NetBackup™ バックアップ、アーカイブおよびリストアスタートガイド
通常バックアップまたはアーカイブバックアップの手順には、次のタスクが含まれています。
リストアを行う項目を検索します。
項目をリストアする宛先を選択します。
適切なリストアオプションを選択します。
リストアのジョブ優先度を変更します (任意)。
ファイルとフォルダをリストアするには
- リストアする項目を選択するには、画面で項目の左側にあるチェックボックスにチェックマークを付けます。
個々の項目の隣にあるチェックマークは、それらの項目が選択されていることを示します。ディレクトリ (フォルダ) の隣のチェックマークは、ディレクトリのすべての項目が選択されていることを示します。ディレクトリの隣のスラッシュマークは、その中の一部の項目のみが選択されていることを示します。
インターフェースの右ペインでディレクトリを選択した場合、最新のイメージのみがリストア用に選択されます。左ペインでディレクトリが選択された場合は、すべての時間範囲のイメージが選択されます。
ディレクトリからすべてのデータをリストアすることが目的の場合は、左側のペインからディレクトリを選択します。ディレクトリを選択すると、選択した時間範囲のすべてのイメージが追加され、リストアされるデータ量が増えます。この処理はすべてのバックアップ形式に適用されます。
- リストアする項目がディスクストレージユニット上に存在するバックアップイメージにある場合は、プレビューにメディアは表示されません。
[OK]をクリックして、このダイアログボックスを閉じます。
- [マークされたファイルのリストア (Restore Marked Files)]ダイアログボックスで、リストアの要件を満たすために次のオプションを選択します。
リストアオプション (Restore Options)
ジョブの優先度 (Job Priority)
[デフォルトの優先度を上書きする (Override default priority)]チェックボックスをクリックして優先度番号を設定することによってこのリストアの優先度を変更できます。
デフォルトは 90000 です。利用可能な範囲は 0 から 99999 です。数字が大きいほど優先度は高くなります。
- [リストアの開始 (Start Restore)]をクリックします。
- リストアが完了するまで数分かかる場合があります。リストア操作を開始した後、[バックアップ、アーカイブおよびリストア (Backup, Archive, and Restore)]インターフェースを閉じて、他のタスクを実行できます。NetBackup はバックグラウンドで操作を継続します。
メモ:
バックアップジョブの進捗ログはデフォルトのログファイルに格納されます。ジョブのデフォルトのログファイルのパスは[タスクの進捗 (Task Progress)]タブの[上記のタスク選択の結果 (Results of the Task Selection Above)]ペインに表示されます。