NetBackup™ Snapshot Manager for Data Center 管理者ガイド

スナップショットレプリケーション

NetBackup Snapshot Manager for Data Center Replication では NetApp クラスタモードアレイ上でスナップショットをレプリケートできます。clustered Data ONTAP (cDOT) は、ストレージの仮想マシン間 (SVM または vServer) および cDOT クラスタ間におけるスナップショットのレプリケートに使います。

レプリケーションは NAS と SAN の両方がサポートされます。NetBackup Snapshot Manager for Data Center は、NetApp 同期レプリケーションと非同期レプリケーションをサポートします。同期レプリケーションでは、Sync ポリシーと StrictSync ポリシーがサポートされます。非同期レプリケーションでは、DPDefault、MirrorAllSnapshots、MirrorAndVault、MirrorLatest、Unified7year、XDPDefault などのポリシーがサポートされます。

サポート対象のポリシーは、NetBackup 内では「NetApp_SnapMirror」と「NetApp_SnapVault」のレプリケーション形式として表されます。ユーザーはこれらのレプリケーション形式を SLP のレプリケーション先として選択し、目的のレプリケーション先にスナップショットをレプリケートできます。

次の表に、NetApp_SnapMirror と NetApp_SnapVault のさまざまなポリシーの違いを示します。

SNAPMIRROR_TIMEOUTパラメータは、スナップショットレプリケーションのタイムアウトを調整するように構成できます。この設定を変更するには、Netapp セクションの下の /cloudpoint/flexsnap.conf ファイルを次のように変更します。

[netapp] netapp_replication_job_timeout = 90

値 90 は、タイムアウト期間を分単位で表します。スナップショットレプリケーションのデフォルトのタイムアウトは 60 分であることに注意してください。