Enterprise Vault™ レジストリ値

Enterprise Vault には、次のフィルタ処理機能があります。

• ジャーナルの選択。

  この機能を使うと、Exchange Server ジャーナルメッセージの簡易フィルタが提供されます。 アーカイブするメッセージをアドレスごとに選択する Exchange ジャーナルタスクのフィルタを設定します。 他のメッセージは削除されます。

• ジャーナルのグループ化。

  この機能を使うと、以降の検索範囲を狭めるために、Exchange ジャーナルタスクで選択したメッセージをマーク付けできます。 この機能は、大量のジャーナル化された電子メールがあり、ユーザーの特定のグループ間で送信されるメッセージを識別できるようにする場合に特に有効です。

• カスタムフィルタ。

  この機能により以下のためのさらに高度なフィルタ処理が提供されます。

  • Exchange メールボックス、ジャーナル、パブリックフォルダのアーカイブ

  • Domino メールボックスとジャーナルのアーカイブ

  • ファイルシステムアーカイブ

  それぞれの場合、フィルタはアーカイブ実行中のアーカイブタスクの動作を制御します。

  Exchange および Domino サーバーアーカイブの場合、汎用フィルタが Enterprise Vault とともに出荷されます。 どのメッセージが選択され、どんな処置をタスクが実行するかを制御するルールを作成します。 ルールは電子メールアドレス、件名、メッセージの方向、特定のメッセージプロパティの値などの 1 つ以上の属性を照合してメッセージを選択することができます。 ルールはまた選択したメッセージがどのように処理されるか定義します。 これには、特定の保持カテゴリの割り当て、指定したアーカイブへの格納、指定した種類またはサイズの添付ファイルの削除、メッセージの削除またはマーク付けを含めることができます。

  ファイルシステムアーカイブのフィルタ処理によって、特定のファイル属性を照合し、特定のフィルタ処理を選択したファイルに適用してファイルを選択できます。 たとえば、ファイルをショートカットを作成または作成せずにアーカイブすること、別の保持カテゴリを適用すること、あるいはファイルを削除することができます。 ファイルシステムアーカイブの場合、汎用フィルタは出荷されません。 Enterprise Vault の API を使ってフィルタを作成できます。