NetBackup™ コマンドリファレンスガイド

すでにシステム上にバックアップされているすべての NetBackup クライアントが選択されます。

このオプションでは、適用可能なイメージの検索に使用するバックアップ ID を指定します。

このオプションを指定すると、期限切れになったイメージが削除され、圧縮するようにスケジュールされているイメージが圧縮され、指定したイメージから TIR 情報が削除されます。

現在のマスターサーバーでのイメージの変更をクリーンアップし、必要に応じて、-M オプションで指定された他のマスターサーバーでのイメージの変更をクリーンアップします。

このオプションでは、指定した機能を実行するバックアップまたはアーカイブの検索に使うクライアント名を指定します。bpimage で検索するクライアント名は大文字と小文字が区別されません。たとえば、bpimage では、client、cLiEnT、CLIENT のいずれを指定してもイメージが表示されます。デフォルトでは、bpimage を実行すると、すべてのクライアントのイメージが検索されます。

これらのオプションでは、表示の対象とする開始日時から終了日時の範囲を指定します。

-d では、表示の対象とする開始日時を指定します。リストには、指定した日時以降に実行されたバックアップまたはアーカイブ内のイメージだけが表示されます。

NetBackup コマンドの日時の値に求められる形式は、使用しているロケールによって異なります。/usr/openv/msg/.conf ファイル (UNIX) と install_path\VERITAS\msg\LC.CONF ファイル (Windows) はそれぞれのサポート対象ロケールの日時形式などの情報を含んでいます。これらのファイルには、サポートされているロケールおよび書式のリストを追加および変更するための、具体的な方法が含まれています。

システムのロケールについて詳しくは、『NetBackup 管理者ガイド Vol. 2』の「NetBackup インストールのロケールの指定について」を参照してください。

有効な日時の範囲は、01/01/1970 00:00:00 から 01/19/2038 03:14:07 です。デフォルトは、現在の日付の午前 0 時です。

指定したクライアントまたはすべてのクライアントを圧縮または圧縮解除します。

コピー番号と backup_id によって指定されたイメージが削除されます。

1 に設定すると、ローカルファイルシステムの問い合わせのみに bpimage を制限します。

指定された backup_id に対してディザスタリカバリレポートを生成します。

-newserver コマンドと組み合わせて使用する場合はメディア ID を指定し、-update コマンドと組み合わせて使用する場合はバックアップ ID を指定します。

DTE がバックアップジョブで有効になっていた場合、DTE イメージモードが On に設定されます。DTE イメージモードが On の場合、イメージに対するすべてのセカンダリ操作で DTE が有効になります。bpimage -update -image_dtemode Off|On コマンドを使用して DTE イメージモードを変更できます。

このオプションでは、検索に使用する NetBackup のキーワード句を指定します。キーワード句は、事前にイメージに関連付けられているキーワード句に一致している必要があります。

このオプションでは、代替マスターサーバーのリストを指定します。このリストは、カンマで区切られたホスト名のリストです。リストの各マスターサーバーが bpimage コマンドを実行します。マスターサーバーでエラーが発生した場合、その時点で処理が停止します。

レポートは、このリスト内のすべてのマスターサーバーから戻される情報で構成されます。bpimage を実行すると、各マスターサーバーに対して問い合わせが発行されます。マスターサーバーによって、イメージカタログのイメージまたはメディアの情報が戻されます。各マスターサーバーによって、bpimage コマンドを発行するシステムからのアクセスが許可されている必要があります。

デフォルトは、bpimage コマンドを実行しているシステムのマスターサーバーです。

このオプションでは、NetBackup サーバーの元の名前または新しい名前を指定します。

このオプションを指定すると、ディスク上のイメージが期限切れになった後、bpexpdate による nbdelete コマンドの呼び出しが行われません。一度に多数のイメージを削除する場合、-notimmediate を使用すると、nbdelete 処理で複数のジョブが作成されることによって発生するオーバーヘッドを回避できます。nbdelete コマンドは後で実行できます。

このオプションを指定すると、指定したイメージが、イメージのコピー番号に基づいてプライマリイメージとして設定されます。

このオプションでは、-update コマンドの実行時のファイル数を指定します。

このオプションでは、-update コマンドの実行時の Informix クライアント形式のオブジェクト記述文字列を指定します。

このオプションを指定すると、指定したポリシー内で、インポートするバックアップが検索されます。デフォルトはすべてのポリシーです。

このオプションを指定すると、指定したクライアントから True Image Restore (TIR) 情報が削除されます。デフォルトはすべてのクライアントです。

-update コマンドで指定するとリストアファイルが使用されます。

このオプションでは、ポリシー形式を指定します。デフォルトでは、bpimage コマンドを実行すると、すべてのポリシー形式が検索されます。type には、次のいずれかの文字列を指定します。

Informix-On-BAR 
MS-Exchange-Server
MS-SQL-Server
MS-Windows
Oracle
Standard
Sybase
Universal-share
NDMP

次のポリシー形式は、NetBackup Enterprise Server だけに適用されます。

BigData
DataTools-SQL-BackTrack
DB2
FlashBackup
SAP
Split-Mirror

指定されたバックアップ ID のコピーがロックされているかどうかを特定します。

このコマンドを実行すると、選択したパラメータに基づいてイメージが更新されます。

以前の圧縮アルゴリズムを使用して圧縮されたイメージを解凍し、新しいアルゴリズムでそれらを再圧縮するように NetBackup に指示されます。-update_compression フラグは、-compress オプションと併用した場合にのみ適用されます。

新しい圧縮アルゴリズムは、NetBackup 7.6 で配備されています。以前のアルゴリズムでは、NetBackup の .f ファイルには、Linux または UNIX 上では .Z というファイル名拡張子が付きます。新しいアルゴリズムでは、.Zs または .Zl のいずれかの拡張子が付きます。.Zs 拡張子は、それらのファイルがユーザー指定のスクリプトを使用して圧縮されており、Linux および UNIX 上でのみ使用されることを示します。.Zl 拡張子は、NetBackup によって内部的に圧縮され、Windows、Linux、UNIX の各プラットフォームで使用されるファイル用です。

このコマンドを実行すると、-backupID で指定したバックアップの files-file (イメージの -backupID ファイル) が書き込まれます。