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NetBackup™ NAS 管理者ガイド
Last Published:
2022-10-28
Product(s):
NetBackup (10.1)
- 第 I 部 NAS バックアップについて
- 第 II 部 NAS-Data-Protection (D-NAS) の使用
- D-NAS の概要
- D-NAS 構成の前提条件
- NAS ボリュームの D-NAS ポリシーの構成
- アクセラレータの使用
- D-NAS ポリシーを使用したレプリケーション
- D-NAS バックアップからのリストア
- トラブルシューティング
- トラブルシューティング
- ログレベルの設定
- Linux プラットフォームのログディレクトリ
- Windows プラットフォームのログフォルダ
- スナップショットからのリストアが状態 133 で失敗する
- スナップショットからのバックアップがエラー 50 で失敗する
- スナップショットの親ジョブからのバックアップがエラー 4213 (スナップショットのインポートに失敗しました (Snapshot import failed)) で失敗する
- バックアップホストプールの作成が「ホストリストのフェッチに失敗しました (Failed to fetch host list)」というエラーで失敗する
- スナップショットジョブが失敗し、スナップショットコマンドがボリューム名を認識しない
- NetApp NAS ボリュームのアクセラレータが有効になっている増分バックアップ
- スナップショット方式: 自動
- NAS-Data-Protection ポリシーのスナップショットジョブからのバックアップがエラー 4213 で失敗する
- 第 III 部 セクション 3
- NetBackup for NDMP の概要
- NetBackup for NDMP について
- ネットワークデータ管理プロトコル (NDMP) について
- NDMP バックアップの形式
- NetBackup の NDMP ポリシーについて
- NetBackup ストレージユニットについて
- 異なるホストへのテープドライブの割り当てについて
- NDMP バックアップ処理について
- NDMP リストア処理について
- ダイレクトアクセスリカバリ (DAR) について
- Snapshot Client の補足情報
- NDMP の多重化について
- Replication Director の NDMP サポートについて
- NDMP を使用した Replication Director の制限
- NetApp clustered Data ONTAP (cDOT) に対する NDMP のサポートについて
- NetBackup for NDMP のインストールについての注意事項
- NDMP に接続されたデバイスへの NDMP バックアップの構成
- NDMP に接続されたデバイスの構成について
- NAS (NDMP) ホストへの NetBackup アクセスの認証
- 3-Way バックアップとリモート NDMP のアクセス権について
- [メディアおよびデバイスの管理 (Media and Device Management)]の構成について
- デバイスの構成ウィザードを使用した NDMP ファイラの設定
- ボリュームの追加について
- NDMP パスワードとロボット接続の検証について
- NDMP ストレージユニットの追加
- NDMP ポリシーの作成について
- バックアップ対象リスト内の環境変数について
- NetApp cDOT バックアップポリシーに適しているホストの選択について
- NDMP ポリシーのスケジュールのバックアップ形式について
- DAR の有効化または無効化について
- クラスタ環境での NetBackup for NDMP の構成
- NetBackup メディアサーバーへの NDMP バックアップ (リモート NDMP) の構成
- NDMP ダイレクトコピーの構成
- Accelerator for NDMP
- リモート NDMP とディスクデバイス
- NetBackup for NDMP での Shared Storage Option (SSO) の使用
- バックアップおよびリストアの手順
- トラブルシューティング
- NetBackup for NDMP のスクリプトの使用
- NetBackup for NDMP スクリプトについて
- ndmp_start_notify スクリプト (UNIX の場合)
- ndmp_start_notify.cmd スクリプト (Microsoft Windows の場合)
- ndmp_end_notify スクリプト (UNIX の場合)
- ndmp_end_notify.cmd スクリプト (Microsoft Windows の場合)
- ndmp_start_path_notify スクリプト (UNIX の場合)
- ndmp_start_path_notify.cmd スクリプト (Microsoft Windows の場合)
- ndmp_end_path_notify スクリプト (UNIX の場合)
- ndmp_end_path_notify.cmd スクリプト (Microsoft Windows の場合)
- ndmp_moving_path_notify スクリプト (UNIX の場合)
- ndmp_moving_path_notify.cmd スクリプト (Microsoft Windows の場合)
- NetBackup for NDMP の概要
指定した時点へのロールバック
スナップショットを使用して、ボリューム全体またはファイルシステム全体を、最小の I/O でリストアすることもできます。このようなリストアを、指定した時点へのロールバックといいます。ロールバックでは、スナップショットのすべてのデータがリストアされ、個々のファイルのリストアは実行できません。
警告:
ロールバックを行うと、リストアするスナップショットの作成日時以降に作成されたすべてのファイルが削除されます。ロールバックにより、ファイルシステムまたはボリュームは指定した時点の状態に戻ります。この時点より後に行われたデータの変更または作成されたスナップショットは、すべて失われます。
また、1 つのディスクまたはボリュームグループに複数の論理ボリュームがあり、特定の論理ボリュームの[指定した時点へのロールバック (Point in Time Rollback)]を実行した場合、ディスク全体またはボリュームグループが指定した時点にリストアされます。
ロールバックを実行できるのは、ファイルシステムまたはボリュームをクライアント上の元の場所にリストアする場合だけです。
スナップショットを使用したロールバックの実行:
- バックアップ、アーカイブおよびリストアインターフェースを起動します。
- [リストア (Restore Files)]タブをクリックします。
- [処理 (Actions)]、[NetBackup マシンおよびポリシー形式の指定 (Specify NetBackup Machines and Policy Type)]の順に選択して、サーバー、ソースクライアント、ポリシー形式および宛先クライアントを指定します。
- [リストア形式 (Restore type)]で、[指定した時点へのロールバック (Point in Time Rollback)]を選択します。
[ディレクトリの参照 (Browse directory)]フィールドがグレー表示され、デフォルトで root (/) が選択されます。
[バックアップ履歴 (Backup History)]ウィンドウですべての日付を表示すると (日付範囲は設定できません)、インスタントリカバリバックアップが表示されます。
- リストからイメージを選択して、[OK]をクリックします。
イメージの内容が、[リストア (Restore Files)]タブの[ディレクトリ構造 (Directory Structure)]ペインに表示されます。
- ロールバックするボリュームを選択し、[リストア (Restore)]をクリックします。