System Recovery Disk (SRD) は タグ VLAN を設定できない

問題

リモートサーバー (リカバリポイントファイルの保存先共有フォルダ) が タグ VLAN 構成の場合、SRD はネットワーク経由で通信できません。

原因

タグ VLAN は NIC のプロパティで設定します。しかし、SRD には IP アドレス、サブネットマスク、デフォルトルーターアドレス以外の NIC プロパティを設定する機能はありません。

解決策

次のいずれかを実施します。

A) ポート VLAN 方式を使用します。
　 ポート VLAN 方式を使用する場合、各サーバーの NIC プロパティを設定する必要はありません。
　 スイッチに接続された SRD 対象サーバーのネットワークケーブルのポートで必要な設定を行います。
　 (ポート VLAN の割当方法については、スイッチベンダーのサポートにお問い合わせください。)

B) リカバリポイントファイルを USB-HDD にコピーし、サーバーに直接続します。
　 リカバリポイントファイルの読み込みがネットワークを経由せず、直接ローカル接続された USB-HDD から読み込むようにします。

C) 一時的に非 VLAN 構成にします。