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NetBackup IT Analytics ヘルプ
Last Published:
2024-03-18
Product(s):
NetBackup IT Analytics (11.2)
- 第 I 部 NetBackup IT Analytics の導入
- 第 II 部 新機能
- NetBackup IT Analytics の拡張機能
- NetBackup IT Analytics の拡張機能
- 第 III 部 認定済みの構成
- はじめに
- ポータルとデータベースサーバー
- Data Collector サーバーの構成
- Capacity Manager 構成
- アレイまたは LUN に関するパフォーマンスデータの収集
- EMC Isilon アレイのパフォーマンスメトリック
- NetApp Cluster-Mode のパフォーマンスメトリック
- EMC Symmetrix の拡張パフォーマンスメトリック
- ホストアクセス権限、sudo コマンド、ポート、WMI プロキシの必要条件
- クラウド構成
- Virtualization Manager 構成
- File Analytics 構成
- Fabric Manager 構成
- Backup Manager 構成
- ServiceNow 構成
- 内部 TCP ポートの要件
- 第 IV 部 エンドユーザー
- ポータルについて
- [管理者 (Admin)]タブについて
- インベントリについて
- データを整理するための階層ツールバー
- オブジェクトの表示
- 属性を使用したデータの整理
- レポートの固定 - インベントリオブジェクトを含むレポートの保存
- インベントリリスト表示での属性の割り当て
- レポートについて
- レポートの生成と保守
- レポートのスコープの選択
- 属性ごとのホストのグループ化
- レポートスコープセレクタでのホストの検索
- Backup Manager 詳細スコープセレクタの設定
- ソリューションレポートのスコープセレクタの設定
- レポートの測定単位
- レポートのフィルタロジックのカスタマイズ
- レポートの列の並べ替え
- テーブル形式からグラフへのレポートの変換
- 配布、共有、スケジュール、アラート
- レポートの整理
- 動的テンプレートデザイナーの操作
- 動的テンプレートデザイナーのクイックスタート
- 製品固有の同種テンプレートへの変換
- 動的テンプレート関数の設定
- フィールドビルダーを使用したフィールドの作成
- スコープセレクタコンポーネント - カスタムフィルタ
- 棒グラフ動的テンプレートの構成
- 棒グラフ動的テンプレートの作成手順
- 面グラフまたは積み上げ面グラフの動的テンプレートの構成
- パフォーマンスメトリックの折れ線グラフ
- 折れ線グラフのフィールドの要件
- オブジェクト別折れ線グラフ (グラフごとに 1 つ以上のメトリック)
- メトリック別折れ線グラフ (グラフごとに複数のオブジェクト)
- 積み上げ棒グラフ動的テンプレートの例
- テーブル形式の動的テンプレートを使用したスパークライングラフの作成
- メソッドの追加または編集
- メソッドの検証と保存
- SQL テンプレートデザイナーの操作
- SQL テンプレートのスコープセレクタコンポーネントの構成
- SQL クエリーの例
- 数値、サイズ、日付、時刻の形式
- アラインメント、集計、棒の種類、棒の種類の色
- レポートクエリー作成用のパイプライン関数
- APTlistOfDates
- aptStringConcat
- getServerAttributeValue
- getObjectAttributeValue
- getChildServerGroupContextById
- getServerGroupContextById
- secsToHoursMinSecs
- APTgetTapeDriveStatusName
- getFullPathname
- listJobSummaryAfterRestart
- listJobSummaryAfterRestartNBW
- NetWorker バックアップジョブの listJobSummaryAfterRestart
- listOfBackupWindowDates
- listChargebackCatByVOLSDetail
- listChargebackCatByNcVolDetail
- listChargebackCatByFSDetail (HNAS 用)
- listChargebackCatByFSDetail (EMC Isilon 用)
- listChargebackByLUNSummary
- listChargebackByLUNDetail
- listChargebackCatByLUNSummary
- listChargebackCatByLUNDetail
- アラートの設定
- アラートポリシーの追加または編集
- ホスト、バックアップサーバー、ホストグループの管理
- NetBackup プライマリサーバー
- 属性とオブジェクトの管理
- ポータルへのアクセスとユーザー権限の提供
- パスワードの設定/リセット
- ユーザーグループホームページの管理 (管理者)
- プライマリスケジュールとバックアップ処理時間帯の構成
- ポリシーの追加、編集、移動
- ソリューション管理
- データ収集の管理と監視
- データ収集タスクについて
- Data Collector の追加または編集
- コレクタと収集状態の確認
- データコレクタのアップグレード
- Capacity Manager ホストデータ収集の操作
- ホストアクセスの必要条件
- クレデンシャルの管理
- ホストの検出と収集ビューに入力するためのホスト検出ポリシーの構成
- ホスト接続の検証
- ホストの検出と収集での検索とエクスポート
- 精査設定の伝播: 精査のコピー、精査の貼り付け
- Veritas NetBackup の検出ポリシー
- システム通知の表示と管理
- 詳細パラメータを使用したカスタマイズ
- アクセス制御の詳細パラメータ
- 一般的なデータ収集の詳細パラメータ
- クラウドデータ収集の詳細パラメータ
- ホストの検出と収集の詳細パラメータ
- Backup Manager の詳細パラメータ
- Capacity Manager の詳細パラメータ
- File Analytics の詳細パラメータ
- Virtualization Manager の詳細パラメータ
- ポータル環境の管理
- ランサムウェアのスコアカードの管理
- ファイルの分析
- ポータルのトラブルシューティング
- 属性継承のオーバーライド
- レポートデータのキャッシュについて
- ポータルについて
- 第 V 部 レポートの参照
- NetBackup IT Analytics の概要
- アラートレポート
- ランサムウェアレポート
- リスク軽減ソリューションレポート
- ストレージ最適化ソリューションレポート
- システム管理レポート
- Oracle ジョブの概要
- Capacity Manager レポート
- アプリケーションの容量レポート
- アレイ容量の使用状況レポート
- アレイの容量と使用状況 (汎用データ)
- アレイの容量と使用状況 (IBM SVC ビュー)
- アレイの容量と使用状況 (IBM XIV ビュー)
- アレイの容量と使用状況 (NetApp ビュー)
- アレイの容量と使用状況 (NetApp クラスタ)
- NetApp ストレージシステムの詳細
- アレイの容量と使用状況 (OpenStack Swift)
- IBM アレイサイトの概略
- IBM アレイの詳細
- LUN の使用状況の概略
- NetApp アグリゲートの詳細
- NetApp Cluster-Mode アグリゲートの詳細
- NetApp プレックスの詳細
- NetApp ボリュームの詳細
- NetApp Cluster-Mode ボリュームの詳細
- NetApp StorageGRID テナントの概略
- 利用可能または再生利用可能な容量レポート
- リスクのある容量レポート
- 容量のチャージバックレポート
- ホスト容量の使用状況レポート
- SnapMirror レポート
- SnapVault レポート
- 容量予測レポート
- ストレージパフォーマンスレポート
- パフォーマンス分析のための Mission Control
- シンプロビジョニングレポート
- Hitachi Dynamic Provisioning プールの使用率
- File Analytics レポート
- Virtualization Manager レポート
- データストアについて
- VM サーバーの詳細
- VM スナップショットの概略
- VM の詳細
- データストアの使用状況の概略
- データストアの詳細 (Datastore Detail)
- Fabric Manager レポート
- ホストからストレージのダッシュボード
- Backup Manager 管理レポート
- エラーログの概略
- ジョブの期間レポート
- Veeam Backup & Replication ジョブの概略レポート (同種)
- Veeam および RMAN のジョブの詳細レポート
- ジョブへのメモの追加
- ジョブのボリュームの概略レポート
- NetBackup 重複排除による MSDP の節約
- バックアップ管理レポート
- ホストの詳細
- IBM Spectrum Protect (TSM) ストレージプールダッシュボード
- ジョブヒストグラム
- プライマリサーバー、メディアサーバー、クライアントにある EEB のレポート
- バックアップメディア管理レポート
- バックアップサービス内容合意書 (SLA) レポート
- バックアップストレージの使用状況レポート
- Backup Manager 予測レポート
- バックアップの請求レポートと使用状況レポート
- バックアップポリシーレポート
- HP Data Protector バックアップ仕様の詳細
- パブリッククラウドレポート
- AWS レポート
- Microsoft Azure レポート
- 第 VI 部 NetBackup IT Analytics Exporter のインストールと構成
- 第 VII 部 Data Collector のインストールとトラブルシューティング
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- データ収集の検証
- Data Collector のアンインストール
- 手動での Data Collector の開始
- Data Collector のトラブルシューティング
- ホストリソース: 標準 SSH を使用したホスト接続の確認
- ホストリソース: ホストリソース設定ファイルの生成
- SSH のパラメータの構成
- CRON 式と精査スケジュール
- VCS と Veritas NetBackup を使用した Data Collector クラスタリング (RHEL 7)
- VCS と Veritas NetBackup を使用した Data Collector クラスタリング (Windows)
- MSCS 環境への NetBackup IT Analytics Data Collector のインストールと設定
- メッセージリレーサーバーの証明書を生成するためのメンテナンスシナリオ
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- 第 VIII 部 クラウドのデータ収集
- アマゾンウェブサービス (AWS) のインストール前の設定
- OpenStack Ceilometer のインストール前の設定
- OpenStack Swift のインストール前の設定
- Microsoft Azure のインストール前の設定
- GCP (Google Cloud Platform)
- 第 IX 部 データ保護のデータ収集 (バックアップ)
- はじめに
- Commvault Simpana のインストール前の設定
- Commvault データベースへの TCP/IP アクセスを開く
- CommServe サーバーでの読み取り専用ユーザーの設定
- Cohesity DataProtect のインストール前の設定
- EMC Avamar のインストール前の設定
- EMC Data Domain バックアップのインストール前の設定
- EMC NetWorker のインストール前の設定
- Dell EMC NetWorker Backup & Recovery のインストール前の設定
- 汎用バックアップのインストール前の設定
- HP Data Protector のインストール前の設定
- アーキテクチャの概要 (HP Data Protector)
- Cell Manager (HP Data Protector) でのデータコレクタサーバーの構成
- IBM Spectrum Protect (TSM) のインストール前の設定
- アーキテクチャの概要 (IBM Spectrum Protect - TSM)
- IBM Spectrum Protect (TSM) の情報のインポート
- IBM Spectrum Protect Plus のインストール前の設定
- NAKIVO Backup & Replication のインストール前の設定
- Veritas Backup Exec のインストール前の設定
- Veritas NetBackup のインストール前の設定
- SSH と WMI を使用するための前提条件 (Veritas NetBackup)
- SSH を介した NetBackup 収集の前提条件 (Kerberos オプション)
- Veritas NetBackup 8.1 (以降) の集中型収集の必要条件
- NetBackup Data Collector ポリシーでの File Analytics の構成
- Oracle RMAN (Recovery Manager) のインストール前の設定
- Rubrik Cloud Data Management のインストール前の設定
- Veeam Backup & Replication のインストール前の設定
- Veritas NetBackup の検出ポリシー
- 付録 B. 履歴イベントのロード
- Veritas NetBackup イベントのロード
- 第 X 部 ファブリックのデータ収集
- 第 XI 部 File Analytics のデータ収集
- File Analytics のインストール前の設定
- File Analytics エクスポートフォルダのサイズとフォルダの深さ
- 第 XII 部 レプリケーションのデータ収集
- 第 XIII 部 ストレージのデータ収集 (容量)
- 容量のデータ収集の概要
- 計算リソースのインストール前の設定
- Dell Compellent のインストール前の設定
- DELL EMC ECS (エラスティッククラウドストレージ) のインストール前の設定
- EMC Data Domain ストレージのインストール前の設定
- EMC Isilon のインストール前の設定
- EMC Symmetrix のインストール前の設定
- Dell EMC Unity のインストール前の設定
- EMC VNX Celerra のインストール前の設定
- EMC VNX CLARiiON のインストール前の設定
- EMC VPLEX のインストール前の設定
- EMC XtremIO のインストール前の設定
- Hitachi Block のインストール前の設定
- HCP (Hitachi Content Platform) のインストール前の設定
- Hitachi NAS のインストール前の設定
- Hitachi Vantara All-Flash と Hybrid Flash Storage のインストール前の設定
- ホストインベントリのインストール前の設定
- ホストアクセス権限、sudo コマンド、ポート、WMI プロキシの必要条件
- ホストインベントリに入力するためのホスト検出ポリシーの構成
- ホスト接続の検証
- ホストインベントリ検索とホストインベントリのエクスポート
- ホストの精査の構成および編集
- 精査設定の伝播: 精査のコピー、精査の貼り付け
- HP 3PAR のインストール前の設定
- HP EVA のインストール前の設定
- HPE Nimble Storage のインストール前の設定
- IBM COS のインストール前の設定
- IBM Enterprise のインストール前の設定
- NetApp E シリーズのインストール前の設定
- IBM SVC のインストール前の設定
- IBM XIV のインストール前の設定
- FUJITSU Data Collector のインストール前の設定
- NetApp-7 のインストール前の設定
- NetApp StorageGRID のインストール前の設定
- Microsoft Windows Server のインストール前の設定
- NetApp Cluster のインストール前の設定
- Pure Storage FlashArray のインストール前の設定
- Veritas Flex Appliance のインストール前の設定
- Veritas NetBackup Appliance のインストール前の設定
- NEC HYDRAstor のインストール前の設定
- 第 XIV 部 仮想化のデータ収集
- 第 XV 部 システム管理
- 更新の準備
- データのバックアップとリストア
- NetBackup IT Analytics の監視
- REST API を使用した NetBackup IT Analytics レポートへのアクセス
- NetBackup の推定テープ容量の定義
- ホストグループ管理の自動化
- ホストオペレーティングシステムのプラットフォームとバージョン別のカテゴリ化
- ホストとホストグループ間の関係のロード
- NetBackup ユーティリティの自動化
- ユーティリティを自動的に実行するためのスケジュール設定
- 属性管理
- 汎用バックアップデータのインポート
- バックアップジョブの上書き
- ホストデータ収集の管理
- ポータルのシステム設定
- パフォーマンスプロファイルスケジュールのカスタマイズ
- AD/LDAP の構成
- SAML (Security Assertion Markup Language) を使用した SSO (シングルサインオン) の構成
- Oracle Database のユーザーパスワードの変更
- CyberArk との統合
- NetBackup IT Analytics のチューニング
- レポートメトリックの定義
- ログファイルの操作
- ポータルとデータコレクタのログファイル: ログ記録の削減
- Data Collector のログファイルの命名規則
- ポータルのログファイル
- SNMP トラップアラート
- SSL 証明書の構成
- ポータルまたはデータ収集 SSL のための仮想ホストの構成
- ポータルサーバーのキーストア
- ポータルプロパティ: 形式とポータルのカスタマイズ
- SDK データベースオブジェクトのデータ保持期間
- データの集計
- トラブルシューティング
- 付録 C. Oracle 用の Kerberos ベースの認証
- 付録 D. NetBackup IT Analytics ポータルとデータレシーバでの TLS 対応 Oracle データベースの構成
- 第 XVI 部 ライセンス
- ライセンスのインストールとガイドライン
- ライセンスの概要
- 現在のライセンス構成の確認
- Storage Suite
- Protection Suite
- Backup Manager
- Backup Manager
- Complete Suite
- ライセンスの管理
- オブジェクトを除外するためのデータコレクタポリシーの構成
- コマンドラインからのライセンス管理
- トラブルシューティング
- ライセンスのインストールとガイドライン
- 第 XVII 部 インベントリレポートおよび操作
- 第 XVIII 部 OpsCenter 移行
Oracle 用の Kerberos ベースの認証の構成
本書では、次の点を前提としています。ユーザーは、企業の要件と構成に対応する変更を行って調整する必要があります。
Kerberos 配布センターがすでに構成されている
キー配布センター (KDC) に構成されているレルムは TESTDOMAIN.COM である
IT Analytics ポータルが配備されているシステムは Itanalyticsportal.testdomain.com である
KDC で NetBackup IT Analytics を構成する場合に必要な追加手順は次のとおりです。
- KDC マシンとポータルマシンの Kerberos 構成ファイル (
/etc/krb5.conf
) の forwardable が false に設定されていることを確認します (デフォルトでは false に設定されています)。forwardable = false
更新後、KDC サーバーで KDC と管理サービスを再起動します。
#systemctl restart krb5kdc.service #systemctl restart kadmin.service
- KDC で Oracle サービスのサービスプリンシパルを作成します。ここで、scdb は Oracle での Oracle サービス名です。
# kadmin.local addprinc -randkey scdb/itanalyticsportal.testdomain.com@TESTDOMAIN.COM
- Kerberos サービスプリンシパルを keytab に追加します。
# kadmin.local ktadd -k /tmp/keytab scdb/itanalyticsportal.testdomain.com@TESTDOMAIN.COM
- データベース上の portal ユーザーに対応するユーザープリンシパル名 (kportal など) を作成します。
# kadmin.local addprinc kportal
- データベース上の aptare_ro ユーザーに対応するユーザープリンシパル名 (kaptare_ro など) を作成します。
# kadmin.local addprinc kaptare_ro
- keytab を検証します。追加されたすべてのプリンシパルの詳細が表示されます。
# klist -k -t /tmp/keytab
NetBackup IT Analytics ポータルで、次の手順を実行します。
- Kerberos クライアントパッケージをインストールします。
# yum install -y krb5-libs krb5-workstation
- KDC 1 から
/etc/krb5.conf
をコピーし、Kerberos クライアントパッケージをインストールします。# yum install -y krb5-libs krb5-workstation
- KDC から同じパスの Oracle サーバーに
/etc/krb5.conf
をコピーします。 - KDC から Oracle サーバー (
/etc/v5srvtab
など) にkeytab
ファイルをコピーします。 /opt/aptare/oracle/network/admin/sqlnet.ora
ファイルに次のエントリを追加します。SQLNET.AUTHENTICATION_SERVICES=(BEQ,KERBEROS5) SQLNET.AUTHENTICATION_KERBEROS5_SERVICE=scdb SQLNET.KERBEROS5_CONF=/etc/krb5.conf SQLNET.KERBEROS5_CONF_MIT=TRUE SQLNET.KERBEROS5_REALMS=/etc/krb5.conf SQLNET.KERBEROS5_KEYTAB=/etc/v5srvtab SQLNET.FALLBACK_AUTHENTICATION=TRUE SQLNET.KERBEROS5_CC_NAME=/var/tmp/kcache
NetBackup IT Analytics ポータルサーバーと KDC の時刻とタイムゾーンの設定は同じである必要があります。時刻が一致していない場合は、
sqlnet.ora
の次のエントリを調整し、時刻の不一致を補正します。たとえば、20 分以内にします。デフォルト値は 300 です。SQLNET.KERBEROS5_CLOCKSKEW=1200
- ファイルとディレクトリに適切な権限を付与し、Oracle サービスが
sqlnet.ora
に記述されているこれらのファイルまたはディレクトリを読み取れるようにします。# chown aptare:dba /etc/krb5.conf /etc/v5srvtab /var/tmp/kcache
- データベースサーバーで、次のコマンドを実行し、Kerberos で使用される Oracle でのユーザーを作成します。ここでは、KDC に kportal および kaptare_ro ユーザープリンシパルを作成しています。
# su - aptare sqlplus / as sysdba SQL>alter session set container=scdb; SQL> CREATE USER kportal PROFILE DEFAULT IDENTIFIED EXTERNALLY AS 'kportal@TESTDOMAIN.COM' DEFAULT TABLESPACE APTARE_TBS_DATA_1M TEMPORARY TABLESPACE APTARE_TEMP_TBS; SQL> CREATE USER kaptare_ro PROFILE DEFAULT IDENTIFIED EXTERNALLY AS 'kaptare_ro@TESTDOMAIN.COM' DEFAULT TABLESPACE APTARE_TBS_DATA_1M TEMPORARY TABLESPACE APTARE_TEMP_TBS;
/opt/aptare/oracle/dbs/initscdb.ora
ファイル (サービスの初期化ファイル) に、次のエントリを追加します。OS_AUTHENT_PREFIX=""
- Oracle サービスを再起動します。
/opt/aptare/bin/oracle restart
- データベースサーバーで、次のコマンドを実行し、Oracle サービスユーザーとしての kportal ユーザーログインの初期 TGT を検証およびフェッチします。
# su - aptare # oklist -k -t /etc/v5srvtab # okinit -k -t /etc/v5srvtab kportal
- Oracle DB に接続して検証します。
# sqlplus /@scdb
- portal および aptar_ro に対応する Kerberos ユーザーのトリガを作成し、セッションを変更して現在のスキーマを PORTAL に設定します。
# okinit -k -t /etc/v5srvtab kportal; login to db # sqlplus /@scdb create below trigger CREATE OR REPLACE TRIGGER set_portal_schema after logon on kportal.schema begin execute immediate 'alter session set current_schema=PORTAL'; end; / #okinit -k -t /etc/v5srvtab kaptare_ro; login to db sqlplus /@scdb create trigger CREATE OR REPLACE TRIGGER set_ro_schema after logon on kaptare_ro.schema begin execute immediate 'alter session set current_schema=APTARE_RO'; end; /
- データベースサーバーで、次のコマンドを実行し、portal スキーマの RTD パッケージを実行する権限を kaptare_ro に付与します。
su - aptare sqlplus "/ as sysdba" SQL> alter session set container=scdb; SQL> GRANT EXECUTE ON portal.rtd TO kaptare_ro; SQL> exit;
- 2 つの別個のキャッシュファイルを作成します。1 つは portal ユーザー用、もう 1 つは aptare_ro ユーザー用です。
#su - aptare #kinit -k -t /etc/v5srvtab kportal@TESTDOMAIN.COM -c /tmp/portal_kcache; #kinit -k -t /etc/v5srvtab kaptare_ro@TESTDOMAIN.COM -c /tmp/ro_kcache; root and tomcat user must have read privileges to the cache files. #chmod 440 /tmp/portal_kcache; #chmod 440 /tmp/ro_kcache;
- ポータルサーバーで、ポータル構成ファイルを Kerberos 用の更新構成で更新します。
これらのプロパティは、
/opt/aptare/portalconf/portal.properties
で定義または更新する必要があります。db.url=jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp) (HOST=localhost)(PORT=1521))(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=scdb))) (This is db url in which host and service name is db host name and oracle service name respectively) db.user=kportal@TESTDOMAIN.COM (It will be a combination of the portal user principal name and domain realm name) db.ro_user=kaptare_ro@TESTDOMAIN.COM (It will be a combination of the ro user principal name and domain realm name) db.auth.scheme=kerberos (this property must be defined to enable kerberos authentication) db.kerberos.keytab.path=/etc/v5srvtab (this is keytab file path location) db.driver=oracle.jdbc.OracleDriver (We are using this driver for kerberos auth.) db.kerberos.portal_kcache.path=/tmp/portal_kcache (It will be portal user cache file) db.kerberos.ro_kcache.path=/tmp/ro_kcache (It will be ro user cache file) db.connection.max=25 db.connection.min=25 db.connection.expiration=5
- ポータルサーバーで、データレシーバ構成ファイルを
/opt/aptare/datarcvrconf/datrarcvrproperties.xml
の Kerberos 用の更新構成で更新します。<dataSource> <Driver>oracle.jdbc.driver.OracleDriver</Driver> <URL>jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=localhost) (PORT=1521))(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=scdb)))</URL> <UserId>kportal@TESTDOMAIN.COM</UserId> <Password>Z0Q5W+lQD2jreQaLBoYsviYO21WGOq5iTEo0Ad2uUj/ e0GtqPkOtXFblKxCseKXO4VhpIQwwfrSfe59nGy156DV8lYoa7HWmL0hF+ kAZXOoXfIN5YRAGfqDbCwrKQdtPY7pQhuTkZMPLl0d9Kzy6sLGMb/ 33L4hKuEl0ZZN2FG5US26JZ/uSOBF7T69ppqxGqXMleZ19QBcvUElLwJTn 52SurL+K3RjCY7Xi0VJb4wLkax07xCkpSK9dJ6NMFJS3ybWP4jNs3rC3roud Zak8wGqLNhAacyXgW4pMpgigVjGwNr0N8rJIgcGmXgAxSNs0qmQItu XPIyqGf+nWWEfScQ==</Password> <oracle_service_name>scdb</oracle_service_name> <ro_user>kaptare_ro@TESTDOMAIN.COM</ro_user> <ro_password>U9a7a+af94q0CUaIfzaVmYl1P1DhdQW96CQiYWgxUGSV5sf VVsxoWF5RiyV85MD8V0Ogy7UJo1sFmAL36KjDy8LA61pKeO4X39hRK/g8vvl/ xNnG5bBYIF04/1LwD2FTz0lJERWopKVZ6pd6TkT0mGeKrnu2oYi97GtlW4J73t PGTFRhHyVw7yZKMmaxbs/FBwrz5aIfje3rT0w85m7Obtrjf2nJ2HjsaHnm Toh0Ua96xlshjrE75UbaLMu0QEcF3PYF3qufYVIegn4VGSHcpsU/AFzurKpr0 JTsU/6VqvdE4veBLv4FH5D05bRetaOA0SGKCazWA50xiirwocvgyw==</ro_password> <MaxConnections>125</MaxConnections> <MinConnections>5</MinConnections> <ConnExpirationTime>5</ConnExpirationTime> <authScheme>kerberos</authScheme> <portalKcacheFile>/tmp/portal_kcache</portalKcacheFile> <roKcacheFile>/tmp/ro_kcache</roKcacheFile> <kKeyTabFile>/etc/v5srvtab</kKeyTabFile> </dataSource>