NetBackup™ Web UI 管理者ガイド

名前 (Name)

スケジュールの［名前 (Name)］は、デフォルトでストレージユニットの名前になります。

このスケジュールから開始された再配置ジョブの優先度 (Priority of relocation jobs started from this schedule)

［このスケジュールから開始された再配置ジョブの優先度 (Priority of relocation jobs started from this schedule)］フィールドは、NetBackup がこのポリシーで再配置ジョブに割り当てる優先度を示します。範囲は、0 (デフォルト) から 99999 (最も高い優先度) です。表示されるデフォルト値は、［ステージング (Staging)］ジョブの形式の［デフォルトのジョブの優先度 (Default job priorities)］ホストプロパティで設定される値です。

複数のコピー (Multiple copies)

バックアップの複数のコピーを作成します。NetBackup はバックアップの 4 つまでのコピーを同時に作成できます。

この設定を有効にすると、［最終的な宛先ボリュームプール (Final destination volume pool)］と［最終的な宛先メディアの所有権 (Final destination media ownership)］が無効になります。

最終的な宛先ストレージユニット (Final destination storage unit)

スケジュールが再配置スケジュールである場合、［最終的な宛先ストレージユニット (Final destination storage unit)］を指定する必要があります。(再配置スケジュールは、ベーシックディスクステージングストレージユニットの構成の一部として作成されます)。［最終的な宛先ストレージユニット (Final destination storage unit)］は、再配置ジョブによるコピー後にイメージが存在するストレージユニットの名前です。

テープにイメージをコピーする場合、NetBackup では、［最終的な宛先ストレージユニット (Final destination storage unit)］ で利用可能なすべてのドライブが使用されます。ただし、そのストレージユニットの［最大並列書き込みドライブ数 (Maximum concurrent write drives)］の設定は、ドライブ数を反映するように設定される必要があります。この設定により、再配置ジョブを処理するために起動される複製ジョブの数が決まります。

NetBackupは、領域の開放を ［低水準点 (Low Water Mark)］ に達するまで続行します。

最終的な宛先ボリュームプール (Final destination volume pool)

スケジュールが再配置スケジュールである場合、［最終的な宛先ボリュームプール (Final destination volume pool)］を指定する必要があります。(再配置スケジュールは、ベーシックディスクステージングストレージユニットの構成の一部として作成されます)。［最終的な宛先ボリュームプール (Final destination volume pool)］は、ベーシックディスクステージングストレージユニット上のボリュームプールからイメージが移動される宛先ボリュームプールです。

最終的な宛先メディアの所有者 (Final destination media owner)

スケジュールが再配置スケジュールである場合、［最終的な宛先メディアの所有者 (Final destination media owner)］を指定する必要があります。(再配置スケジュールは、ベーシックディスクステージングストレージユニットの構成の一部として作成されます)。［最終的な宛先メディアの所有者 (Final destination media owner)］は、再配置ジョブによるコピー後にイメージが存在するメディアの所有者です。

スケジュール形式 (Schedule Type)

カレンダー (Calendar)

間隔 (Frequency)

ディスクステージングストレージユニットを使うバックアップが予想以上の頻度で作動するときは、［間隔 (Frequency)］ の設定と保持レベル 1 の設定を比較します。内部的には、NetBackup はディスクステージングのストレージユニットとのスケジュールの目的の保持レベル 1 の設定を使います。

バックアップ頻度の期間は、保持レベル 1 の設定より高い頻度でバックアップが実行されるように設定されていることを確認してください。(デフォルトは 2 週間です。)

たとえば、頻度が「1 日」、保持レベル 1 が「2 週間」で十分機能します。保持レベルは ［保持期間 (Retention periods)］ のホストプロパティで構成されます。

代替読み込みサーバーの使用 (Use alternate read server)

代替読み込みサーバーは、異なるメディアサーバーによって書き込まれたバックアップイメージを読み込むことができます。

ディスクまたはディレクトリのパスは、ディスクにアクセスする各メディアサーバーで一致している必要があります。

バックアップイメージがテープ上に存在する場合、メディアサーバーが同じテープライブラリを共有するか、またはオペレータがメディアを検索する必要があります。

バックアップイメージが共有されていないロボットまたはスタンドアロンドライブに存在する場合、メディアを新しい場所に移動する必要があります。管理者は、メディアを移動し、新しいロボット内のメディアに対してインベントリを行った後、bpmedia -oldserver -newserver を実行するか、またはフェールオーバーメディアサーバーを割り当てる必要があります。

最終的な宛先ストレージユニットが代替読み込みサーバーに接続されていない場合、データはネットワークを介して送信されます。

コピー (Copies)

同時に作成するコピーの数を指定します。範囲は 1 から 4 です。

複製ジョブの優先度 (Priority of duplication job)

このポリシーの複製ジョブに NetBackup が割り当てる優先度を示します。範囲は、0 (デフォルト) から 99999 (最も高い優先度) です。

コピー # (Copy #)

作成するコピーごとに、コピーの設定を選択します。コピー 1 はプライマリコピーです。コピー 1 が正常に生成されなかった場合、正常に生成された最初のコピーがプライマリコピーです。

ストレージユニット (Storage Unit)

各コピーが格納されるストレージユニットを指定します。Media Manager ストレージユニットに複数のドライブが含まれている場合、そのユニットをソースと宛先の両方に使用できます。

ボリュームプール (Volume pool)

各コピーが格納されるボリュームプールを指定します。

このコピーに失敗した場合 (If this copy fails)

メディア所有者 (Media Owner)

テープメディアの場合、NetBackup によってイメージが書き込まれるメディアの所有者を指定します。

この設定は、ディスク上に存在するイメージには影響しません。1 つのメディアサーバーは共有ディスクに存在するイメージを所有しません。ディスクの共有プールにアクセス可能なすべてのメディアサーバーがイメージにアクセスできます。