Veritas NetBackup™ スタートガイド
- NetBackup スタートガイド
- NetBackup について
- NetBackup ソフトウェアの入手について
NetBackup について
NetBackup は、さまざまなプラットフォームに対して、完全かつ柔軟なデータ保護ソリューションを提供します。対象となるプラットフォームには、Microsoft Windows、UNIX、Linux システムなどが含まれます。
NetBackup では、コンピュータ上に存在するファイル、フォルダまたはディレクトリ、ボリュームまたはパーティションをバックアップ、アーカイブおよびリストアすることができます。
NetBackup には、次のサーバーおよびクライアントソフトウェアが含まれます。
サーバーソフトウェアは、ストレージデバイスを管理するコンピュータ上に存在します。
マスターサーバーでは、バックアップ、アーカイブおよびリストアが管理されます。マスターサーバーで構成したバックアップポリシーによって、バックアップするコンピュータ (クライアント) やファイルが決まります。また、NetBackup で使用されるメディアやデバイスを選択します。マスターサーバーに NetBackup カタログが格納されます。このカタログには、NetBackup バックアップおよび構成の情報を含む内部データベースが含まれます。
メディアサーバーでは、メディアサーバーに接続されているストレージデバイスを NetBackup で使用可能にすることによって、追加のストレージが提供されます。また、メディアサーバーを使用すると、ネットワークの負荷を分散させることによってパフォーマンスを向上できます。メディアサーバーは、デバイスホストとも呼ばれます。
クライアントソフトウェアは、バックアップを行うデータが存在するコンピュータにインストールします。(また、クライアントソフトウェアはサーバーにも含まれており、サーバーのバックアップを行うことができます。)
また、NetBackup では、複数のサーバーが連携して動作するように、1 台の NetBackup マスターサーバーの管理下でサーバーが制御されます (図: NetBackup の環境の例 を参照)。
Veritas Services and Operations Readiness Tools についてを参照してください。