Veritas NetBackup™ リリースノート
- NetBackup 8.1.2 について
- 新機能、拡張機能および変更
- NetBackup 8.1.2 の新機能、変更点、拡張機能
- 操作上の注意事項
- NetBackup のインストールとアップグレードの操作上の注意事項
- NetBackup の管理と一般的な操作上の注意事項
- NetBackup 管理インターフェースの操作上の注意事項
- NetBackup API の操作上の注意事項
- NetBackup Bare Metal Restore の操作上の注意事項
- NetBackup と Veritas CloudPoint に関する操作上の注意事項
- NetBackup データベースとアプリケーションエージェントの操作上の注意事項
- NetBackup の国際化と日本語化の操作に関する注意事項
- NetBackup for NDMP の操作上の注意事項
- NetBackup SAN クライアントおよびファイバートランスポートの操作上の注意事項
- NetBackup Snapshot Client の操作上の注意事項
- NetBackup 仮想化の操作上の注意事項
- NetBackup for VMware の操作上の注意事項
- NetBackup for VMware の操作上の注意事項
- 付録 A. NetBackup ユーザーの SORT について
- 付録 B. NetBackup のインストール要件
- 付録 C. NetBackup の互換性の要件
- 付録 D. 他のNetBackup マニュアルおよび関連マニュアル
NetBackup 8.1.2 の RESTful API
NetBackup 8.1.2 は、更新された RESTful アプリケーションプログラミングインターフェース (API) と新しい RESTful API の両方を備えています。これらの API は、ご使用の環境で NetBackup を構成および管理できる Web サービスベースのインターフェースを提供します。
NetBackup API は、API の構築に最も一般的に使用されている REST (Representational State Transfer) アーキテクチャで構築されています。この API は、HTTP プロトコルを使用して NetBackup と通信します。そのため、NetBackup API はクラウドベースのアプリケーションや、複数のプラットフォームおよびプログラミング言語で簡単に使用できます。API は、メッセージの要求と応答の形式に JSON (JavaScript Object Notation) を使用します。クライアントとサーバー間の通信には、HTTP の要求と応答の形式を使用します。API クライアント (ご使用のプログラム) は、HTTP プロトコルを使用して NetBackup サーバーに API 要求を行います。NetBackup サーバーは要求を処理します。サーバーは成功または失敗を示す適切な HTTP 状態コードをクライアントに返します。クライアントは、サーバーの応答から必要な情報を抽出します。
メモ:
NetBackup アクセス制御 (NBAC) が有効になっている環境では、NetBackup API はサポートされません。
NetBackup 8.1.2 には次の API が搭載されています。
NetBackup 認証 API
API 要求を行うときに使用する JSON Web トークン (JWT) によって認証します。JWT は、ログイン API 要求を実行すると取得できます。また、ログアウト API 要求を実行すると無効にできます。
NetBackup 管理 API
NetBackup の管理操作へのアクセスを提供します。API により、特定のジョブの詳細を取得したり、フィルタ基準 (ジョブの再起動または再開、ジョブの一時停止、キャンセルまたは削除、ジョブのファイルリストの取得、ジョブログの取得) に基づいてジョブのリストを取得できます。
NetBackup 資産 API (新規)
NetBackup の資産情報へのアクセスを提供します。
NetBackup カタログ API
バックアップイメージに関する詳細を取得するため、NetBackup カタログへのアクセスを提供します。API では、フィルタに基づいてバックアップイメージをリストに表示したり、特定のバックアップイメージ ID の詳細を取得できます。
NetBackup 構成 API
NetBackup ホスト、NetBackup ポリシー、WebSocket サーバー、VM サーバーのクレデンシャルを構成および管理できます。
NetBackup ライセンス API (新規)
FEDS の使用量の詳細を提供します。フロントエンドテラバイト (FETB) の使用量は、1 つのマスターサーバーまたは複数の信頼できるマスターサーバーに対して提供されます。ポリシー形式ごとの使用量や、容量消費の傾向などの詳細が含まれます。
NetBackup 管理用 API (新規)
アラート操作へのアクセスを提供します。アラートの生成、アラートの詳細の取得、アラート通知の送信を行えます。この API は、アラート通知を送信しない状態コードを除外する機能も提供します。
NetBackup リカバリ API
前回のバックアップからのリカバリを実行する機能を提供します。
NetBackup の役割に基づくアクセス制御管理 API (新規)
NetBackup の役割に基づくアクセス制御 (RBAC) 構成へのアクセスを提供します。
NetBackup セキュリティ API
NetBackup のセキュリティリソースへのアクセスを提供します。この API は、認証トークン、ホスト ID に基づく証明書、セキュリティ構成オプション、および監査を管理します。
NetBackup ストレージ API (新規)
NetBackup マスターサーバーのバックアップストレージへのアクセスを提供します。
詳しくは、SORT で「NetBackup API Reference」を参照してください。この HTML マニュアルで、各 API とそのオプションの説明を参照してください。
メモ:
マニュアルの「はじめに」のセクションを参照してください。
SORT で NetBackup 8.1.2 API リファレンスを検索するには
- SORT ホームページの[ナレッジベース (KNOWLEDGE BASE)]で[文書 (Documents)]を選択します。
- [表示する文書 (Show documents for)]のカテゴリで、次の値を選択します。
製品 (Product): NetBackup
プラットフォーム (Platform): Windows および UNIX (Windows and UNIX)
マニュアルのカテゴリ (Document categories): すべて (All)
マニュアルの言語 (Document languages): すべて (All)
- NetBackup 製品バージョンのリストから NetBackup 8.1.2 を見つけて、[マニュアル (Documentation)]を選択します。
- 『NetBackup 8.1.2 API リファレンス』を選択します。
NetBackup 8.1.2 では、次の API がバージョン化されました。適切なバージョンを指定すれば、これらの API の以前のバージョンも引き続きサポートされます。
GET /config/policies/{policyName}
PUT /config/policies/{policyName}/schedules/{scheduleName}
GET /config/servers/vmservers
GET /security/cacert
メモ:
詳しくは、SORT で『NetBackup 8.1.2 API リファレンス』を参照してください。「はじめに」のセクションで、該当するバージョンのトピックと新機能のトピックを参照してください。