Enterprise Vault™ IMAP の設定
- IMAP の設定
- IMAP について
- IMAP の設定とユーザーの IMAP アクセスの有効化
- Enterprise Vault についての詳細情報の入手方法
- IMAP ダッシュボードの使い方
- IMAP 用の PowerShell cmdlet
IMAP の設定とユーザーの IMAP アクセスの有効化
Enterprise Vault IMAP アクセスを設定してユーザーの IMAP を有効にするには、ボルトサービスアカウントを使ってログインするか、または IMAP 管理者役割に割り当てられているアカウントを使う必要があります。
詳しくは『管理者ガイド』のロールベースの管理に関する説明を参照してください。
表: IMAP の設定とユーザーの IMAP アクセスの有効化 に、IMAP を設定し、ユーザーが Enterprise Vault IMAP アクセスを利用できるようにするために完了する必要があるタスクを示します。
IMAP の初回の設定では、これらのタスクを順に完了し、各タスクについて理解する必要があります。処理に慣れたら、これらのタスクのほとんどをプロビジョニンググループウィザードで完了できます。たとえば、[新規 Exchange メールボックス IMAP プロビジョニンググループ]ウィザードを実行するとき、適切なポリシーがなければポリシーを作成できます。
表: IMAP の設定とユーザーの IMAP アクセスの有効化
手順 | 作業 | 詳細の参照先セクション |
---|---|---|
手順 1 | SSL を使用して保全しようとする各 IMAP エンドポイントの SSL 証明書を入手します。 | SSL 証明書の取得を参照してください。 |
手順 2 | ユーザーの IMAP が有効になったときに IMAP ユーザーに送信される通知メッセージを編集する。 | IMAP 通知メッセージの編集を参照してください。 |
手順 3 | IMAP エンドポイントと SMTP エンドポイントを定義する。 IMAP エンドポイントは、単一の Enterprise Vault サーバーで実行される IMAP サーバーの設定を定義します。SMTP エンドポイントには、Exchange SMTP サーバーのような環境にある既存の SMTP サーバーの 1 つの設定が含まれます。 | IMAP および SMTP エンドポイントの定義を参照してください。 |
手順 4 | クライアントアクセスプロビジョニングタスクを実行するアカウントのログイン資格情報を受け入れるように SMTP エンドポイントを設定する場合は、ボルトサービスアカウントに IMAP 通知メッセージの送信元であるメールボックスの[送信者]権限を付与する必要があります。 | ボルトサービスアカウントへの[Send As]権限の付与を参照してください。 |
手順 5 | IMAP アクセスを提供する Enterprise Vault サーバーに各 IMAP エンドポイントを割り当てる | |
手順 6 | IMAP ポリシーを定義する。これらのポリシーはプロビジョニンググループによって IMAP ユーザーに適用されます。それぞれの IMAP ポリシーは、ポリシーでプロビジョニングされるユーザーによって使われる IMAP と SMTP のエンドポイントを決定します。 | IMAP ポリシーの定義を参照してください。 |
手順 7 | Exchange と IMAP のプロビジョニンググループを定義する。Exchange IMAP とインターネットメール IMAP プロビジョニンググループは、IMAP アクセスを有効にするユーザーとユーザーグループ、適用する IMAP ポリシーを決定します。インターネットメール IMAP プロビジョニンググループの場合、アーカイブのデフォルトも決定します。 | IMAP プロビジョニンググループの定義を参照してください。 |
手順 8 | IMAP フォルダ制限を確認します。 | IMAP フォルダ制限の確認を参照してください。 |
手順 9 | クライアントアクセスプロビジョニングタスクを実行する | クライアントアクセスプロビジョニングタスクとインデックス管理タスクの実行を参照してください。 |