NetBackup™ Web UI Oracle 管理者ガイド

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Product(s): NetBackup (10.1)

Oracle インスタントアクセスバックアップの自動イメージレプリケーションの構成

インスタントアクセスバックアップイメージからのリストアのためにストレージライフサイクルポリシー (SLP) メタデータが確実にレプリケートされるように、ストリームとスナップ SLP にレプリケーションを追加する必要があります。

ユニバーサル共有の SLP (ストレージライフサイクルポリシー) を使用した Oracle Copilot には、スナップショットからのバックアップ操作を含める必要があります。バックアップはインスタントアクセスにのみ使用できます。インスタントリカバリ (nborair) はサポートされていません。

Oracle インスタントアクセスバックアップの自動イメージレプリケーションを構成するには

  1. 2 台の NetBackup マスターサーバー間で自動イメージレプリケーションを構成します。

    自動イメージレプリケーションの構成について詳しくは、『NetBackup™ 管理者ガイド Vol. 1』を参照してください。

  2. Oracle インスタントアクセスの場合、次のストレージライフサイクルポリシー (SLP) を作成します。
    • バックアップ用の stream-slp

    • スナップショットからのバックアップ用の snap-slp

    ストレージライフサイクルポリシーの構成について詳しくは、『NetBackup™ 管理者ガイド Vol. 1』を参照してください。

  3. NetBackup Web UI にサインインします。
  4. 左側で[ストレージ (Storage)]、[ストレージライフサイクルポリシー (Storage Lifecycle Policy)]の順にクリックし、stream-slp ポリシーを選択します。
  5. [バックアップ (Backup)]操作で、[処理 (Actions)]をクリックし、[子の追加 (Add child)]を選択します。
  6. [プロパティ (Properties)]ペインで、[レプリケーション (Replication)]操作を選択し、[ターゲットインポート SLP (Target import SLP)]を選択します。
  7. [作成 (Create)]をクリックして子を追加します。
  8. NetBackup Web UI で[ストレージ (Storage)]、[ストレージライフサイクルポリシー (Storage Lifecycle Policy)]の順にクリックし、snap-slp ポリシーを選択します。
  9. [スナップショット (Snapshot)]操作および[スナップショットからのバックアップ (Backup From Snapshot)]操作で、[処理 (Actions)]をクリックし、[子の追加 (Add child)]を選択します。
  10. [プロパティ (Properties)]ペインで、[レプリケーション (Replication)]操作を選択し、[ターゲットインポート SLP (Target import SLP)]を選択します。
  11. [作成 (Create)]をクリックして子を追加します。

    その後、両方の SLP の[バックアップ (Backup)]操作および[スナップショットからのバックアップ (Backup From Snapshot)]操作に対してレプリケーションが正常に実行されます。