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NetBackup™ クラウドオブジェクトストア管理者ガイド
Last Published:
2024-11-11
Product(s):
NetBackup (10.5)
- 概要
- クラウドオブジェクトストア資産の管理
- クラウドオブジェクトストア資産の保護
- クラウドオブジェクトストア資産のリカバリ
- トラブルシューティング
- バージョン 10.5 にアップグレードすると、初回の完全バックアップ時の加速が減少する
- バックアップ後、shm フォルダと共有メモリ内の一部のファイルがクリーンアップされない
- NetBackup バージョン 10.5 にアップグレードした後、古いポリシーついて、ポリシーのコピー、有効化、および無効化が失敗することがある
- バックアップがデフォルトのストリーム数で失敗し「NetBackup COSP プロセスの開始に失敗しました (Failed to start NetBackup COSP process)」というエラーが返される
- コンテンツのエンコードが GZIP であるオブジェクトの GCP ストレージでバックアップが失敗するか、部分的に成功する。
- 元のバケットリカバリオプションのリカバリが開始されたが、ジョブがエラー 3601 で失敗する
- リカバリジョブが開始しない
- リストアが失敗しました: 「エラー bpbrm (PID=3899) クライアントのリストア 終了状態 40: ネットワーク接続が切断されました (Error bpbrm (PID=3899) client restore EXIT STATUS 40: network connection broken)」
- 元の場所にある既存のオブジェクトを上書きした後にアクセス層プロパティがリストアされない
- 複数のタグがある OR クエリーに対する Azure でのアクセラレータ最適化の低下
- バックアップが失敗し、ドット (.) を含む Amazon S3 バケット名で証明書エラーが表示される
- タグキーの名前または値のタグクエリーにスペースが含まれていると Azure バックアップジョブが失敗する。
- クラウドオブジェクトストアアカウントでエラーが発生した
- ポリシーの選択中にバケットの一覧が空になる
- 既存の領域を選択すると Cloudian で 2 番目のアカウントの作成が失敗する
- 2825 未完了のリストア操作によりリストアに失敗した
- [クラウドオブジェクト (Cloud objects)]タブでバケットを追加すると、クラウドプロバイダのバケットの一覧表示に失敗する
- クラウドストアアカウントがターゲットドメインに追加されていない場合、ターゲットドメインで AIR インポートイメージのリストアが失敗する
- バックアップホストまたはストレージサーバーのバージョン 10.3 で旧バージョンのメディアサーバーを使用すると Azure Data Lake に対するバックアップが失敗する
- Azure Data Lake でバックアップが部分的に失敗する: エラー nbpem (pid=16018) クライアントのバックアップ (Error nbpem (pid=16018) backup of client)
- Azure データレイクのリカバリが失敗する: 「パスが深すぎるため、この操作は許可されません (This operation is not permitted as the path is too deep)」
- 空のディレクトリが Azure Data Lake でバックアップされない
- リカバリエラー: 「代替ディレクトリの場所が無効です。(Invalid alternate directory location.) 文字列は、1,025 文字より短い有効な文字で指定する必要があります。(You must specify a string with length less than 1025 valid characters.)」
- リカバリエラー: 「無効なパラメータが指定されました (Invalid parameter specified)」
- リストアが失敗する:「COSP 操作を実行できません。次のオブジェクトをスキップしています: [/testdata/FxtZMidEdTK] (Cannot perform the COSP operation, skipping the object: [/testdata/FxtZMidEdTK])」
- 誤ったクレデンシャルでクラウドストアアカウントの作成が失敗する
- 不適切な権限による検出エラー
- オブジェクトロックによるリストアエラー
複数のタグがある OR クエリーに対する Azure でのアクセラレータ最適化の低下
説明
「OR」演算子を使用して複数のタグ条件を組み合わせたクエリーが 1 つ以上あるクラウドオブジェクトストアポリシーがある場合、アクセラレータ対応クラウドオブジェクトストアポリシーを使用した Azure コンテナのバックアップは、加速が低下するか、変更されていないデータをバックアップします。
これは、複数のタグにわたるオブジェクトの順序付けがアクセラレータに対して予想どおりに行われていないために発生します。トラックログに存在しているのにトラックログに見つからないオブジェクトは少ないため、これらのオブジェクトはアクセラレータの利点を得ることなく繰り返しバックアップされます。
回避方法
Azure に対して複数のタグ条件を組み合わせる際に OR 条件を使用しないでください。代わりに、タグごとに個別のクエリーを作成します。
例:
クエリー名とデータ型を指定するクエリー (tagKey eq 'type' and tagValue eq 'text') or (tagKey eq 'type' and tagValue eq 'none) があるとします
データ型が text のクエリー (tagKey eq 'type' and tagValue eq 'text') と、データ型が none のクエリー (tagKey eq 'type' and tagValue eq 'none') という 2 つのクエリーを作成できます。
メモ:
こうすることで、最初のバックアップではこれらの新しいクエリーの加速は行われません。以降のバックアップでは、問題が解決していることを確認できます。