NetBackup IT Analytics Data Collector インストールおよび構成ガイド

フィールド

説明

コレクタドメイン (Collector Domain)

コレクタのバックアップポリシーが追加されるコレクタのドメイン。［コレクタドメイン (Collector Domain)］は読み取り専用フィールドです。

デフォルトでは、新しいポリシーのドメインはコレクタのドメインと同じです。このフィールドは、コレクタを追加するときに設定されます。

ポリシードメイン (Policy Domain)

［コレクタドメイン (Collector Domain)］は、Data Collector のインストール処理中に指定されたドメインです。［ポリシードメイン (Policy Domain)］は、Data Collector 用に構成されるポリシーのドメインです。［ポリシードメイン (Policy Domain)］は、［コレクタドメイン (Collector Domain)］と同じ値に設定する必要があります。ドメインは、ホストグループ階層の最上位を識別します。新しく検出されたホストはすべて、［ポリシードメイン (Policy Domain)］に関連付けられているルートホストグループに追加されます。通常は、1 つの［ポリシードメイン (Policy Domain)］のみがドロップダウンリストで利用可能になります。管理対象サービスプロバイダの場合、顧客ごとに独自のホストグループ階層を持つ一意のドメインが存在します。

ドメイン名を見つけるには、ログオン名をクリックし、メニューの［マイプロファイル (My Profile)］を選択します。ドメイン名はプロファイル設定に表示されています。

例: yourdomain

管理サーバーのアドレス* (Management Server Addresses*)

精査する 1 つ以上の NEC iStorage HS (HYDRAstor) フローティング IP アドレスまたはホスト名。カンマ区切りのアドレスがサポートされています。

たとえば、192.168.1.10、myhost

ユーザー名* (Username*)

NEC iStorage HS (HYDRAstor) の管理者ユーザー名。

パスワード* (Password*)

NEC iStorage HS (HYDRAstor) の管理者パスワード。

アレイの詳細の精査 (Array Details Probe)

デフォルトでは、システム、ファイルシステム、ユーザーなどのアレイの詳細が収集されます。時計アイコンをクリックして、スケジュールを作成します。収集の間隔は分、時間、日、週、月単位でスケジュール設定できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。

NEC iStorage HS (HYDRAstor) にデータがない場合 (［データ削減率 (Data Reduction Ratio)］が［該当なし (N/A)］の場合)、NASFileServer 操作と SystemCapacity 操作は失敗します。

SystemCapacity 操作では、「データとメタデータ」と「パリティ」のデータを収集できますが、「データ」と「パリティとメタデータ」のデータは収集できません。

アレイパフォーマンス (Array Performance)

収集する NEC iStorage HS (HYDRAstor) システムのパフォーマンスに関連するデータ。時計アイコンをクリックして、スケジュールを作成します。収集の間隔は分、時間、日、週、月単位でスケジュール設定できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。

ファイルシステム容量の詳細が 1 日に 1 回収集されます。

メモ (Notes)

Data Collector ポリシーのメモを指定または編集します。最大文字数は 1024 文字です。ポリシーのメモは、特定のベンダーのポリシー情報とともに保持され、［コレクタ管理 (Collector Administration)］ページにも検索可能な列として表示されます。

テスト接続 (Test Connection)

テスト接続では、Data Collector プロセスを開始して、ポリシーにある IP アドレスとクレデンシャルを使用してサブシステムへの接続を試みます。この検証プロセスは正常終了のメッセージか、特定の接続エラーのリストを返します。テスト接続では、エージェントサービスが実行中であることが必要です。いくつかの要因が検証要求の応答時間に影響するため、一部の要求には他の要求よりも時間がかかる場合があります。

たとえば、サブシステムへの接続が遅延する場合があります。同様に、Data Collector で実行しているその他のスレッドの処理が原因で、応答に遅延が発生する場合があります。

また、［管理 (Admin)］、［データ収集 (Data Collection)］、［コレクタ管理 (Collector Administration)］で利用可能な［実行 (Run)］機能を使用して、データの収集をテストすることもできます。このオンデマンドのデータ収集を実行すると、ドメイン、ホストグループ、URL、Data Collector ポリシー、データベース接続など、個々のポリシーレベルでインストールの概要の検証が開始されます。また、個々の精査とサーバーを選択して、収集の実行をテストすることもできます。