NetBackup™ Web UI 管理者ガイド

マルウェアスキャンを開始するには、次の手順を実行します。

1. 左側で［検出とレポート (Detection and reporting)］、［マルウェアの検出 (Malware detection)］の順にクリックします。
2. ［マルウェアの検出 (Malware detection)］ページで［マルウェアのスキャン (Scan for malware)］をクリックします。
3. ［検索条件 (Search by)］オプションで、次のいずれかを選択します。

   • バックアップイメージ (Backup images)

   • ポリシー形式別の資産 (Assets by policy type)

     メモ:

     NetBackup は、マルウェアスキャンで MS-Windows、NAS-Data-Protection、および Standard のポリシー形式をサポートします。

   • 保護計画別の資産 (Assets by protection plans)

     メモ:

     NetBackup はマルウェアスキャンで VMware 資産をサポートします。

   上記のスキャンオプションについて詳しくは、次のオンデマンドスキャンを参照してください。

   • バックアップイメージを参照してください。

   • ポリシー形式別の資産を参照してください。

   • 保護計画別の資産を参照してください。

   次の手順は、ポリシー形式別の資産と保護計画別の資産のスキャンに適用されます。

4. ［クライアント (Client)］または［資産 (Asset)］テーブルで、スキャンするクライアントまたは資産を選択します。
5. ［次へ (Next)］をクリックします。

   メモ:

   (［検索 (Search by)］オプションで［ポリシー形式別の資産 (Assets by policy type)］が選択されている場合にのみ適用可能) 上記の手順で選択したクライアントが複数のポリシー形式をサポートする場合、ユーザーはスキャンに単一のポリシー形式を選択できます。

6. ［開始日付 / 時刻 (Start date/time)］と［終了日付 / 時刻 (End date/time)］で、日時の範囲を確認または更新します。

   メモ:

   選択基準に従って、スキャンが最大 100 イメージまで開始されます。

7. ［スキャナホストプール (Scanner host pool)］で、適切なホストプール名を選択します。
8. (NAS-Data-Protection ポリシー形式にのみ適用可能) ［ボリューム (Volume)］フィールドで、NAS デバイス用にバックアップするボリュームを選択します。

   メモ:

   ボリュームレベルのフィルタ処理では、NAS-Data-Protection ボリュームバックアップの最上位ディレクトリのみをフェッチします。ボリュームレベルのフィルタ処理は、最上位ディレクトリがボリュームの場合にのみ適用されます。このような場合、ユーザーは［検索条件 (Search by)］オプションの［バックアップイメージ (Backup images)］オプションを使用して個々のバックアップイメージを選択できます。

9. ［マルウェアスキャンの現在の状態 (Current status of malware scan)］から、次のいずれかを選択します。

   • 未スキャン (Not scanned)

   • 感染なし (Not infected)

   • 感染 (Infected)

   • すべて (All)

10. ［マルウェアのスキャン (Scan for malware)］をクリックします。

    警告:

    検索には 100 個以上のイメージがあります。100 個を超えるイメージはスキャンできません。日付範囲を調整して再試行してください。

11. スキャンが開始されると、［マルウェアのスキャン (Malware Scan)］の進捗が［マルウェアの検出 (Malware Detection)］ページに表示されます。状態フィールドは次のとおりです。

    • 未スキャン (Not scanned)

    • 感染なし (Not infected)

    • 感染 (Infected)

    • 失敗 (Failed)

      メモ:

      失敗の状態を示すツールのヒントにカーソルを合わせると、スキャンが失敗した理由が表示されます。

      検証で失敗したバックアップイメージは無視されます。マルウェアスキャンがサポートされるのは、サポート対象のポリシー形式で、インスタントアクセス機能を備えた、MSDP ストレージに格納されたバックアップイメージのみです。

    • 保留中 (Pending)

    • 処理中 (In progress)