イベント ID 58063: 「Backup Exec アラート: メディアの削除」がジョブの実行中または完了後に報告される

Article: 100036334
Last Published: 2022-05-18
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Product(s): Backup Exec

問題

イベント ID 58063: 「Backup Exec アラート: メディアの削除」がジョブの実行中または完了後に報告される

エラーメッセージ

イベント ID: 58063
ソース: Backup Exec
種類: 情報
説明: Backup Exec アラート: メディアの削除
(サーバー: "") (ジョブ: "") ドライブからメディアを取り出し、[OK]をクリックしてください。

原因

1. デバイスによっては、ジョブの完了後にテープを取り出すオプションが選択されていても、テープを取り出す Backup Exec のコマンドをサポートしていないものがあります。このコマンドをサポートしているデバイスについては、メディアアラートに対する「自動応答」を設定します。

2. メディアがいっぱいで追記できない、メディアが上書き禁止になっている、またはメディアの削除アラートへの応答がありません。

このような場合には、「上書き可能メディアの挿入」アラートに続いて、「メディアの削除」アラートが表示されます。
 

解決方法

この Windows イベントログは、Veritas Backup Exec がストレージデバイスからメディアを排出したことを示しています。ストレージデバイスからメディアを取り出してから、Backup Exec の[アラート]タブに表示されているアラートに対して[OK]をクリックします。Windows イベントには、メディアサーバー名とジョブ名が含まれます。

Backup Exec では、このようなメディアアラートに自動的に応答するように設定できます。アラート設定を指定する方法については、「関連文書 (Related Articles)」に記載されている情報を参照してください。


1. [ジョブの完了後にメディアを取り出す]チェックボックスをオフにして、新しいバックアップジョブを作成します。
 
または
 
2. 以下の図 1 に示すように、[メディアの削除]や[メディアの挿入]などのアラートに対する自動応答を有効にします。 
 
 
図 1:
Image
 
以下の図 2 に示すように、[ツール]メニューの[オプション]の[ユーザー設定]で、[新規アラートを自動表示する]を選択します。このオプションを選択すると、Backup Exec にアラートが表示され、手動で、または自動応答を使って自動的に応答できるようになります。このオプションのチェックマークをはずすと、ユーザーに確認を求める表示はされませんが、[アラート]タブに表示されます。
 
図 2:
Image 
 
 

 

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