NetBackup™ Web UI Oracle 管理者ガイド

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Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (9.0)

用語

次の表では、新しい Web ユーザーインターフェースで導入された概念と用語について説明します。

表: Web ユーザーインターフェースの用語および概念

用語

定義

管理者

NetBackup と、NetBackup Web UI を含むすべてのインターフェースに対する完全なアクセス権を持つユーザーです。ルート、管理者、拡張監査のすべてのユーザーは、NetBackup の完全なアクセス権を持ちます。NetBackup Web UI の各ガイドでは、NetBackup 管理者という用語は、NetBackup への完全なアクセス権を持つユーザーも指しますが、通常は NetBackup 管理コンソールのユーザーを指します。

「役割」も参照してください。

資産グループ

インテリジェントグループ」を参照してください。

資産

物理クライアント、仮想マシン、データベースアプリケーションなどの保護対象データです。

今すぐバックアップ

資産のバックアップをすぐに作成します。NetBackup は、選択した保護計画を使用して資産の完全バックアップを 1 回のみ実行します。このバックアップは、スケジュールバックアップには影響しません。

従来のポリシー

NetBackup Web UI では、レガシーポリシーが資産を保護することを示します。レガシーポリシーは、NetBackup 管理コンソールで作成します。

外部証明書

NetBackup 以外のあらゆる CA から発行されたセキュリティ証明書です。

インテリジェントグループ

指定した条件 (クエリー) に基づいて、NetBackup が保護対象資産を自動的に選択することを可能にします。インテリジェントグループは、本番環境の変更が含まれるように、自動的に最新の状態に維持されます。これらのグループは、資産グループとも呼ばれます。

VMware と RHV の場合、[インテリジェント VM グループ (Intelligent VM groups)]タブにこれらのグループが表示されます。

インスタントアクセス

NetBackup バックアップイメージから作成したインスタントアクセス VM やデータベースはほとんど瞬時に利用可能になるため、ほぼゼロのリカバリ時間目標を達成できます。NetBackup は、バックアップストレージデバイスにスナップショットを直接マウントし、そのスナップショットを通常の VM またはデータベースとして扱います。

NetBackup 証明書

NetBackup CA から発行されたセキュリティ証明書です。

保護計画

保護計画は、バックアップを実行するタイミング、バックアップの保持期間、使用するストレージ形式を定義します。保護計画を設定したら、資産を保護計画にサブスクライブできます。

RBAC

役割ベースのアクセス制御です。管理者は、RBAC で設定されている役割を通じて、NetBackup Web UI へのアクセスを委任または制限できます。

注意: RBAC で設定した役割は、NetBackup 管理コンソールまたは CLI へのアクセスを制御しません。

役割

RBAC の場合、ユーザーが実行できる操作と、ユーザーがアクセスできる資産やオブジェクトを定義します。たとえば、特定のデータベースのリカバリを管理する役割と、バックアップおよびリストアに必要なクレデンシャルを設定できます。

ストレージ

データのバックアップ、レプリケート、または複製 (長期保持用) 対象となるストレージです。

保護計画にサブスクライブする

保護計画にサブスクライブする資産または資産グループを選択する処理です。資産は、保護計画のスケジュールに従って保護されます。Web UI では、サブスクライブ「保護の追加」とも表記します。

保護計画からサブスクライブ解除する

サブスクライブ解除は、保護を解除する処理、または計画から資産や資産グループを削除する処理を指します。

作業負荷 (Workload)

資産のタイプです。たとえば、VMware、RHV、またはクラウドです。