Backup Exec 21.4 に関するベストプラクティス

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Product(s): Backup Exec (21.4)
  1. Backup Exec に関するベストプラクティス
    1.  
      Backup Exec のソフトウェア暗号化に関するベストプラクティス
    2.  
      Backup Exec のインストールに関するベストプラクティス
    3.  
      Backup Exec のテープ管理に関するベストプラクティス
    4.  
      Backup Exec ディスクベースストレージに関するベストプラクティス
    5.  
      Backup Exec データライフサイクル管理 (DLM) に関するベストプラクティス
    6.  
      Backup Exec カタログに関するベストプラクティス
    7.  
      Backup Exec バックアップに関するベストプラクティス
    8.  
      Backup Exec で重要なシステムコンポーネントをバックアップするためのベストプラクティス
    9.  
      Backup Exec Agent for Microsoft Exchange Server に関するベストプラクティス
    10.  
      Backup Exec Agent for Microsoft SQL Server に関するベストプラクティス
    11.  
      Backup Exec Agent for Linux に関するベストプラクティス
    12.  
      Backup Exec Agent for Microsoft SharePoint に関するベストプラクティス
    13.  
      Backup Exec Central Admin Server Option に関するベストプラクティス
    14.  
      Backup Exec Agent for Oracle on Windows and Linux Servers に関するベストプラクティス
    15.  
      Backup Exec NDMP Option に関するベストプラクティス
    16.  
      Backup Exec レポートに関するベストプラクティス
    17.  
      Backup Exec と Veritas Update に関するベストプラクティス
    18.  
      Backup Exec Simplified Disaster Recovery に関するベストプラクティス
    19.  
      Backup Exec Agent for Enterprise Vault と Backup Exec Migrator に関するベストプラクティス
    20.  
      Backup Exec Granular Recovery Technology に関するベストプラクティス
    21.  
      Backup Exec Remote Media Agent for Linux に関するベストプラクティス
    22.  
      Backup Exec Agent for Microsoft Hyper-V に関するベストプラクティス
    23.  
      Backup Exec Agent for VMware に関するベストプラクティス
    24.  
      Backup Exec Deduplication Option に関するベストプラクティス
    25.  
      Central Admin Server Option と Backup Exec Deduplication Option を使用するためのベストプラクティス
    26.  
      ドライブローテーション戦略で USB デバイスなどのホットプラグ対応のデバイスを使用するためのベストプラクティス
    27.  
      Backup Exec データベース暗号化キーに関するベストプラクティス
    28.  
      Backup Exec クラウドコネクタの使用に関するベストプラクティス

Backup Exec ディスクベースストレージに関するベストプラクティス

ベストプラクティスには、Backup Exec を使用してディスクベースのストレージを効果的に管理するのに役立つヒントや推奨事項が含まれています。また、使用するエージェント、オプション、機能に関するベストプラクティスを確認する必要があります。

ディスクベースのストレージについて詳しくは『Backup Exec 管理者ガイド』を参照してください。

次のベストプラクティスは、効果的なディスクベースストレージ管理用です。

  • バックアップジョブを作成したときに指定した期間よりも長くバックアップデータを保持する場合は、バックアップセットを複製する必要があります。バックアップ複製ジョブで元のストレージデバイスからテープメディアまたはディスクカートリッジメディアにバックアップデータをコピーできます。これは、長期保存用またはオフサイトストレージ用に送信できます。

  • [ストレージを設定]ウィザードを使用してディスクストレージを作成するとき、Backup Exec にはディスクストレージを作成できるディスクのリストが表示されます。ディスクはアルファベット順には表示されません。代わりに、ディスク領域が最も大きなディスクが一覧の最初に表示されます。どのディスクでも選択できますが、Backup Exec で使用が推奨されるディスクはリストの先頭に表示されます。システムドライブとして使用するディスクは、常にリストの最後に表示されます。システムドライブのディスクストレージを設定しないことをお勧めします。

  • バックアップデータのディスクストレージとして、専用ハードディスクまたは iSCSI 接続のデバイスを使用することをお勧めします。

  • 同じディスクでディスクストレージと重複排除用ディスクストレージを設定してはいけません。

  • ネットワーク共有のディスクストレージを作成する前に、Backup Exec サービスアカウントに読み込み権限と書き込み権限を付与する必要があります。Backup Exec サービスアカウントは、ネットワーク共有にアクセスする Backup Exec サーバー上にあります。

  • Backup Exec がボリュームのルート上に作成する BEControl フォルダのコンテンツを削除したり編集したりしないでください。BEControl フォルダを他のボリュームまたはドライブ文字にコピーしないでください。

  • changer.cfg や folder.cfg ファイルを削除または編集しないように注意してください。これらのファイルはバックアップファイルの情報を格納します。

メモ:

ディスクストレージボリュームで Windows データの重複排除が有効な場合、\BEData フォルダがすでに存在する場合を除き、Backup Exec は \BEData 内のバックアップデータを重複除外から除外します。Simplified Disaster Recovery (SDR) を使って Backup Exec サーバーのローカルリカバリを実行するには、Backup Exec でバックアップデータを除外する必要があります。

ディスクストレージボリュームで Windows データの重複排除が有効な場合、SDR を使ったローカルディザスタリカバリは失敗します。SDR を使う Windows プレインストール環境 (Windows PE) では、Windows データの重複排除が処理するファイルを読み込むことができません。