Veritas System Recovery は スケジュールしていないジョブに対して、新しいリカバリポイントセットの開始設定を認識できません

Article: 100058693
Last Published: 2023-07-04
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Product(s): System Recovery

問題

Veritas System Recovery では、スケジュールなしでジョブを作成できます。

同時に、タスクバーの Veritas System Recovery アイコンを使用し、Veritas System Recovery グラフィカルユーザーインターフェイス (GUI) の外部から任意のジョブを起動できます。

上記の両方のオプションを一緒に使用する場合に、スケジュールなしのジョブをタスクバーから起動すると、[新しいリカバリポイントセット(ベース)の作成を開始するタイミング] の設定は認識されません。この方法で起動されたすべてのジョブは増分バックアップになります。


図1. スケジュールなしのジョブを作成

 

図2. タスク バーからジョブを開始

 

エラーメッセージ

なし

手動で起動したジョブは増分として実行されます。

 

原因

現在、Veritas System Recovery はスケジュールしたジョブのみ、新しいリカバリポイントセットの開始の設定を認識できます。

 

解決策

回避策:

ジョブにスケジュールを設定します。

または

新しいリカバリポイントセットに必要な時間間隔で、Veritas System Recovery GUI を使用してジョブを起動します。

これを行うには、Veritas System Recovery GUI の [バックアップの実行または管理] タブで [オプションを指定してバックアップを実行][新しいリカバリポイントセット] を選択します。

 

この問題は現在、Veritas Technologies LLC によって製品の次のメジャーリビジョンで解決されることが検討されています。現時点では、ソフトウェアの現行バージョンまたは以前のバージョンのパッチまたはホットフィックスによってこの問題に対処する予定はありません。Veritas Technologies LLC は、品質保証テストに合格しなかった場合、またはコード全体の安定性に新たなリスクをもたらした場合、対象のリリースから修正を削除する権利を留保することに注意してください。Veritas の計画は変更される可能性があり、上記の情報に基づいてお客様が行う行動、または上記の情報に依存して行う行動はお客様自身の責任で行われます。
 

References

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