Backup Exec で使用できるテープドライブ設定オプション

記事: 100036695
最終公開日: 2025-05-13
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製品: Backup Exec

問題

Backup Exec で使用できるテープドライブ設定オプション

解決方法

使用できるテープドライブ設定オプションを表示するには、次の手順を実行します。

1. [デバイス]タブをクリックします。

2. [スタンドアロンドライブ]または[ロボットライブラリ]の下に表示されるテープドライブを右クリックします。

3. [プロパティ]を選択します。

4. [設定]タブをクリックします (図 1)。

図 1
 


1 ブロックずつデータを読み取る
このデバイスで 1 回につき 1 ブロックのみのデータを読み取るには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。これにより、バッファブロックのサイズに関係なく、ドライブは 1 回につき 1 ブロックのデータを読み取ります。

1 ブロックずつデータを書き込む
このデバイスで 1 回につき 1 ブロックのみのデータを書き込むには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。これにより、データの書き込みエラー処理を細かく制御できます。

SCSI パススルーモードでデータを読み取る
このデバイスで Microsoft 社のテープデバイス API を使用しないでデータを読み取るには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。これにより、データはデバイスドライバを通じて直接渡されるた め、デバイスエラーが発生した場合、より詳しい情報を入手できます。

SCSI パススルーモードでデータを書き込む
このデバイスで Microsoft 社のテープデバイス API を使用しないでデータを書き込むには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。これにより、データはデバイスドライバを通じて直接渡されるた め、デバイスエラーが発生した場合、より詳しい情報を入手できます。

注意: 上記のすべてのオプションは、ドライブが共有ストレージデバイスである場合にのみ選択することをお勧めします。共有ストレージデバ イスは通常、ファイバーチャネルを通じてストレージエリアネットワーク (SAN) と接続されます。デバイスが SCSI または IDE チャネルを通じて接続されている場合、上記のオプションを選択すると、ドライブのパフォーマンスに悪影響が及びます。

「このドライブは、上書きジョブで起動テープを作成するようにセットアップされます」という最後の行は、起動テープドライブがサーバーに接続されている場合にのみ表示されます。テープドライブを使用して Intelligent Disaster Recovery (IDR) 起動テープイメージを作成できることを確認するためにも、この行は表示される必要があります。

[メディアタイプ]は、ロボットライブラリバーコードリーダーを使用して読み取りや書き込みが可能なメディアのタイプを Backup Exec ソフトウェアに通知するための新しいタブです (図 2)。

図 2


読み取り/書き込みを行うメディアタイプを設定する前にテープデバイスのバーコードルールを設定し、その後でロボットライブラリに対してバーコードルールを有効にする必要があります。
 

 

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