NetBackup™ for PostgreSQL 管理者ガイド

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Product(s): NetBackup (11.1)
  1. 概要
    1.  
      NetBackup Web UI での PostgreSQL 資産の構成と保護の概要
  2. PostgreSQL インスタンスとデータベースの管理
    1.  
      PostgreSQL インスタンスとデータベースを保護するためのクイック構成チェックリスト
    2.  
      PostgreSQL インスタンスの構成
    3.  
      PostgreSQL インスタンスの追加
    4.  
      インスタンスのクレデンシャルを管理
    5.  
      PostgreSQL データベースの検出
    6.  
      PostgreSQL インスタンスの削除
    7.  
      PostgreSQL 資産の自動検出の間隔の変更
  3. PostgreSQL 環境のクレデンシャルの管理
    1.  
      新しい PostgreSQL クレデンシャルの追加
    2.  
      デフォルトの PostgreSQL 管理者
    3.  
      PostgreSQL インスタンスのクレデンシャルの検証
    4.  
      資産に適用されているクレデンシャル名の表示
    5.  
      指定したクレデンシャルの編集または削除
  4. PostgreSQL インスタンスとデータベースの保護
    1. PostgreSQL インスタンスとデータベースを保護する前に知っておくべきこと
      1.  
        バックアップの実行
    2.  
      PostgreSQL インスタンスとデータベースの保護
    3.  
      PostgreSQL 資産の保護設定のカスタマイズ
    4.  
      PostgreSQL インスタンスの保護の削除
    5.  
      PostgreSQL インスタンスの保護状態の表示
  5. PostgreSQL インスタンスとデータベースのリストア
    1.  
      PostgreSQL インスタンスとデータベースをリストアする前に知っておくべきこと
    2.  
      リストア前チェックについて
    3.  
      PostgreSQL インスタンスとデータベースのリストア
    4.  
      リストアターゲットのオプション
    5.  
      PostgreSQL のリストア前チェック
    6.  
      リストア操作後にリカバリを実行する手順
    7.  
      PostgreSQL クラスタ配備のリストアとリカバリ後に実行する手順
    8.  
      制限事項
  6. PostgreSQL の操作のトラブルシューティング
    1.  
      NetBackup for PostgreSQL のトラブルシューティング
    2.  
      PostgreSQL クレデンシャルの追加中のエラー
    3.  
      PostgreSQL インスタンスとデータベースの検出フェーズ中のエラー
    4.  
      PostgreSQL 保護計画の作成中のエラー
    5.  
      PostgreSQL 資産への保護計画のサブスクライブ中のエラー
    6.  
      PostgreSQL 資産の削除中のエラー
    7.  
      PostgreSQL 資産のバックアップ中のエラー
    8.  
      PostgreSQL 資産イメージのリストア中のエラー
  7. PostgreSQL インスタンスとデータベースの API
    1.  
      API を使用した PostgreSQL の管理、保護、リストア
  8.  
    索引

PostgreSQL インスタンスとデータベースの保護

PostgreSQL インスタンスとデータベースを保護計画にサブスクライブするには、次の手順を実行します。保護計画に資産をサブスクライブするときに、定義済みのバックアップ設定を資産に割り当てます。

メモ:

ユーザーに割り当てられている RBAC の役割が、管理する資産と、使用する保護計画にアクセスできる必要があります。

PostgreSQL インスタンスまたはデータベースを保護するには:

  1. 左ペインで、[PostgreSQL]をクリックします。
  2. [インスタンス (Instances)]タブまたは[データベース (Databases)]タブで、インスタンスまたはデータベースのボックスを選択し、[保護の追加 (Add protection)]をクリックします。
  3. 保護計画を選択し、[次へ (Next)]をクリックします。
  4. 次の設定のうち、1 つ以上を編集できます。
    • スケジュールと保持 (Schedules and retention)

      バックアップが行われるタイミングと、バックアップの開始時間帯を変更します。

      スケジュール:

      • 完全 (Full): snapshot、pg_basebackup、pg_dumpall、または pgbackrest を使用してインスタンスのバックアップを完了し、pg_dump ユーティリティを使用してデータベースのバックアップを完了します。

      • 差分増分 (Differential Incremental): 以前のバックアップタイムスタンプに基づいて、NetBackup は、変更された一連のトランザクションログ (WAL ファイル) を識別し、そのバックアップを実行します。

    • バックアップオプション (Backup options)

      [ジョブ制限 (Job limit)]や[バックアップ方式 (Backup method)]などの[データベースオプション (Database options)]を調整します。

      • スナップショット (Snapshot): このオプションは、インスタンスのスナップショットを作成するために使用されます。Windows の場合: VSS スナップショット方式が使用されます。Linux の場合: LVM スナップショット方式が使用されます。

      • pg_basebackup: PostgreSQL のこのユーティリティはインスタンスのバックアップを実行します。LVM 以外の配備の場合にお勧めします。

      • pg_dumpall: PostgreSQL のこのユーティリティはインスタンスの論理バックアップを実行します。LVM 以外の配備の場合にお勧めします。

      • pg_dump: PostgreSQL のこのユーティリティは個別のデータベースの論理バックアップを実行します。

      • pgbackrest: 既存の NetBackup 重複排除プール (MSDP) の NFS 共有を使用してインスタンスの物理バックアップを実行する、Linux プラットフォーム専用のユーティリティです。

        次の項目について確認します。

        • pgbackrest ユーティリティが、インストールされている PostgreSQL と互換性がある。

        • MSDP ストレージが構成されている。詳しくは、『NetBackup 重複排除ガイド』の「ユニバーサル共有の構成と管理」の「ユニバーサル共有を構成するための前提条件」セクションを参照してください。

        • pgbackrest ユーティリティのバイナリパスを path 環境変数にエクスポートする必要があります。

          Linux の場合、 echo "export PATH=$PATH:<pgbackrest_installation_path>" >> ~/.bashrc を使用します。

        • PG_BACKREST_MAX_PROCESSES 環境変数を構成できます。PostgreSQL インスタンスの構成 を参照してください。

        • プライマリサーバーでは、1 クライアントあたりの最大ジョブ数を 1 より大きい値に設定する必要があります。

        • メディアサーバーとストレージサーバーは、Linux プラットフォームにのみ存在する必要があります。

        • SpanFS ストレージユニットはサポートされていません。

      メモ:

      スナップショットベースのバックアップの場合は、アーカイブディレクトリとデータディレクトリを別々の場所に保存することをお勧めします。

      メモ:

      PostgreSQL インスタンスに表領域が構成されている場合は、バックアップ方式 pg_dumpall を使用します。pg_dumpall および pg_dump のバックアップ方式では、増分バックアップはサポートされません。

  5. [保護 (Protect)]をクリックします。

    メモ:

    PostgreSQL インスタンスが root LVM に配備されている場合、スナップショットバックアップ方式は推奨されません。

    PostgreSQL のクラスタ配備の場合、インスタンスはプライマリまたはスタンバイノードで保護できます。