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Veritas NetBackup™ マスターサーバーのクラスタ化管理者ガイド
Last Published:
2021-01-01
Product(s):
NetBackup & Alta Data Protection (9.0)
- NetBackup マスターサーバーのクラスタ化の概要
- Windows Server Failover Clustering での NetBackup
- UNIX または Linux 上の Veritas Cluster Server での NetBackup
- Unix または Linux 上の VCS に NetBackup フェールオーバーサーバーをインストールする場合のインストール前チェックリストについて
- Windows 上の Veritas Cluster Server での NetBackup
- Solaris Cluster での NetBackup
- NetBackup の構成
- 操作上の注意事項
- 付録 A. 複数インターフェースを使用するクラスタ内の NetBackup マスターサーバー
Solaris Cluster での NetBackup フェールオーバーサーバーのアップグレード
NetBackup をアップグレードする場合は、次の手順を実行します。以前のバージョンの NetBackup とともにインストールされた Solaris Cluster エージェントも必要です。
メモ:
NetBackup では、既存のフェールオーバー非対応 NetBackup サーバーの、フェールオーバー対応 NetBackup サーバーへのアップグレードはサポートされていません。ベリタステクニカルサポートにお問い合わせください。
Solaris Cluster で NetBackup フェールオーバーサーバーをアップグレードするには
- カタログバックアップを含むクラスタ環境の有効なバックアップが存在することを確認します。
- クラスタ外で実行されている各 NetBackup サーバーについて、サーバーリストが正しいことを確認します。このリストには、NetBackup を実行できる各ノードの名前と仮想サーバーの名前が含まれている必要があります。
- 次のコマンドを実行して NetBackup を管理対象外の状態にします。
/usr/cluster/bin/scswitch -n -j scnb-hars
- アクティブノードに、NetBackup サーバーをインストールします。
次の点に注意してください。
『NetBackup インストールガイド』に記載されている手順に従って、NetBackup サーバーをインストールします。
サーバー名を指定する必要がある場合は、サーバーの仮想名を指定します。
- NetBackup サーバーがフェールオーバーできるそれぞれの非アクティブノードに、NetBackup サーバーソフトウェアをインストールします。
次の点に注意してください。
『NetBackup インストールガイド』に記載されている手順に従って、NetBackup サーバーをインストールします。
サーバー名を指定する必要がある場合は、サーバーの仮想名を指定します。
- 次のコマンドを実行します。
/usr/cluster/bin/scswitch -e -j scnb-hars
NetBackup リソースがオンラインになり、Solaris Cluster で NetBackup リソースの監視が再開されます。
- NetBackup リソースグループをオフラインにしてから、オンラインにします。
- アップグレードをインストールしたら、クラスタ内のすべてのノードにセキュリティ証明書が配備されているかどうかを確認します。配備されていない場合、クラスタ内のすべてのノードでセキュリティ証明書を生成します。
クラスタ化された NetBackup セットアップでの証明書の配備について詳しくは、『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください。
- NetBackup サーバーがインストールされているそれぞれのノードで、NetBackup オプション製品をアップグレードします。
オプション製品をインストールする前に NetBackup グループを凍結する必要があります。
- NetBackup がクラスタ内で正しくフェールオーバーできることを確認します。