NetBackup™ Web UI Apache Cassandra 管理者ガイド
NetBackup 10.0 からの Cassandra のアップグレード
Cassandra のサポートは NetBackup 10.0 から追加されました。NetBackup 10.0 では CLI のみをサポートし、ポリシーベースのバックアップとリストアが可能です。NetBackup 10.1 以降のリリースでは、NetBackup API と Web UI を使用した Cassandra のサポートが含まれています。これは保護計画の方式に基づきます。NetBackup 10.1 は CLI を使用したバックアップまたはリストアをサポートしていないため、NetBackup はリストア CLI を使用した古いバックアップイメージのリストアのみをサポートしています。
NetBackup 10.0 からアップグレードする際、Cassandra バックアップのポリシーがある場合は、次の操作を行います。
Cassandra バックアップのポリシーを削除する必要があります。
サポートされていないため、CLI を使用してバックアップを作成しないようにします。
Web UI から DSS と Apache Cassandra クラスタを構成し、新しいバックアップスケジュールで開始します。
プライマリ、メディア、クライアントで NetBackup 10.1 以降を実行していることを確認します。NetBackup 10.1 の Cassandra では旧バージョンのメディアまたはクライアントはサポートされません。
NetBackup 10.0 の古いバックアップイメージをリストアする場合は、Web UI で構成された Cassandra クラスタとステージングクラスタがあることを確認します。さらに、NetBackup 10.0 と同様に Cassandra クラスタの tpconfig
設定を行う必要があります。『NetBackup 10.0 Cassandra 管理者ガイド』で、リストアに関するセクションを確認してください。ターゲット Cassandra クラスタの tpconfig
ベースの構成が必要です。tpconfig
を使用し、ターゲット Cassandra クラスタのすべてのクレデンシャルの確認と構成がすでに完了している場合は、リストアを開始できます。完了していない場合は、次の手順に従います。
ターゲット Cassandra クラスタのクレデンシャルがあることを確認します。詳しくは、『NetBackup 10.0 管理者ガイド』を参照してください:「NetBackup での Cassandra クレデンシャルの追加」
リストアの前提条件が満たされていることを確認します:「Cassandra のリストアの前提条件」
ターゲット Cassandra がまだ構成されていない場合は、Cassandra の構成を行います。「Cassandra のリストアの構成」を参照してください。
「リストアの組み合わせ」に一覧表示されているサポート対象のリストアの組み合わせに基づいて選択ファイルを作成していることを確認し、ファイル名を変更します。