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NetBackup™ for Oracle 管理者ガイド
Last Published:
2024-05-14
Product(s):
NetBackup (10.4)
- 概要
- NetBackup for Oracle のインストール
- Oracle 管理者用の RBAC の構成
- Oracle の検出とデータベースの管理
- Oracle クレデンシャルの管理
- Oracle ポリシーの構成
- NetBackup for Oracle の構成の準備
- Oracle インテリジェントポリシー (OIP) について
- Oracle インテリジェントポリシー (OIP) の作成
- Oracle インテリジェントポリシーに対する Oracle データベースのアップグレードの影響
- NetBackup for Oracle の自動バックアップスケジュール設定
- Oracle インテリジェントポリシーを使用した NetBackup for Oracle スケジュールプロパティについて
- Oracle インテリジェントポリシー - ストレージおよび保持
- Oracle インテリジェントポリシープライマリサーバーの動作について
- [インスタンスとデータベース (Instances and databases)]タブ
- [バックアップ対象 (Backup selections)]タブ
- [Oracle]タブ
- Data Guard ポリシーの作成
- OIP (Oracle インテリジェントポリシー) 用の bpstart_notify スクリプトと bpend_notify スクリプトの作成
- クライアントの RMAN 入出力のログ記録
- スクリプトベースの Oracle ポリシーについて
- NetBackup for Oracle の NetBackup Client Service ログオンアカウントの設定
- NetBackup for Oracle の構成設定のテスト
- Oracle のバックアップとリストアの実行
- Oracle のクローン作成
- NetBackup Copilot for Oracle
- Oracle Copilot について
- 共有を使った NetBackup Appliance での OIP 設定 (Oracle Copilot)
- Oracle Copilot イメージからのインスタントリカバリポイントの作成 (NetBackup Appliance 共有)
- Oracle Copilot インスタントリカバリのインスタントリカバリポイントの削除
- ユニバーサル共有を使った OIP の構成 (Oracle Copilot)
- Oracle Copilot ユニバーサル共有イメージからのインスタントアクセスマウントの管理
- データベースの指定した時点へのリストア後、Oracle Copilot の共有をクリーンアップする
- Oracle Copilot リカバリポイントまたはインスタントアクセスマウントから ASM ストレージへのシングルステップでのリストア
- RMAN を使った、データファイルコピーから ASM ストレージへのリストアについて
- Oracle Copilot でのインスタントアクセス
- Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle
- Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle について
- Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle の動作
- NetBackup for Oracle による Snapshot Client の構成について
- スナップショットバックアップからの NetBackup for Oracle のリストア
- UNIX の NetBackup for Oracle Block Level Incremental バックアップの構成について
- Snapshot Client の影響について
- Replication Director の Oracle サポートについて
- Oracle 用 NetBackup 直接重複排除
- トラブルシューティング
- トラブルシューティング NetBackup for Oracle について
- NetBackup for Oracle のトラブルシューティング手順について
- NetBackup のデバッグログとレポート
- デバッグログの手動での有効化 (Windows) (NetBackup for Oracle)
- デバッグログの手動での有効化 (UNIX) (NetBackup for Oracle)
- NetBackup for Oracle のログファイルについて
- Windows クライアントのデバッグレベルの設定
- UNIX クライアントのデバッグレベルの設定
- RMAN ユーティリティのログについて
- RMAN のバックアップエラーまたはリストアエラーのトラブルシューティング
- Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle のトラブルシューティング
- Error: Unable to re-create online log
- 大規模なデータベースのリストアにおけるタイムアウトエラーの最小化
- データベースバックアップのテープのロードとアンロード回数の最小化
- Oracle 用 NetBackup 直接重複排除 プラグインのデバッグログの手動による有効化
- 付録 A. 重複排除のベストプラクティス
- 付録 B. SFRAC の Snapshot Client サポート
- 付録 C. UNIX および Linux システムでの RMAN を使用しないスクリプトベースの Block Level Incremental (BLI) バックアップ
- RMAN を使用しないスクリプトベースの Block Level Incremental (BLI) バックアップについて
- BLI バックアップおよびリストア操作について
- RMAN を使用しない BLI バックアップのインストール要件の確認
- スクリプトベースの BLI バックアップの NetBackup ポリシーの作成
- バックアップとリストアの実行
- バックアップエラーまたはリストアエラーのトラブルシューティングについて
- 付録 D. XML Archiver
- 付録 E. 承認を受けた場所の登録
MSDP サーバーに対して RMAN バックアップを直接実行する
MSDP サーバーに対して RMAN バックアップを直接実行するための要件:
プラグインが正しくインストールされていること。
OS 環境変数 LD_LIBRARY_PATH に、プラグインのインストールパスが追加されていること。
MSDP アプリケーションのユーザーとパスワードが MSDP サーバーで作成され、OS 環境変数として追加されていること。
Oracle 用 NetBackup 直接重複排除 プラグインには、RMAN が NetBackup MSDP ストレージサーバーと連携して動作できるようにする一連の機能ライブラリが含まれています。UNIX では、NetBackup は RMAN SBT_LIBRARY パラメータを使用して、RMAN サーバーソフトウェアを、Oracle 用 NetBackup 直接重複排除 プラグインがインストールするメディア管理の API ライブラリとリンクします。
バックアップを実行する前に、RMAN スクリプトの割り当てチャネルの PARMS セクションにある SBT_LIBRARY パラメータを使用します。RMAN スクリプトで、SBT_LIBRARY パラメータが Oracle 用 NetBackup 直接重複排除 ライブラリを指すように ALLOCATE 文を変更し、スクリプト内で rman.cfg の場所を指定します。rman.cfg の場所は、インストールされたパスの etc ディレクトリにあります。
例:
RUN
{
ALLOCATE CHANNEL c1 DEVICE TYPE 'SBT_TAPE' PARMS 'SBT_LIBRARY=<plugin_install_path>
/lib/libmsdp_sbt.so, SBT_PARMS=(SBTCONFIG=<plugin_install_path>/etc/rman.cfg)';
backup FORMAT 'bk_d%d_u%u_s%s_p%p_t%t' DATABASE filesperset 1;
backup archivelog all format 'archlog_%d_%T_%s_%p';
RELEASE CHANNEL c1;
}MSDP サーバーに対して RMAN バックアップを直接実行するには:
- 環境変数 LD_LIBRARY_PATH、およびアプリケーションのユーザーとパスワードを設定します。
- デフォルト値を更新します。
- MSDP ストレージサーバーに直接 RMAN バックアップを実行します。