次の手順を実行すると、Veritas System Recovery (VSR) のバックアップ ジョブとジョブ履歴が削除されます。
注: これらの手順では、既存のリカバリポイントは削除されませんが、VSR のすべての参照先が削除されます。参照から外れたリカバリポイントは有効で、障害回復に使用することが可能です。また、参照から外れたリカバリポイントはVSR の履歴に影響を与えることなく手動で削除できます。
1. Windowsのスタートメニューなどの 「ファイル名を指定して実行
2. 「Veritas System Recovery」サービスを見つけて停止します。
3. 「OLD」という名前の新しいフォルダーを作成し、以下のフォルダから *.PQH, *.PQJ, *.sv2i の拡張子を持つすべてのファイルを移動します。(コピーでなく移動してください)
VSR 18 以降:
C:\ProgramData\Veritas\Veritas System Recovery\
C:\ProgramData\Veritas\Veritas System Recovery\History\
C:\ProgramData\Veritas\Veritas System Recovery\Schedule\
VSR 16 以前:
C:\ProgramData\Symantec\Backup Exec System Recovery\
C:\ProgramData\Symantec\Backup Exec System Recovery\History\
C:\ProgramData\Symantec\Backup Exec System Recovery\Schedule\
4. 以下のフォルダーから "RPAM" を削除します。
VSR 18 以降:
C:\ProgramData\Veritas\
VSR 16 以前:
C:\ProgramData\Symantec\
5. バックアップ先から、隠し属性の "VProRecovery" フォルダおよび "RPAM_Store.dat" ファイルを削除します。
注: これらのファイル、フォルダーを表示するには、エクスプローラーのオプションから「隠しファイルや隠しフォルダーを表示する」を選択し「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」 のチェックを外します。
6. 「SymTrackService」サービスを停止します。
7. コマンドプロンプトを管理者として起動し、次のコマンドを実行します。
FLTMC UNLOAD SSRFsF
8. バックアップ元ボリュームの先頭にある隠し属性の ".vtrack" フォルダーと "VTrackDiskControl.ctl" ファイルを削除します。
9. 参照されないリカバリポイントを新しいフォルダに移動します。移動後のファイルは必要に応じて後で手動で削除します。
注: 新しいバックアップジョブを開始するときはバックアップ先が空である必要があります。
10. コンピューターを再起動し、バックアップジョブを再作成します。