Veritas NetBackup™ for Hyper-V 管理者ガイド

ここでは、次の nbrestorevm オプションを使います。

• - vmhv

  元の場所へのリストアを示します。

• -vmhvnew

  別の場所へのリストアを示します ( - vmhv の代わり)。

• -vmhvstage

  ステージングまたは一時的な場所へのリストアを示します。

• -vmncf

  他の VM と共通でファイルを使う VM の場合、このオプションで VM はリストアされますが、共通ファイルはリストアされません。

• -C virtual_machine_to_restore

  リストアする VM を識別します。VM 名はバックアップポリシーの［プライマリ VM 識別子 (Primary VM identifier)］オプションで選択された名前の種類と一致する必要があります。たとえば、VM が VM 表示名によってバックアップ済みであれば、-C オプションで VM の表示名を使用します。

  メモ:

  VM 名に含まれるスペースは -C オプションで %20 のように表す必要があります。VM 名が acme vm1 の場合、「acme%20vm1」と入力します。

• -vmid

  代わりの場所にリストアするには、リストアされた VM の元の GUID を保持します (新しい GUID を作成しない)。

• -R absolute_path_to_rename_file

  代わりの場所へのリストアの場合、VM のファイルをリストアする指示句を含むテキストファイル (名前変更ファイル) へのパスを記述します。名前変更ファイルはリストアされた VM ファイル (xml、bin、vsv、vhd) のオリジナルのパスと新しいパスを指定します。名前変更ファイルは 4 種類の VM ファイルすべてのパスを指定する必要があります。

  代替の場所にリストアする Hyper-V の例を参照してください。

  さらなる注意は名前変更ファイルで利用可能です。

  Hyper-V 向けの nbrestorevm -R 名前変更ファイルを参照してください。

• -vmserver Hyper-V_server

  リストアの対象とは別のサーバーを指定します。デフォルトは VM をバックアップした Hyper-V Server です。VM をバックアップした Hyper-V Server にリストアするには、このオプションを省略します。

• - S master_server

  バックアップを作成したマスターサーバーを指定します (現在のマスターと異なる場合)

• -O

  VM と関連付けられたリソースがすでに存在する場合は上書きします。このオプションは VM がターゲット位置にある場合、必須です。

• -w [hh:mm:ss]

  nbrestorevm コマンドは、システムプロンプトに戻る前にリストアの完了を待機します。

  - w オプションなしで、nbrestorevm はリストアを開始し、終了します。NetBackup 管理コンソールのアクティビティモニターでジョブの完了状態を確認できます。

• -L progress_log_file [-en]

  リストアに関するデバッグ情報を含む既存のファイルを指定します。nbrestorevm を実行するサーバーが英語以外のロケール向けに構成されている場合、-en オプションを指定すると英語の追加のログファイルが作成されます。