインストールすることを選択した場合、ベリタステクニカルサポートにお問い合わせください。

3.1.2 の一般的なリリース内容

アプライアンスソフトウェアが、RHEL7.5 カーネルにアップデートされました。次のセキュリティ脆弱性に対処するパッケージとライブラリの多くがアップデートされました。

  • CVE-2018-1000199

  • CVE-2018-8897

  • CVE-2018-1091

  • CVE-2018-1087

  • CVE-2018-1068

  • CVE-2017-16939

  • CVE-2017-12188

  • CVE-2017-7518

  • CVE-2017-8824

  • CVE-2018-3639

  • CVE-2018-1000001

  • CVE-2017-15804

  • CVE-2017-15670

  • CVE-2017-12132

  • CVE-2014-9402

  • CVE-2015-5180

  • CVE-2018-2783

  • CVE-2017-3738

  • CVE-2017-3737

  • CVE-2017-3736

  • CVE-2017-12151

  • CVE-2018-7750

  • CVE-2017-5754

  • CVE-2016-8633

  • CVE-2017-12154

  • CVE-2017-13166

  • CVE-2016-7913

  • CVE-2017-7294

  • CVE-2017-9725

  • CVE-2017-12190

  • CVE-2017-15121

  • CVE-2017-15126

  • CVE-2017-15129

  • CVE-2017-15265

  • CVE-2017-17448

  • CVE-2017-17449

  • CVE-2017-17558

  • CVE-2017-18017

  • CVE-2017-18203

  • CVE-2017-1000252

  • CVE-2017-1000407

  • CVE-2017-1000410

  • CVE-2018-5750

  • CVE-2018-1000004

  • CVE-2017-13672

  • CVE-2017-13711

  • CVE-2017-15124

  • CVE-2017-15268

  • CVE-2018-5683

  • CVE-2018-5146

  • CVE-2017-7562

  • CVE-2017-11368

  • CVE-2017-6463

  • CVE-2017-6464

  • CVE-2017-6462

  • CVE-2017-15906

  • CVE-2017-7529

  • CVE-2018-5732

  • CVE-2018-5733