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NetBackup™ クラウド管理者ガイド
Last Published:
2024-11-11
Product(s):
NetBackup (10.5)
- NetBackup Cloud Storage について
- クラウドストレージについて
- NetBackup のクラウドストレージベンダーについて
- Amazon S3 クラウドストレージの API 形式について
- NetBackup のクラウドストレージの構成
- NetBackup でクラウドストレージの構成を開始する前に
- NetBackup のクラウドストレージの構成
- Cloud のインストール要件
- [拡張性のあるストレージ (Scalable Storage)]プロパティ
- [クラウドストレージ (Cloud Storage)]プロパティ
- NetBackup CloudStore Service Container について
- ホスト名ベースの証明書の配備
- ホスト ID ベースの証明書の配備
- クラウドバックアップ用のデータ圧縮について
- クラウドストレージのデータ暗号化について
- NetBackup クラウドストレージの暗号化の NetBackup KMS について
- クラウドストレージサーバーについて
- クラウドストレージのオブジェクトのサイズについて
- クラウドストレージの NetBackup メディアサーバーについて
- クラウドストレージのストレージサーバーの構成
- クラウドストレージサーバープロパティの変更
- NetBackup クラウドストレージサーバーのプロパティ
- クラウドストレージのディスクプールについて
- クラウドストレージのディスクプールの構成
- NetBackup クラウドストレージ暗号化の KMS キー名のレコードの保存
- クラウド環境へのバックアップメディアサーバーの追加
- クラウドストレージ用のストレージユニットの構成
- NetBackup アクセラレータバックアップと NetBackup 最適化合成バックアップについて
- NetBackup アクセラレータをクラウドストレージで有効にする
- 最適化合成バックアップをクラウドストレージで有効にする
- バックアップポリシーの作成
- クラウドストレージディスクプールプロパティの変更
- 証明書失効リスト (CRL) に対する証明書の検証
- NetBackup クラウドの認証局 (CA) の管理
- 監視とレポート
- 操作上の注意事項
- トラブルシューティング
- 統合ログについて
- レガシーログについて
- NetBackup クラウドストレージログファイル
- libcurl ログの有効化
- NetBackup 管理コンソールを開けない
- クラウドストレージの構成上の問題のトラブルシューティング
- NetBackup の拡張性のあるストレージのホストプロパティを利用できない
- NetBackup CloudStore Service Container への接続が失敗する
- クラウドストレージのディスクプールを作成できない
- クラウドストレージを作成できません
- クラウドストレージサーバーへのデータ転送が、SSL モードで失敗する
- Amazon GovCloud クラウドストレージの設定が非 SSL モードで失敗する
- Google Nearline ストレージからのデータリストアは失敗する場合がある
- 認証バージョン V2 でのストレージリージョンのフェッチの失敗
- スナップショットの親ジョブからのバックアップが状態コード 160 で失敗する
- クラウドストレージの操作上の問題のトラブルシューティング
- 索引
最適化合成バックアップをクラウドストレージで有効にする
最適化合成バックアップには 3 つのバックアップスケジュールが必要です。完全バックアップ、増分バックアップ、合成バックアップを有効にした完全バックアップがなければなりません。増分バックアップでは差分増分か累積増分を使用できます。その後で完全バックアップを実行し、次は増分バックアップを少なくとも 1 回実行して、最後に合成を有効にした完全バックアップを実行する必要があります。最終的なバックアップは最適化合成バックアップです。
メモ:
Hitachi クラウド構成の場合は、暗号化オプションを有効にしていると、True Image Restore(TIR)または合成バックアップが正常に機能しません。TIR または合成バックアップを正常に実行するには、日立社のクラウドポータルを通じて、バケット (または名前空間) のバージョン管理オプションを有効にする必要があります。バージョン管理オプションを有効にする方法について詳しくは、日立社のクラウドプロバイダに問い合わせてください。
NetBackup Cloud Storage で使用するために最適化合成バックアップを有効にする
- NetBackup 管理コンソールで、[NetBackup の管理 (NetBackup Management)]、[ポリシー (Policies)]、ポリシー名を選択します。[編集 (Edit)]>[変更 (Change)]を選択し、[属性 (Attributes)]タブを選択します。
- [True Image Restore 情報を収集する (Collect true image restore information)]の[移動検出を行う (with move detection)]を選択します。
- [ポリシーストレージ (Policy storage)]オプションが有効なクラウドストレージユニットであることを確認します。
[ポリシーストレージ (Policy storage)]で指定したストレージユニットはサポートされているいずれかのクラウドベンダーのユニットである必要があります。[ポリシーストレージ (Policy storage)]に[任意 (Any Available)]を設定することはできません。
バックアップが最適化合成バックアップであったかどうかの判断
- NetBackup 管理コンソールで、[アクティビティモニター (Activity Monitor)]を選択します。チェックするバックアップをダブルクリックします。
- [状態の詳細 (Detailed Status)]タブをクリックします。
- [Performing Optimized Synthetic Operation]の状態を確認します。この表示はバックアップが最適化合成バックアップだったことを示します。