Backup Exec Agent ユーティリティのヘルプ

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Product(s): Backup Exec (21.4)

Oracle Agent の設定オプション

次の Oracle Agent の設定オプションを設定できます。

???を参照してください。

???を参照してください。

表: Oracle Agent の設定オプション

項目

説明

ローカルのインスタンス名

Oracle インスタンスの名前を表示します。インスタンスを編集した場合、インスタンス名を変更することはできません。

Oracle RAC ノードの場合は、各物理ノードの完全修飾ドメイン名を入力します。

ノードのドメインネームの絶対表記は[バックアップとリストア]タブのサーバーのリストで現れます。

名前は、RAC-<dbname>-<dbid> の形式で表示されます。ここで、dbname はデータベース名、dbid はデータベース ID です。

ユーザー名

Oracle インスタンスのユーザー名を表示します。

Oracle インスタンスのクレデンシャルが変更された場合は、Oracle インスタンスに対する SYSDBA 権限を持つユーザーを入力しなければなりません。

Oracle RAC ノードの場合は、すべてのノードで同じセットのクレデンシャルを入力します。

Oracle 12c 以降のサポート対象データベースでは、SYSBACKUP 権限のあるユーザー名を入力する必要があります。

パスワード

Oracle インスタンスのユーザー名のパスワードを表示します。

パスワードの確認

パスワードを再表示して確認します。

Oracle ホームユーザーには、Backup Exec のログおよび Data フォルダへのアクセス権が付与されます

Oracle 12c 以降のサポート対象バージョンから、Oracle データベースは Oracle ホームユーザーの使用をサポートしています。このユーザーは管理者以外のユーザーです。したがって、このユーザーには Backup Exec のログおよび Data フォルダへのアクセス権が必要です。

メモ:

このフィールドは、Oracle 12c 以降のサポート対象データベースにのみ利用可能です。

PDB リストア用の補助インスタンスパス

プラガブルデータベース (PDB) を特定の時点までリカバリする場合、RMAN は最初に適切なバックアップから PDB ファイルをリストアします。PDB のリカバリには、RMAN は指定した特定の時点にあったようにルートコンテナのテーブル領域の復元のコピーを必要とします。このリカバリタスクを達成するため、RMAN はルートコンテナの復元、システムおよびシステム補助のテーブル領域から成る一時的な補助データベースを作成します。

リストアするデータベースがファストリカバリ領域を使用している場合は、RMAN は <FRA>/<SID>/datafile ディレクトリにあるこのエリアに補助データベースファイルを作成します。ただし、この領域に十分な空きがない場合には、RMAN は次のエラーを表示します。

ORA-19809: limit exceeded for recovery files

リストアするデータベースがファストリカバリ領域を使用していない場合は、RMAN は[PDB リストアのための補助インスタンスのパス]フィールドで指定した場所に補助データベースのデータファイルを作成します。

Agent Utility for Windows は指定した補助パスを検証します。このパスが利用できない(存在しない)場合は、ユーティリティは補助パスを作成します。このパスを指定しないと、RMAN はファストリカバリ領域が構成され、十分な容量があると見なします。

Agent ユーティリティは ASM ディスクに指定されているパスを検証し、指定のパスを受け入れることができません。したがって、入力したパスが正しく、アクセス可能であることを確認する必要があります。

メモ:

このフィールドは、Oracle 12c 以降のサポート対象データベースでのみ有効になります。

リカバリカタログを使用する

Oracle リカバリカタログを使用する予定であることを示します。

Oracle Agent は、Oracle データベースのバックアップ、リストアおよびリカバリを管理するための RMAN リカバリカタログの使用をサポートしています。リカバリカタログを使用しない場合、RMAN は、メタデータの唯一のリポジトリとしてソースデータベースの制御ファイルを使用します。

RMAN の接続のターゲットは、ターゲットのデータベース (制御ファイル) またはリカバリカタログのいずれかです。Oracle 12c 以降のサポート対象バージョンでは、リカバリカタログが設定されていないと、RMAN はコンテナデータベースに接続します。

TNS 名

Oracle Net Service 名を表示します。

ユーザー名

Oracle リカバリカタログのユーザー名を表示します。

パスワード

Oracle リカバリカタログのパスワードを表示します。

パスワードの確認

リカバリカタログのパスワードを再表示して確認します。

Backup Exec サーバー名または IP アドレス

DBA 開始バックアップジョブを送信する Backup Exec サーバーの名前または IP アドレスを表示します。

すべての操作で同じ形式の名前解決を使用する必要があります。

ジョブテンプレート名

DBA 開始ジョブでバックアップおよびリストア操作に使用する Backup Exec ジョブテンプレートの名前を表示します。Backup Exec サーバーの[DBA 開始ジョブの設定]ダイアログボックスでジョブテンプレートを作成します。ジョブテンプレートの指定を省略した場合は、デフォルトのジョブテンプレートが使用されます。

???を参照してください。