Enterprise Vault™ Discovery Accelerator インストールガイド

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Product(s): Enterprise Vault (14.5)
  1. Discovery Accelerator の概要
    1.  
      Discovery Accelerator の主な機能
    2.  
      Discovery Accelerator のコンポーネントについて
    3. 製品のマニュアル
      1.  
        Veritas サポート Web サイトのホワイトペーパー
      2.  
        Discovery Accelerator トレーニングモジュール
  2. Discovery Accelerator のインストール準備
    1. Discovery Accelerator の設定オプション
      1.  
        Discovery Accelerator の大規模なインストールの設定
      2.  
        Discovery Accelerator の小規模なインストールの設定
    2.  
      Discovery Accelerator 環境でサポートされる Enterprise Vault のバージョン
    3. Discovery Accelerator の前提条件
      1.  
        SQL Server コンピュータの前提条件
      2.  
        Discovery Accelerator サーバーコンピュータの前提条件
      3.  
        Enterprise Vault サーバーコンピュータの前提条件
      4.  
        Discovery Accelerator クライアントコンピュータの前提条件
    4.  
      多くの添付ファイルまたは多くの受信者を含むアイテムの処理を有効にするための Outlook の設定
    5.  
      Windows および ASP.NET 一時フォルダ権限の設定
    6. 一時フォルダのセキュリティの必要条件
      1.  
        一時フォルダへのユーザーとグループのアクセス権の追加
    7.  
      Discovery Accelerator 環境を中断できるネットワーク機能の無効化
    8.  
      Discovery Accelerator サーバー上の Windows Search サービスの無効化
    9.  
      Windows Server サービスが Discovery Accelerator サーバーで実行していることの確認
    10.  
      SQL Server エージェントサービスの設定
    11.  
      ボルトサービスアカウントへの SQL Server ロールの割り当て
    12.  
      SQL フルテキスト検索インデックスサービスのインストールと設定
    13.  
      Enterprise Vault による配布リスト展開の確認
  3. Discovery Accelerator のインストール
    1. Discovery Accelerator サーバーソフトウェアのインストール
      1.  
        Enterprise Vault で Windows のファイアウォールを通した Discovery Accelerator への通信を許可する
      2. 設定データベースとカスタマーデータベースの作成
        1.  
          分析データベースの場所の設定
      3. カストディアンマネージャ Web サイトの設定
        1.  
          カストディアンマネージャの同期アカウントに必要な Active Directory 権限を割り当てる
      4.  
        Discovery Accelerator レポートテンプレートのアップロード
      5. SQL Server Always On 環境で使うための Discovery Accelerator の設定
        1.  
          Always On 環境での SQL Server Reporting Services の使用
      6. クラスタ環境への Discovery Accelerator のインストール
        1.  
          ネットワーク負荷分散クラスタで使う Discovery Accelerator の設定
      7.  
        Discovery Accelerator データベースのセキュリティの最大化
    2. Discovery Accelerator クライアントソフトウェアのインストール
      1.  
        Discovery Accelerator クライアントの設定ファイルの修正
      2.  
        MSI インストーラパッケージを使った Discovery Accelerator クライアントのインストール
  4. 付録 A. Discovery Accelerator が使用するポート
    1.  
      Discovery Accelerator のデフォルトのポート
    2.  
      Discovery Accelerator が使用するポートの変更
  5. 付録 B. トラブルシューティング
    1.  
      Discovery Accelerator 14.5 にアップグレードするときにイベントログにエラーメッセージが表示される
    2.  
      Enterprise Vault Accelerator マネージャサービスが作成されない
    3.  
      Enterprise Vault Accelerator マネージャサービスが起動しない
    4.  
      UAC が有効なコンピュータで顧客データベースを作成しようとするときに「アクセスが拒否されました」メッセージが表示される
    5.  
      Symantec Endpoint Protection が実行されている場合は Discovery Accelerator カスタマーデータベースを作成またはアップグレードできない
    6.  
      UAC が有効なコンピュータから Discovery Accelerator クライアントをアンインストールする場合に権限エラーが発生する
    7.  
      Discovery Accelerator クライアントを共有の場所からアンインストールした場合に他のユーザーがクライアントを起動できないことがある
  6. 付録 C. Enhanced Auditing 機能のインストールと設定
    1.  
      概要
    2.  
      Enhanced Auditing 機能の前提条件
    3.  
      Enhanced Auditing 機能のインストール
    4.  
      インストール後の手順
    5.  
      Enhanced Auditing セットアップのアップグレード
    6.  
      Enhanced Auditing セットアップの変更
    7.  
      Enhanced Auditing セットアップの修復
    8.  
      Enhanced Auditing セットアップのアンインストール
    9.  
      Discovery Accelerator からのアクセスの管理

Enhanced Auditing セットアップの変更

Enhanced Auditing セットアップを変更するには

  1. Veritas Enhanced Auditing インストーラを起動します。インストーラを起動するには、次のいずれかの手順を実行します。
    • コマンドプロンプトから MSI ファイルを実行します。

    • 利用可能な MSI ファイルを右クリックし、[インストール]をクリックします。

    • [コントロールパネル]に移動し、[プログラムの追加と削除]アプレットをダブルクリックします。インストールされているプログラムの一覧で[Veritas Enhanced Auditing]を見つけてクリックします。インストーラを右クリックし、[変更]をクリックします。

    [ようこそ]ウィザードが開きます。

    メモ:

    途中でインストールをキャンセルする場合は、[キャンセル]をクリックします。[キャンセル]をクリックすると、キャンセル操作の確認を求めるメッセージが表示されます。インストールプロセスを中断すると、必要なときにインストールを再度実行するよう求められます。操作を完了する場合は、[はい]をクリックし、[完了]をクリックしてインストールを中止します。インストールを続行する場合は、[いいえ]をクリックします。

  2. [次へ]をクリックして[設定]ウィザードに進みます。[インストールの変更、修復、または削除]ページで、[修正]をクリックします。
  3. [Veritas Enhanced Auditing 設定]画面で次の詳細を入力して監査サーバーの Web サイトを作成し、セキュリティで保護されたアクセスを有効にします。次に、[次へ]をクリックします。
    • サーバー名: 必要に応じて、監査サーバーの DNS エイリアス名または FQDN を変更します。

    • ポート: 必要に応じて、監査サーバーサイトのポートを変更します。利用可能な新しいポートを入力します。デフォルトの IIS ポート 80 は使用しないでください。

    • 監査サーバーにアクセスできる IP アドレスのカンマ区切りリスト: 監査サーバーにアクセスするサーバーの IP アドレスのカンマ区切りリストを入力します。これらは、Discovery Accelerator サーバーで有効になっている各プロトコル (IPv4 と IPv6) の IP アドレスです。以前の IP アドレスを保持する場合は、それらを削除しないでください。以前の IP アドレスを削除すると、新しい IP アドレスで以前の IP アドレスが上書きされます。新しい IP アドレスは、それらをカンマで区切って追加できます。IP アドレスの範囲 (10.1.2.3,10.1.2.11-15 など) も指定できます。

    • 保存フォルダのパス: 必要に応じて、監査データを一時的に格納する別のディレクトリを参照します。

      以前に選択した保存フォルダは、使用中でなくても、変更後に削除されることはありません。

      メモ:

      保存フォルダのアクセス制御リスト (ACL) が変更されていないことを確認してください。SYSTEM、組み込み管理者、監査サーバーアカウント、IIS APPPOOL\AuditingServer などのデフォルトユーザーは変更しないでください。

      これらの詳細に基づいて、監査サーバーの URL 形式は https://<auditservername>:<portnumber> のようになります。

  4. [次へ]をクリックします。

    メモ:

    Elasticsearch URL を変更しようとすると、既存のサーバーデータ (監査固有) が新しいサーバーに自動的に移行されないことを示す警告メッセージがアプリケーションに表示されます。したがって、Elasticsearch URL を変更する前に、使用する Elasticsearch サーバーにそのデータを手動で移行する必要があります。そうしないと、データが失われます。

  5. [設定]ウィザードの[インストール準備完了]ページで、[インストール]をクリックします。
  6. [Veritas Enhanced Auditing 設定]ページで、Elasticsearch のインストール場所が適切であることを確認します。次に、[次へ]をクリックします。
  7. 変更が完了したら、[完了]をクリックし、サーバーを再起動して変更を適用します。
  8. 変更固有のログを表示するには、Veritas Enhanced Auditing セットアップをインストールしたフォルダに移動し、Logs フォルダにアクセスします。