NetBackup™ Snapshot Manager for Cloud インストールおよびアップグレードガイド

アップグレード前に以下の点に注意してください。

• NetBackup Snapshot Manager インスタンス、仮想マシン、または物理ホストが、アップグレード先の NetBackup Snapshot Manager バージョンの要件を満たしていることを確認します。

  システム要件への準拠を参照してください。

• NetBackup サーバーで必要なポートが、次の章の「必要なポート」セクションで説明されている要件を満たしていることを確認します。

  NetBackup Snapshot Manager でのスナップショットジョブからのバックアップの準備を参照してください。

• NetBackup Snapshot Manager のアップグレード時に、以前のバージョンのスナップショットデータと構成データはすべて外部の /cloudpoint データボリュームで維持されます。この情報は NetBackup Snapshot Manager コンテナとイメージの外部にあり、アップグレード中保持されます。

  ただし、必要に応じて、アップグレードプロセス中にメッセージが表示されたら、または手動で /cloudpoint ボリューム内のすべてのデータのバックアップを作成できます。

  NetBackup Snapshot Manager のバックアップを参照してください。

• NetBackup Snapshot Manager で実行されているジョブがないことを確認します。

  • NetBackup コンソールから、Snapshot Manager に関連するポリシーと SLP を無効にします。

  • NetBackup アクティビティモニターで、Snapshot Manager に関連する実行中のジョブを取り消します。

  • Snapshot Manager インスタンスまたはサービスがアップグレードまたは移行の一環としてシャットダウンされた後も実行中のジョブがある場合は、Snapshot Manager をホストしている VM に接続されている追加のディスクを検索します。これらのディスクを特定して手動で削除します。

• NetBackup Snapshot Manager のアップグレード後に、必要に応じて NetBackup プライマリサーバーをアップグレードできます。また、NetBackup Web UI から NetBackup Snapshot Manager サーバーを有効にする必要があります。