Veritas NetBackup™ Copilot™ for Oracle 構成ガイド
アプライアンスの共有のマウント
この手順では、Linux または Solaris Oracle サーバーで、共有をマウントする方法について説明します。Windows Oracle サーバーの共有をマウントする方法について詳しくは、http://docs.oracle.com/ で dNFS (Direct NFS) を設定するためのマニュアルを参照してください。
メモ:
Copilot での NFS クライアントのパフォーマンスを最適にするには、dNFS (Oracle Direct NFS) を使用することをお勧めします。
次の手順を実行して、アプライアンス共有をマウントします。
アプライアンス共有のマウント
- Oracle サーバーに root としてログオンします。
- 次のコマンドを使用してマウントポイント用のディレクトリを作成します。
- #mkdir /mntpoint
- 次のコマンドを使用してアプライアンス共有をマウントします。<appliancename> をアプライアンスの名前、<share_name> をマウントする共有の名前で置き換えます。
Linux ベースのサーバーでは、次のコマンドを使用します。
- #mount -t nfs <appliancename>:<share_name> -o rw,bg,hard,nointr,rsize=1048576,wsize=1048576,tcp,actimeo=0,vers=3,timeo=600 /mntpoint
Solaris ベースのサーバーでは、次のコマンドを使用します。
- #mount -F nfs <appliancename>:<share_name> -o rw,bg,hard,rsize=1048576,wsize=1048576,vers=3,forcedirectio,nointr,proto=tcp /mntpoint
AIX ベースのサーバーでは、次のコマンドを使用します。
- #mount -F nfs <appliancename>:<share_name> -o cio,rw,bg,hard,nointr,rsize=1048576,wsize=1048576,proto=tcp,noac,vers=3,timeo=600
- 次のコマンドを使用して、マウントポイントへのアクセスに必要な Oracle ユーザー権限を付与します。
- #chmod 700 /mntpoint
- #chown <oracle_user>:<oracle_group> /mntpoint
メモ:
共有の権限を変更するには、共有で no_root_squash オプションが有効になっている必要があります。権限を変更したら、このオプションを無効にできます。共有の NFS オプションを変更するには Edit Share コマンドを使用します。共有の編集について詳しくは、『NetBackup Appliance 管理者ガイド』を参照してください。
メモ:
再起動する前に、すべてのクライアントで共有がマウント解除されていることを確認してください。この操作を実行できない場合、クライアントで共有をマウント解除し、アプライアンスが完全に再起動されてから共有を再マウントしてください。
Copilot の構成の概要を参照してください。