Enterprise Vault™ Compliance Accelerator 管理者ガイド

既存のアイテムの検索とキャプチャを許可

新しい検索の基準を設定するときに、以前にキャプチャされたアイテムを検索の結果に含めることを選択できるかどうか指定します。デフォルトで、そうするオプションが選択されます。

前回の実行以降のバッファ

新しい検索の基準の定義に使うスケジュールを選択するときに、［日付範囲］セクションで［前回の実行以降］を選択できます。このオプションにより、このスケジュール済みの検索を前回実行した後で受信した新しいアイテムを検索するように Compliance Accelerator に指示します。［開始日］フィールドには、検索の最初の実行の開始点となる日付を入力します。

デフォルトでは、［前回の実行以降］を選択すると、前回の検索が実行された日付 (初回の検索の場合は［開始日］の日付) から現在の日付の 1 日前 (昨日) までの範囲が検索対象となります。必要に応じてこの間隔を変更し、現在の日付の n 日前までを検索できます。1 日に複数回実行する検索で［前回の実行以降］を使うには、間隔を 0 に設定します。

件名と内容のフィールドを「OR」で組み合わせる

アイテムの件名と内容の両方で単語を検索するとき、1 つの基準に一致するアイテムのみを見つけるか、両方の基準に一致するアイテムを見つけるかを指定します。デフォルトでは、Compliance Accelerator は両方の基準を満たすアイテムのみを検索します。

その他の部門の検索の無効化

新しい検索の基準を定義するときに、［作成者と受信者］領域で［その他の部門］オプションを利用可能にするかどうかを指定します。デフォルトでは、Compliance Accelerator は他部門の検索を実行できません。

検索結果のプレビューを無効にする (Disable search results preview)

true に設定すると、リサーチフォルダで検索を実行するユーザーが検索結果をプレビューできなくなります。デフォルトでは、Compliance Accelerator はユーザーによるこれらのアイテムのプレビューは抑止されません。

インデックスボリュームの自動同期の有効化

Compliance Accelerator が検索の間に不明なインデックスボリュームを検出したときに自動的にアーカイブのインデックスボリュームを同期する必要があるかどうかを指定します。デフォルトでは、Compliance Accelerator はインデックスボリュームを自動的に同期します。

検索スレッドの有効化

すべての検索機能を有効と無効のどちらにするかを指定します。デフォルトでは、Compliance Accelerator はこの機能を有効にします。

インデックスが再構築中または失敗した場合は検索エラーとする

インデックスがオフラインであったり、再構築中または失敗した場合、特定のアーカイブの検索からエラーが返されるようにするかどうかを指定します。デフォルトで、Compliance Accelerator はこのような状況でエラーを返します。

アイテムまたは内容に対するインデックスがない場合は検索エラーとする

インデックスが、インデックス付け可能なアーカイブ済みアイテムまたはアイテムの内容をインデックス付けできなかった場合、特定のアーカイブの検索からエラーが返されるようにするかどうかを指定します。デフォルト設定は false (無効) です。

インデックスの幅を正規化する必要がある場合は検索エラーとする

全角文字を正しく処理するためにインデックスが再構築されなければならない場合、特定のアーカイブの検索からエラーが返されるようにするかどうかを指定します。デフォルト設定は［無効］です。

アーカイブがコピーまたは移動された場合にアーカイブの検索は失敗する

移動またはコピーされたアーカイブが検索結果に含まれていない場合、それらのアーカイブの検索に失敗とマーク付けするかどうかを指定します。デフォルトは［False］です。この設定では、このようなアーカイブの検索時に Compliance Accelerator は警告を生成しますが、それらのアーカイブに失敗とマーク付けはしません。

保証されたサンプルの検索タイムアウト (分)

Compliance Accelerator が自動的に検索を受け入れ、サンプリングのための結果を使う前にサンプル検索の実行を保証された分数を指定します。デフォルトは 240 分です。

［ホットワードセット］タグ

新しい検索の基準でホットワードセットを入力するときに、Compliance Accelerator が接頭辞にするタグを指定します。デフォルトは HWS です。

［ホットワード］タグ

新しい検索の基準でホットワードを入力するときに、Compliance Accelerator が接頭辞にするタグを指定します。デフォルトは HW です。

フィルタに表示される検索結果の最大数

選択できる検索をリストする Compliance Accelerator の領域でリストに含める検索の最大数を指定します。デフォルトは 250 です。

最大検索再試行回数

Compliance Accelerator が検索を中止する前にアーカイブの検索を試行する回数を指定します。1 から 50 の範囲で値を入力します。デフォルト値は 5 です。

受け入れ検索スレッドの数

検索結果セットの受け入れに割り当てるスレッド数を指定します。たとえば、デフォルト設定の 5 では、5 個までの検索結果セットを同時に受け入れることができます。1 から 10 の範囲で値を入力します。

削除検索スレッドの数

検索結果セットの削除に割り当てるスレッド数を指定します。たとえば、デフォルト設定の 2 では、2 個までの検索結果セットを同時に削除できます。1 から 10 の範囲で値を入力します。

サンプリング検索スレッドの数

検索結果セットのサンプリングに割り当てるスレッド数を指定します。たとえば、デフォルト設定の 5 では、5 個までの検索結果セットが同時にサンプリングされます。1 から 10 の範囲で値を入力します。

ボルト検索スレッドの数

インデックスサーバーごとにアーカイブ検索に割り当てるスレッド数を指定します。たとえば、デフォルト設定の 10 では、Enterprise Vault サーバーごとに 10 個までのアーカイブを同時に検索できます。1 から 10 の範囲で値を入力します。

最初に選択したメッセージで［このメッセージをリサーチ］のみを許可

［レビュー］ペインの複数のアイテムをクリックし、次に［検索］をクリックする時、Compliance Accelerator は選択アイテムのそれぞれ、または選択アイテムの最初のものにのみ検索基準を指定することを可能にするかどうか指定します。

最も古いアイテムと最も新しいアイテムに基づく検索の最適化

［True］に設定すると、検索基準で指定した日付範囲にアイテムを含まないと Compliance Accelerator が判断したアーカイブを検索から除くことによって、パフォーマンスが改善されます。デフォルト設定は［False］です。したがって、内容が指定した日付範囲内かどうかに関係なく利用可能なすべてのアーカイブが Compliance Accelerator によって検索されます。

この設定は、［ボルトディレクトリの同期］設定オプションの 1 つである［同期スレッドの確認間隔 (秒)］とともに使います。［最も古いアイテムと最も新しいアイテムに基づく検索の最適化］を True に設定する場合は、［同期スレッドの確認間隔 (秒)］を短く設定して、Compliance Accelerator が古くなったデータを検索しないようにする必要があります。たとえば、設定を 3600 秒 (1 時間) と短くすることができます。

サンプリング資格のあるアーカイブに対してのみ保証されたサンプルの検索を実行します。

ランダムサンプリングの資格があるタイプのアーカイブ (Exchange ジャーナル、ドミノジャーナル、SMTP、共有) に保証されたサンプル検索を限定するかどうかを指定します。 デフォルトでは、Compliance Accelerator は保証されたサンプルの検索をこれらのアーカイブタイプに限定して、検索パフォーマンスを向上させます。 ただし、たとえば、Enterprise Vault がそれらに SMTP 項目をアーカイブしている場合、保証されたサンプル検索に他のタイプのアーカイブを含めたいことがあります。

この設定は、Compliance Accelerator の以前のバージョンで「保証されたサンプル検索の非ジャーナルアーカイブを無視する」が呼び出された設定を置き換えます。

［作成者］の指定を要求、［内容］の指定を要求、［開始日］の指定を要求、［受信者］の指定を要求、［件名］の指定を要求、［終了日］の指定を要求

検索を実行する前に、指定基準を入力する必要があるかどうかを指定します。デフォルトでは、この基準は省略可能です。返される検索結果の数が多すぎないように、この基準を必須にすると便利です。

インデックスサービスがビジー状態の場合の再試行時間 (分)

ビジー状態で検索を実行できない Enterprise Vault Indexing Service へのアクセスを Compliance Accelerator が試行する頻度を分単位で指定します。1 から 300 の範囲で値を入力します。デフォルト値は 5 です。

インデックスサービスが実行されていない場合の再試行時間 (分)

利用できない Enterprise Vault Indexing Service へのアクセスを Compliance Accelerator が試行する頻度を分単位で指定します。1 から 300 の範囲で値を入力します。デフォルト値は 5 です。

検索結果の上部にあるメッセージのみを返す

検索で最上位アイテムのみを返すかどうか指定します。このオプションを［無効］に設定することは、最上位アイテムに付随するすべてのファイルが検索の結果で表示されることを意味します。

ファイル名ではなく SMTP 件名を保存

ファイルシステムアーカイブ (FSA) を使ってアーカイブされたアイテムについて、レビューペインに、FSA ファイル名ではなく、SMTP メッセージの件名を表示するかどうかを指定します。

［検索結果」ページの更新間隔

検索の実行中に Compliance Accelerator が結果の概略ページを更新する頻度を秒単位で指定します。1 から 300 の範囲で値を入力します。デフォルト値は 10 です。

検索タイムアウト (時間)

Compliance Accelerator で検索に許容される最大時間を時間数で指定します。デフォルトは 4 時間です。

［検索］ページの更新間隔

Compliance Accelerator が部門の検索ペインを更新する頻度を秒単位で指定します。1 から 300 の範囲で値を入力します。デフォルト値は 20 です。

アプリケーション検索ツリーの［ツリーの高さを制限］オプションを表示

新しい検索の基準を定義するときに、［作成者と受信者］領域で［ツリーの高さを制限］オプションを利用可能にするかどうかを指定します。このオプションを選択すると、［作成者と受信者］領域で部門ツリービューの高さが固定されます。デフォルトでは、Compliance Accelerator はこのオプションを表示しません。

アプリケーション検索ツリーの［すべてを検索］オプションを表示

新しい検索の基準を定義するときに、［作成者と受信者］領域で［すべてを検索］リンクを利用可能にするかどうかを指定します。このリンクをクリックすると、ツリービューのすべての部門が展開されます。デフォルトでは、Compliance Accelerator はこのリンクを表示しません。

新規検索で［保証されたサンプル］オプションを表示する

［保証されたサンプル］の検索を作成できるかどうか指定します。デフォルトでは、できます。

実行中の検索結果を表示

Compliance Accelerator によって検索されたアイテムのレビューをすぐに開始できるように、検索の実行中にユーザーがレビューペインにアクセスできるようにするかどうかを指定します。デフォルトでは、Compliance Accelerator はこれを許可します。

ワーカースレッドの検索結果の合計

システムの実行に許可される検索結果のワーカースレッドの最大数を指定します。これらのスレッドはアーカイブから返される検索の結果を処理します。最大値は 5 で、デフォルト値は 2 です。

検索スレッドの合計

すべてのインデックスボリュームに渡ってシステムの実行に許可される検索スレッドの最大数を指定します。最大値は 500 で、デフォルト値は 100 です。

検索にシーケンス番号を使用

50,000 を超える結果が返される検索のパフォーマンスを最適化します。デフォルトでは、このオプションは有効です。

サービスの起動時にインデックスサービスを同期するまで待機 (分)

Compliance Accelerator が利用可能なインデックスサービスに同期させる前に、起動時に待機する時間を分単位で指定します。0 から 300 の範囲で値を入力します。デフォルト値は 0 です。

サービスの起動時にボルト検索を開始するまで待機 (分)

Compliance Accelerator がアイテムのアーカイブを検索する前に、起動時に待機する時間を分単位で指定します。0 から 300 の範囲で値を入力します。デフォルト値は 0 です。