NetBackup™ Snapshot Manager for Data Center 管理者ガイド

NetBackup Snapshot Manager for Data Center fluentd 構成ファイルについて

Fluentd は、ログメッセージのソース、ログの選択に使用するルールとフィルタのセット、ログメッセージを配信するためのターゲットの宛先を定義する構成ファイルを使用します。

NetBackup Snapshot Manager for Data Center ホスト上で稼働する fluentd デーモンは、さまざまな宛先に NetBackup Snapshot Manager for Data Center ログを送信する役割を担います。これらのターゲットは、入力データソースや必須の fluentd パラメータなど、その他の詳細とともに、プラグインの構成ファイル内に定義されます。NetBackup Snapshot Manager for Data Center の場合、これらのプラグイン構成は、NetBackup Snapshot Manager for Data Center ホスト上の fluentd 構成ファイル (/cloudpoint/fluent/fluent.conf 内) に格納されます。fluentd デーモンは、この構成ファイルから出力プラグインの定義を読み込み、NetBackup Snapshot Manager for Data Center ログメッセージを送信する場所を決定します。

デフォルトでは、次の出力プラグイン定義が構成ファイルに追加されます。

STDOUT: これは、NetBackup Snapshot Manager for Data Center ログメッセージを /cloudpoint/logs/flexsnap.log に送信するために使用されます。

このプラグインは次のように定義されます。

# Send to fluentd docker logs
<store>
@type stdout
</store>

さらに、NetBackup Snapshot Manager for Data Center fluentd 構成ファイルには、次の宛先のプラグイン定義が含まれます。

これらのプラグイン定義はテンプレートとして提供され、ファイル内でコメント化されます。実際の Splunk または ElasticSearch ターゲットを構成するには、これらの定義のコメントを解除し、必要に応じてパラメータ値を置換します。