Backup Exec 21.4 Readme
- Backup Exec 21.4 Readme- この Readme について
- Backup Exec 21.4 の新機能
- Backup Exec で現在サポートされていない機能または必要条件
- 他の情報参照場所
- Backup Exec マニュアルの注意事項
- Backup Exec のインストールに関する注意事項
- ソフトウェア互換性リスト(SCL)とハードウェア互換性リスト(HCL)およびドライバに関する注意
- Agent for Windows に関する注意事項
- Deduplication Feature に関する注意事項
- Agent for VMware に関する注意事項
- Agent for Hyper-V に関する注意事項
- SharePoint Agent の注意事項
- Exchange Agent に関する注意事項
- Agent for Oracle に関する注意事項
- SQL Agent に関する注意事項
- システムディザスタリカバリに関する注意事項
- Central Admin Server Feature に関する注意事項
 
Agent for Oracle に関する注意事項
次の注意事項には、Oracle 12c 以降のサポート対象データベースがインストールされた Backup Exec Agent for Oracle on Windows or Linux Servers を使う場合の詳細が示されています。
- プラガブルデータベース (PDB) の特定時点 (PIT) でのサーバー開始リストアまたは DBA 開始リストアを実行する前に、管理者以外の Oracle ユーザーを管理者グループに手動で追加して、Oracle サービスを再起動する必要があります。この条件が適用されるのは、Windows サーバーで、管理者以外の Oracle ユーザーによって Oracle 12c 以降のサポート対象データベースが実行されている場合のみです。 
- 保護する Oracle インスタンスが Linux の Oracle 12c 以降のサポート対象 RAC の一部になっている場合は、Oracle ユーザーに切り替えてから Backup Exec Agent ユーティリティを実行して、各 RAC ノードで Oracle インスタンスを設定します。 
- Backup Exec Agent ユーティリティで Oracle 12c 以降のサポート対象インスタンスを設定するには、SYSBACKUP 特権を持つユーザーを使用します。 
- Oracle 社は、ルートデータベースのみをリストアするとメタデータの不整合が起きることがあるので、ルートデータベースのみのリストアを推奨しません。代わりに、コンテナデータベース (CDB) 全体をリカバリしてください。 
- ルートの特定の時点(PIT)へのリストアジョブは失敗し、「CDB$ROOT データベースの指定はサポートされていません」というエラーメッセージが表示されます。 - この機能は Oracle によってサポートされていません。 
- Oracle Agent ユーティリティは ASM ディスクに指定されているパスを検証できないので、指定したパスを受け入れることができません。したがって、入力したパスが正しく、アクセス可能であることを確認する必要があります。 
- プラガブルデータベース (PDB) の特定時点 (PIT) でのリストア中に、リストアジョブはデフォルトで 10 分間キューに入った状態になります。10 分が経過すると、リストアジョブは再開します。詳しくは、次のテクニカルノートを参照してください。