Backup Exec 22.1 Readme

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Product(s): Backup Exec (22.1)

Backup Exec 22.1 の新機能

表: Backup Exec 22.1 の新機能

項目

説明

Microsoft 365 のサポート - フェーズ II

Backup Exec では、Microsoft 365 データをバックアップおよびリストアできます。

次の作業負荷がサポートされます。

  • SharePoint Online

  • Teams (Graph Export API を使用)

    これらの API は従量制で、Microsoft 社に関連するコストが発生します。コストについて詳しくは、Microsoft のマニュアルを参照してください。

    https://learn.microsoft.com/ja-jp/graph/teams-licenses

Microsoft 365 の保護のフェーズ I には、Exchange Online と OneDrive のサポートが含まれていました。

SQL Server 2022 のサポート

Backup Exec は、SQL Server 2022 を保護するようになりました。SQL Server 2022 で Backup Exec データベースをホストすることもできます。

Backup Exec Agent for Oracle

Agent for Oracle は Oracle 19c と Oracle 21c をサポートするようになりました。

仮想マシンの部分的なリストアのサポート

Backup Exec では、仮想マシンのバックアップ内から選択したディスクをリストアできます。これにより、他のディスクに影響を与えずに重要なディスクをより速くリストアでき、データを損失することもありません。

Azure オブジェクトロック

Backup Exec クラウド重複排除で構成された Azure クラウドストレージで WORM (Write Once Read Many) 対応バックアップセットを作成できるようになりました。Azure オブジェクトストレージは、ランサムウェアからの保護を提供し、クラウドへの重複排除機能を活用します。

Backup Exec では、すでに S3 オブジェクトロックのサポートが拡張されています。

新しいクラウドストレージリージョンのサポート

Backup Exec ユーザーがクラウドストレージを選択すると、次のクラウドストレージリージョンのサポートにより、柔軟性とコスト効率が向上するというメリットがあります。

  • Google: コロンバス

  • Google: ダラス

  • Google: ミラノ

  • Google: マドリード

  • Google: パリ

  • Amazon: 中東 (UAE)

サポート対象のクラウドストレージリージョンについて詳しくは、Backup Exec のハードウェア互換性リスト (HCL) を確認してください。次の URL で HCL を確認できます。

http://www.veritas.com/docs/000017788

Agent for Linux

Agent for Linux では以下がサポートされるようになりました。

  • Red Hat Enterprise Linux 9.0

  • Red Hat Enterprise Linux 9.1

  • CentOS 9.0

  • Oracle Enterprise Linux 9.0

  • Oracle Enterprise Linux 9.1