NetBackup™ Web UI 管理者ガイド

ドライブおよびロボットのストレージユニットを追加する場合は、次の項目を考慮に入れます。

• このストレージユニットを追加する場所は、NetBackup のバージョンによって異なります。

  • ストレージユニットをプライマリサーバーに追加します。ドライブが接続されているメディアサーバーを指定します。

  • NetBackup サーバーを使用している場合は、ストレージユニットをドライブが接続されているプライマリサーバーに追加します。ロボット制御もそのサーバーに接続されている必要があります。

• ロボットに作成する必要があるストレージユニットの数は、ロボットのドライブ構成によって異なります。

  • 同一の密度を持つドライブは、同じメディアサーバーの同じストレージユニットを共有する必要があります。ロボット内の 2 台のドライブが、同じ密度で同じメディアサーバー上に存在する場合、そのロボットに対してはストレージユニットを 1 つだけ追加します。［最大並列書き込みドライブ数 (Maximum concurrent write drives)］設定を 2 に設定してください。

  • 密度が異なるドライブは、別々のストレージユニットに存在する必要があります。DLT テープライブラリ (TLD) として構成された STK SL500 ライブラリを考えてみます。このライブラリは、1/2 インチカートリッジと DLT ドライブの両方を使用できます。この場合、それぞれの密度のドライブについてストレージユニットを定義する必要があります。

  • ロボットのドライブとロボット制御が、別々の NetBackup サーバーに接続されている場合、ドライブが接続されているサーバーをメディアサーバーとして指定します。ドライブに指定するロボット番号には、ロボット制御で使用されるロボット番号と同じ番号を常に指定してください。