検索クエリーを入力してください
<book_title> を検索 ...
NetBackup™ for DB2 管理者ガイド
Last Published:
2023-12-28
Product(s):
NetBackup & Alta Data Protection (10.3)
- NetBackup for DB2 の概要
- NetBackup for DB2 のインストール
- NetBackup for DB2 の構成
- DB2 用のバックアップポリシーの構成について
- DB2 ポリシーへのバックアップ対象の追加について
- UserExit プログラムを使用したアーカイブログファイルのバックアップについて
- 実行時環境の構成
- NetBackup for DB2 のシェルスクリプトについて
- DB2 のバックアップおよびリストアの実行
- NetBackup for DB2 を併用した Snapshot Client の使用
- Snapshot Client を併用した NetBackup for DB2 の操作について
- スナップショットバックアップからの NetBackup for DB2 のリストア
- UNIX の NetBackup for DB2 Block Level Incremental バックアップの構成について
- Snapshot Client の影響について
- NetBackup for DB2 のトラブルシューティング
- NetBackup for DB2 のログファイルについて
- 付録 A. DB2 EEE (DPF) 環境用の構成
- 付録 B. SAP® を併用した NetBackup for DB2 の使用
- 付録 C. 承認を受けた場所の登録
大規模なデータベースのリストアにおけるタイムアウトエラーの最小化
大規模なデータベースのリストアは、複数のリストアセッションでリソースの競合が発生すると、失敗する場合があります。この場合、リストアセッションは、メディアまたはデバイスのアクセスを待機するため、遅延が発生することがあります。この遅延が長すぎると、リストアセッションはタイムアウトになります。セッションのタイムアウトを最小化し、リストアを正常に完了するには、次の手順を実行します。
大規模なデータベースのリストアにおいてタイムアウトエラーを最小化する方法
- NetBackup Web UI で、[ホスト (Hosts)]、[ホストプロパティ (Host properties)]の順に展開します。
- クライアントを選択します。
- 必要に応じて、[接続 (Connect)]をクリックします。
- [クライアントの編集 (Edit client)]をクリックします。
- [タイムアウト (Timeouts)]をクリックします。
- [クライアントの読み込みタイムアウト (Client read timeout)]プロパティに十分な値を設定します。
デフォルトの[クライアントの読み込みタイムアウト (Client read timeout)]設定は、300 秒 (5 分) です。データベースエージェントクライアントの場合は、推奨値から大幅に値を大きくします。
『VERITAS NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』を参照してください。
たとえば、この設定を 30 - 60 分に変更して、タイムアウトエラーを最小化します。
- [保存 (Save)]をクリックします。
メモ:
この変更によって、以降のバックアップ時に問題の検出が遅れる場合があります。変更を必要とするリストアが完了したら元の値に戻すことを考慮してください。