NetBackup IT Analytics ユーザーガイド
- はじめに
- ポータルについて
- 概要
- ポータルへのアクセス
- ポータルの概要
- 検索を使用したナビゲート
- 検索の有効な入力例
- [検索結果 (Search Results)]ビュー: スコープの絞り込み
- 管理グリッドのデータのフィルタ処理
- 拡張フィルタ
- 拡張フィルタロジックのカスタマイズ
- 拡張フィルタの保存 (インベントリ)
- 拡張フィルタの例
- 拡張フィルタの演算子
- 拡張フィルタのクリア
- 保存済み拡張フィルタの削除
- 管理ページの列の選択
- インベントリでのアラートの検出
- [インベントリ (Inventory)]タブについて
- [レポート (Reports)]タブについて
- [レポート (Reports)]タブのキーボードショットカット
- [レポート (Reports)]タブの基本事項
- テンプレート、レポート、およびダッシュボードの概要
- [アラート (Alerts)]タブについて
- [管理者 (Admin)]タブについて
- インベントリについて
- インベントリについて
- インベントリの権限
- インベントリナビゲータの概要
- データを整理するための階層ツールバー
- オブジェクトの表示
- インベントリのデフォルトへのリセット
- ホストグループ
- 属性を使用したデータの整理
- ホストグループを使用したデータの整理
- カスタムオブジェクトリストの作成
- インベントリレポートビューの操作
- インベントリレポートへのアクセス
- 表示するレポートの選択
- [利用可能なカテゴリ別レポート]でのフィルタ処理
- レポートの固定 - インベントリオブジェクトを含むレポートの保存
- インベントリレポートと[処理 (Action)]メニュー
- インベントリリスト表示の操作
- インベントリリスト表示のフィルタ処理
- インベントリリスト表示でのオブジェクトの管理
- インベントリリスト表示での属性の割り当て
- インベントリリスト表示での属性値の設定
- ホスト属性値のインポート
- インベントリリスト表示からのオブジェクトのエクスポート
- インベントリリスト表示を使用したオブジェクトの削除
- インベントリリスト表示の列のカスタマイズ
- レポートについて
- レポートの生成と保守
- レポートのスコープ
- レポートのスコープの選択
- 属性を使用したレポートのスコープの構成
- 属性ごとのホストのグループ化
- レポートスコープセレクタでのホストの検索
- アラートのスコープセレクタの設定
- アマゾンウェブサービス (AWS) のスコープセレクタの設定
- Backup Manager スコープセレクタの設定
- Backup Manager 詳細スコープセレクタの設定
- Capacity Manager スコープセレクタの設定
- データ収集の状態の詳細スコープセレクタの設定
- ホストのスコープセレクタの設定
- ランサムウェアのスコアカードのスコープセレクタ
- ソリューションレポートのスコープセレクタの設定
- システムの健全性チェックのスコープセレクタ
- レポートの生成
- クラウドからのレポートの生成
- レポートの測定単位
- テーブル形式のレポートに使用する拡張フィルタ
- レポートのフィルタロジックのカスタマイズ
- レポートの列の並べ替え
- 更新と更新間隔の設定
- レポートの変更
- テーブル形式からグラフへのレポートの変換
- レポートまたはダッシュボードへのカスタムヘッダーとフッターの追加と除去
- ドリルダウンのユーザー設定とその編集
- IT Analytics ポータルからの NetBackup Web インターフェースへのアクセス
- レポート統計の表示
- レポートの操作
- トポロジーの操作
- バックアップジョブの詳細レポートへのメモの追加
- 新規および更新済みのユーザーレポートテンプレートの使用
- 新規および更新済みのシステムレポートテンプレートの使用 (スーパーユーザーのみ)
- レポートの保存
- クラウドレポートの保存
- レポートの削除
- 配布、共有、スケジュール、アラート
- レポートの整理
- ダッシュボードの操作
- ダッシュボードのアイコンについて
- ダッシュボードのキャッシュされたレポートについて
- 新しいダッシュボードの作成とレポートの追加
- 既存のダッシュボードに対するレポートの追加
- ダッシュボードの別名保存
- ダッシュボードのカスタマイズ
- ダッシュボードでのレポートスコープの編集
- ダッシュボードのスコープの編集
- ダッシュボードでのレポートのフルサイズ展開
- ダッシュボードのレイアウト設定
- ダッシュボードの削除
- ダッシュボードからのレポートの削除
- カスタムレポートフォルダの作成
- レポートおよびテンプレートのショートカットの作成
- マイホームページの管理
- ユーザーホームページとユーザーグループホームページ
- 動的テンプレートデザイナーの操作
- 動的テンプレートデザイナーの概要
- 動的テンプレートデザイナーのチートシート
- 既製の動的テンプレートの変更
- 動的テンプレートデザイナーのクイックスタート
- 動的テンプレートの作成手順
- エンタープライズオブジェクトとフィールドの操作
- エンタープライズオブジェクトの選択
- 動的テンプレートデザイナーの一般的なコンポーネントの構成
- 製品固有の同種テンプレートへの変換
- 動的テンプレートへのフィールドとメソッドの追加
- フィールドのエイリアス名
- 非表示フィールドがデフォルトで含まれる条件
- 動的テンプレートフィールドの構成
- フォーマッタの有効なパターン
- 画像のツールのヒントを含む動的テンプレートの例
- 動的テンプレートのドリルダウンの設定
- カスタムドリルダウンおよび例
- ドリルダウンパラメータ
- ドリルダウンを含む動的テンプレートの例
- 動的テンプレートでのグループの使用
- レポートにグループを追加して個別の折れ線グラフを作成する
- テーブル形式のレポートで二重見出しを作成するためのグループの追加
- 動的テンプレート関数の設定
- 関数を含む動的テンプレートの例
- フィールドビルダーによるユーザー定義フィールドの作成
- フィールドビルダーを使用したフィールドの作成
- 静的フィルタの構成
- 日付フィールドに対するフィルタ
- 静的フィルタとテーブル形式のレポートのフィルタ
- フィールドのソート順序の設定
- 一意の結果を返す
- 動的テンプレートのスコープセレクタコンポーネント
- スコープセレクタコンポーネント - カスタムフィルタ
- Data Domain エンタープライズオブジェクトのスコープセレクタコンポーネント
- ホストエンタープライズオブジェクトのスコープセレクタコンポーネント
- ジョブエンタープライズオブジェクトのスコープセレクタコンポーネント
- ストレージアレイエンタープライズオブジェクトのスコープセレクタコンポーネント
- 動的テンプレートのカスタマイズとエクスポート
- カスタム属性を含む動的テンプレートのエクスポート/インポート
- 属性を含む動的テンプレートのエクスポート
- 属性を含む動的テンプレートのインポート
- 編集した動的テンプレートの保存
- 動的テンプレート出力のフォーマット
- 棒グラフ動的テンプレートの構成
- 棒グラフ動的テンプレートの作成手順
- 棒グラフ動的テンプレートの例
- 面グラフまたは積み上げ面グラフの動的テンプレートの構成
- ドーナツグラフ動的テンプレートの構成
- ドーナツグラフ動的テンプレートの例
- 横棒グラフ動的テンプレートの設定
- 横棒グラフ動的テンプレートの例
- 積み上げ横棒グラフ動的テンプレートの設定
- 積み上げ横棒グラフ動的テンプレートの例
- 折れ線グラフの動的テンプレートの構成
- パフォーマンスメトリックの折れ線グラフ
- 折れ線グラフ動的テンプレートの作成手順
- 折れ線グラフのフィールドの要件
- オブジェクト別折れ線グラフ (グラフごとに 1 つ以上のメトリック)
- メトリック別折れ線グラフ (グラフごとに複数のオブジェクト)
- 折れ線グラフのフィールドの書式設定
- 折れ線グラフのスコープの選択
- 折れ線グラフの動的テンプレートの例
- 円グラフの動的テンプレートの構成
- 円グラフの動的テンプレートの例
- 動的テンプレートを使用した積み上げ棒グラフの設定
- 積み上げ棒グラフ動的テンプレートの例
- テーブル形式の動的テンプレートの設定
- テーブル形式の動的テンプレートの例
- テーブル形式の動的テンプレートを使用したスパークライングラフの作成
- グラフ軸の設定
- 動的テンプレートでのメソッドの使用
- メソッド作成の概要
- システムメソッド
- スタンドアロンメソッド
- メソッドの表示
- メソッドの追加または編集
- メソッドのトークン
- メソッドの JOIN 句の例外テーブル
- メソッドの検証と保存
- メソッドの削除
- 動的テンプレートのトラブルシューティング
- SQL テンプレートデザイナーの操作
- SQL テンプレートデザイナーの概要
- データベースの公開されたビュー
- SQL テンプレートを作成する手順
- SQL テンプレートの作成
- クエリーでの関数の使用
- SQL テンプレート出力のフォーマット
- 棒グラフ SQL テンプレートの構成
- 棒グラフ SQL テンプレートの例: ホスト CPU パフォーマンス
- 折れ線グラフ SQL テンプレートの構成
- ドーナツグラフ SQL テンプレートの構成
- ドーナツグラフ SQL テンプレートの例: NetBackup ジョブの種類別ジョブサイズ
- メーターグラフ SQL テンプレートの構成
- メーターグラフ SQL テンプレートの例: 割り当て済み容量
- 横棒グラフ SQL テンプレートの構成
- 横棒グラフ SQL テンプレートの例: ホスト CPU のパフォーマンス
- 積み上げ横棒グラフ SQL テンプレートの構成
- 積み上げ横棒グラフ SQL テンプレートの例: 利用可能/割り当て済み容量
- 面グラフ SQL テンプレートの構成
- 面グラフ SQL テンプレートの例: 割り当て済み容量と利用可能容量
- 円グラフ SQL テンプレートの構成
- 円グラフ SQL テンプレートの例: 全体的なジョブ状態の概略
- ピボットテーブル SQL テンプレートの構成
- ピボットテーブル SQL テンプレートの例: NetBackup ジョブサイズ
- 積み上げ棒グラフ SQL テンプレートの構成
- 積み上げ棒グラフ SQL テンプレートの例: ホスト CPU のパフォーマンス
- SQL テンプレートデザイナーでのテーブルの構成
- レポートテンプレートの保存と共有
- 高度な SQL レポートテンプレートオプション
- SQL テンプレートのエクスポートとインポート
- レポートクエリー作成用のパイプライン関数
- パイプライン関数について
- 一般的な関数
- APTlistOfDates
- aptStringConcat
- collectString
- getLicenseClientDetail
- getServerAttributeValue
- getObjectAttributeValue
- getChildServerGroupContextById
- getServerGroupContextById
- secsToHoursMinSecs
- Backup Manager 関数
- APTgetJobTypeName
- APTgetTapeDriveStatusName
- getFullPathname
- listJobSummaryAfterRestart
- listJobSummaryAfterRestartNBW
- NetWorker バックアップジョブの listJobSummaryAfterRestart
- listOfBackupWindowDates
- listOfBackupWindowDates (バックアップ処理時間帯 ID 別)
- ポリシー監査関数
- listClientChanges
- listPathnameChanges
- listPolicyChanges
- listScheduleChanges
- 容量関数
- listChargebackCatByVOLSDetail
- listChargebackCatByNcVolDetail
- listChargebackCatByFSDetail (HNAS 用)
- listChargebackCatByFSDetail (EMC Isilon 用)
- listChargebackByLUNSummary
- listChargebackByLUNDetail
- listChargebackCatByLUNSummary
- listChargebackCatByLUNDetail
- アラートの設定
- ホスト、バックアップサーバー、ホストグループの管理
- 属性とオブジェクトの管理
- 属性について
- 属性の例
- ホストグループと属性
- 一括ロードユーティリティと属性
- システムの属性
- 属性の継承
- 属性の管理
- ホストの属性の設定
- 属性の追加
- 属性の編集または名前変更
- 認証属性を使用した詳細なユーザーアクセスの設定の有効化
- 属性の削除
- 属性の命名規則
- 属性と値の例
- 属性管理ビューについて
- 属性管理ビュー (最上位のドメイン)
- 属性管理ビュー (サブドメイン)
- カスタム属性を含む動的テンプレートのエクスポート/インポート
- オブジェクトメンテナンスについて
- レポート用の製品固有のオブジェクト
- オブジェクトのメンテナンス
- [オブジェクトメンテナンス (Object Maintenance)]を使用した属性の割り当て
- [オブジェクトメンテナンス (Object Maintenance)]でのタイプ別のオブジェクトの検索
- ライブラリオブジェクトのカスタマイズ
- デバイス、ライブラリ、およびドライブの完全削除
- ポータルへのアクセスとユーザー権限の提供
- ポータルへのユーザーアクセスの提供
- ポータルユーザーアカウントの作成
- ユーザータイプについて
- ユーザーのユーザーグループの選択
- ユーザーグループの操作
- ユーザーグループの作成
- ユーザーグループへのユーザーの割り当て
- ユーザー権限について
- ユーザー権限の割り当て
- ユーザーグループ権限の設定
- 新しい製品レポートテンプレートの有効化
- レポートのインポート
- クラウド権限の有効化
- テンプレートデザイナーへのアクセスの許可
- カテゴリ内のすべての権限の有効化
- ユーザーとユーザーグループの管理
- ユーザーとユーザーグループの検索
- ユーザーアカウントの編集
- ユーザーアカウントの偽装
- パスワードの設定/リセット
- アカウントロックアウト
- ユーザーグループホームページの管理 (管理者)
- ポータルユーザーの削除
- ユーザーアカウントの無効化
- プライマリスケジュールとバックアップ処理時間帯の構成
- ポリシーの追加、編集、移動
- ソリューション管理
- データ収集の管理と監視
- データ収集の概要
- データ収集コンポーネントの構成
- データ収集タスクについて
- データ収集のインストールの概略
- データ収集のためのローカルの hosts ファイルの更新
- Data Collector のセキュリティとデータの暗号化
- データコレクタと収集ポリシーの管理
- 検証と状態について
- Data Collector の追加または編集
- データコレクタの有効化または無効化
- データ収集ポリシースケジュールの有効化と無効化
- コレクタと収集状態の確認
- データコレクタの削除
- データコレクタのアップグレード
- データ収集の状態の監視
- 収集状態ビューの整理
- クイックフィルタ
- データ収集の状態の表示
- データ収集状態のトラブルシューティング
- レポートを使用したデータ収集の状態の監視
- Capacity Manager ホストデータ収集の操作
- ホストデータ収集プロセスについて
- ホストリソースの前提条件と構成
- ホストアクセス権限、sudo コマンド、ポート、WMI プロキシの要件
- ホストアクセスの必要条件
- コマンドパスの検証
- ホストの検出と収集の構成手順
- ホストの検出と収集の設定の概要
- ホストの検出と収集のメンテナンスの概要
- ホストを検出する前に
- 構成または検索
- クレデンシャルの管理
- WMI プロキシの管理
- パスの管理
- アクセス制御の管理
- ホスト管理
- ホストの検出と収集ビューに入力するためのホスト検出ポリシーの構成
- ホスト検出の実行と監視
- 検出プロセス
- ホスト接続の検証
- エラーを表示
- [ホストの検出と収集 (Host Discovery and Collection)]ウィンドウのフィルタ処理 - 非表示/再表示、削除
- ホストの検出と収集での検索とエクスポート
- ホストの検出と収集でのエクスポート
- ホストの精査の構成および編集
- 精査設定の伝播: 精査のコピー、精査の貼り付け
- Veritas NetBackup の検出ポリシー
- システム通知の表示と管理
- 詳細パラメータを使用したカスタマイズ
- 詳細パラメータの概要
- 詳細パラメータの使用例
- 詳細パラメータの追加
- アクセス制御の詳細パラメータ
- 一般的なデータ収集の詳細パラメータ
- DC_START_CONNECT_RETRIES
- COMMAND_TIMEOUT
- DATARCVR_READ_TIMEOUT
- LOGGING_LEVEL
- METACOLLECTOR_MAX_THREADS
- METACOLLECTOR_MIN_THREADS
- PATH_CONTROL_PARAM
- SSH_ALTERNATE_PKG_USE
- SSH_CHANNEL_WAIT_TIME
- SSH_CIPHERS
- SSH_DEBUG
- SSH_PORT
- STDOUT_ERROR
- STDOUT_FILTER_LIST
- THREAD_IDLE_TIMEOUT
- WMI_PROXY_VERSION_TIMEOUT
- クラウドデータ収集の詳細パラメータ
- ホストの検出と収集の詳細パラメータ
- Backup Manager の詳細パラメータ
- COMMVAULT_OLDEST_JOB_HOURS
- MMINFO_MOVE_BACKWARD_MIN
- NBU_AUDIT_LOOKBACK_DAYS
- NBU_DUP_JOB_PARTIAL_STATUS_OVERRIDE
- NO_AVAMAR_CLI
- RMAN_BACKUP_LOOKBACK_DAYS
- RMAN_BACKUP_LOOKBACK_OVERRIDE
- SUPPRESS_KERBEROS_PROMPT
- USE_ALT_NBU_INCL_EXCL
- USE_NTML_V2
- VEEAM_BACKUP_LOOKBACK_DAYS
- VEEAM_BACKUP_LOOKBACK_DAYS_OVERRIDE
- Capacity Manager の詳細パラメータ
- File Analytics の詳細パラメータ
- Virtualization Manager の詳細パラメータ
- ポータル環境の管理
- ランサムウェアのスコアカードの管理
- ファイルの分析
- ポータルのトラブルシューティング
- 属性継承のオーバーライド
- レポートデータのキャッシュについて
ランサムウェアのスコアカードの概要
ランサムウェアのスコアカードにより、ランサムウェアからの回復力や回復可能性に関する環境の準備度を確認できます。さらに、ランサムウェアに対する強力な防御と正確なデータ回復を確実にする、改善点とベストプラクティスも推奨します。スコアカードには、環境から収集されたデータとスコアカードの評価クエリーに対するユーザーの回答に基づいた結果が表示されます。デフォルトのクエリーセットでは使用環境を適切に評価できない場合は、カスタムクエリーを追加することもできます。スコアカードは、NetBackup を対象としたレポートベースの入力から別のデータポイントセットを導き出し、環境を総合的に評価するためのカスタムレポートの追加機能を提供します。
次の推奨事項に従って、ランサムウェアからの回復力や回復可能性に関して、実際に環境を評価してください。
回答数やデータポイントの数が多いほど、より現実的な評価になります。
Veritas NetBackup Data Collector ポリシーが設定されていることを確認し、少なくとも 1 カ月分のデータを収集します。
[レポート]タブの Ransomware フォルダからランサムウェアのスコアカードを実行します。
スコアカードのスコープを設定するときに、正しいドメインを選択し、他のスコープフィールドで [すべて (All)]を選択します。
最初は、ランサムウェアのスコアと完了したクエリー (%) はゼロです。レポートからデータ統計を受信したり、ユーザーがクエリーの回答を投稿すると、スコアが表示され始めます。
[リスク]列をソートして、リスクの高いアイテムを識別します。(デフォルトでは、リスクが高い順にソートされます。)
以下は、ランサムウェアのスコアカードに関する、役割ベースのアクセス権と権限をポータルユーザー別に示したものです。
管理者は、[管理者]タブで[ユーザー]、[ユーザーと権限]、[権限]の順に移動し、ランサムウェアのスコアカードに他のユーザーの権限を設定できます。ランサムウェアのダッシュボードとスコアカードへのアクセスは、[レポート] > [ランサムウェア]で制御できますが、スコアカードのクエリーを管理、上書きする権限、クエリーに回答する権限は、[管理者] > [レポート]で割り当てます。
表: スコアカードの役割
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役割 |
説明 |
|---|---|
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ランサムウェア管理者またはスーパーユーザー |
ランサムウェア管理者は、組織のスコアカードを設定する必要があります。この役割は、カスタムクエリーを追加し、一部の組み込みクエリーを無効化または有効化できます。 |
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ユーザー |
ユーザーはスコアカードのクエリーに回答し、「データ」タイプのクエリーを上書きできます。これらは 2 つの異なる権限レベルであるため、ユーザーがこれらの操作を実行できるようにするには、ポータル管理者がこれらの権限をユーザーに対して個別に有効にする必要があります。どちらにも個別の権限レベルがありますが、これらをまとめたものが合計スコアに反映されます。 |
|
閲覧者 |
閲覧者は単に、ランサムウェアのスコアカードを表示し、それを NetBackup IT Analytics ポータル外で、電子メール、HTML、PDF などのエクスポート形式で共有することのみが可能です。通常、閲覧者は主にスコアカードの結果と推奨事項に関心があるユーザーです。 |
これらの役割は、次の処理を実行する権限や制限に置き換えられます。これらの処理は、スコアカードの各行にある[処理]メニューから実行できます。
表: 役割ベースのユーザー権限
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ユーザー処理 |
説明 |
ユーザー権限 | ||
|---|---|---|---|---|
|
ランサムウェアの管理者 (Y/N) |
ランサムウェアの質問への回答 (Y/N) |
ランサムウェアの上書き (Y/N) | ||
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質問の追加 データクエリーの追加 |
新しいクエリーを追加します。 |
Y |
N |
N |
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質問の編集 データクエリーの編集 |
ユーザーが作成した、対応するクエリーまたは質問のみを編集します。 |
Y |
N |
N |
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削除 |
ユーザーが作成した、対応するクエリーまたは質問のみを削除します。 |
Y |
N |
N |
|
無効化/有効化 |
スコアカード計算にデータクエリーまたは質問を含めるか、または除外するかを切り替えます。 一部のデフォルトのデータクエリーまたは質問は必須で、このオプションはありません。 |
Y |
N |
N |
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質問への回答 |
回答フォームを開き、新しい回答を送信するか、前の回答を編集します。 このメニューオプションは、「質問」タイプのクエリーにのみ表示されます。 |
N |
Y |
N |
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回答の履歴 |
クエリーの回答履歴を開きます。レポートに、クエリーに対する回答の履歴が表示されます。 このメニューオプションは、「質問」タイプのクエリーにのみ表示されます。 |
N |
Y |
N |
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項目の履歴 |
クエリーの監査証跡を示します。レポートには、クエリーの変更履歴とその回答が表示されます。 |
Y |
N |
N |
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値の上書き |
上書きする値を指定するためのフォームが表示されます。 上書きする値は、レポートベースの結果をオフセットする割合の値です。このオプションを使用すると精度は高くなりますが、全体的なランサムウェアスコアに影響します。 このメニューオプションは、「データ」タイプのクエリーにのみ表示されます。 |
N |
N |
Y |
|
上書きの履歴 |
クエリーの上書き記録の履歴 (メモを含む) を表示します。 このメニューオプションは、「データ」タイプのクエリーにのみ表示されます。 |
N |
N |
Y |
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更新 |
基になる関連レポートを更新してクエリー結果を更新し、最新の数値をフェッチします。 このメニューオプションは、「データ」タイプのクエリーにのみ表示されます。 |
Y |
Y |
Y |
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詳細情報 |
クエリーに[詳細情報]リンクが設定されている場合は、新しいブラウザタブでリンクが起動します。 |
Y |
Y |
Y |
ランサムウェアのスコアカードへのアクセス権を持つユーザーは、次のようにアクセスできます。
- [レポート]、[ランサムウェア]、[ランサムウェアのスコアカード]の順に選択します。
- 以下の説明に基づいて、スコープセレクタから[ドメイン]、[クエリーの状態]、[クエリーの可視性]、[クエリーの種類]の順に選択し、[生成]をクリックします。
フィールド
説明
ドメイン
ランサムウェアのスコアカードを作成するドメイン
クエリーの状態
クエリーの状態に基づいて、スコアカードビューを次のようにフィルタ処理します。
すべて: 回答済みのクエリーと未回答のクエリーを両方ともスコアカードに表示します。
完了: 回答済みのクエリーのみをスコアカードに表示します。
未完了: 未回答のクエリーのみをスコアカードに表示します。
クエリーの可視性
クエリーの可視性の状態に基づいて、スコアカードビューを次のようにフィルタ処理します。
すべて: 有効なクエリーと無効なクエリーを両方ともスコアカードに表示します。
有効: 有効なクエリーのみをスコアカードに表示します。
無効: 無効なクエリーのみをスコアカードに表示します。クエリーの有効と無効を切り替える権限は、スーパーユーザーにあります。
クエリーの種類
クエリーの種類に基づいて、スコアカードビューを次のようにフィルタ処理します。
すべて: すべての種類のクエリーをスコアカードに表示します。
質問: スコアカードの「質問」タイプのクエリーを表示し、他のすべてのクエリーを非表示にします。
データ: スコアカードの「データ」タイプのクエリーを表示し、他のすべてのクエリーを非表示にします。
ランサムウェアのスコアカードは、スコープの選択に基づいて生成されます。
ランサムウェアのスコアカードのコンポーネントについて、以下の表で説明します。
表: ランサムウェアのスコアカードのコンポーネント
|
コンポーネント |
説明 |
|---|---|
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ランサムウェアスコア (%) |
「質問」タイプのクエリーに対するユーザーの回答、および「データ」タイプのクエリーによって報告された統計情報に基づくランサムウェアスコアをパーセントで表したものです。 これは、各クエリーの実際のスコア値の合計を、各クエリーの最大可能スコア値の合計で割った値をパーセントで表したものです。 |
|
スコアのトレンド (%) |
レポートのスコープで指定された期間での、ランサムウェアからの回復可能性のトレンド。各データポイントにマウスポインタを重ねると、最大スコア、パーセンテージスコア、影響するクエリー、イベントなど、トレンドラインに関する追加の詳細が表示されます。 |
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完了したクエリー (%) |
ランサムウェアに対する準備度の評価がどの程度完了しているかをパーセントで示します。割合が高いほど、全体的なスコアが高くなります。 |
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タイプ |
クエリータイプが「質問」か、レポートから受信した「データ」入力かを示します。 |
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クエリー |
実際のクエリー内容。 |
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結果 |
ユーザーから受信した回答、または関連するレポートから取得した値。 |
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推奨されるベストプラクティス |
それぞれのクエリーに推奨される標準的なベストプラクティス。ユーザーがクエリーに回答すると表示されます。 |
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スコア |
クエリーに対して提出された回答の質を示します。これは、個々のスコアの合計にクエリーの重みを掛けた値です。 |
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リスク |
提出された回答に基づいて、クエリーに関連するリスクの程度を示します。重みが大きいクエリーでスコアが低い場合や最低の場合、リスクが高く、より長い棒で表されます。重大なリスクは、棒の横に三角形が追加表示されます。 |
ランサムウェアのスコアカードには、次のコンポーネントに関する履歴ビューが表示されます。
回答の履歴: 「質問」タイプのクエリーに対して受信した過去の回答を表示します。この履歴には、回答 (ユーザーからの回答)、削除済みかどうか (はい/いいえ)、イベント、ユーザーが追加したメモ、クエリーを変更したユーザーの名前などの詳細が含まれます。
上書きの履歴: クエリーに対してユーザーが実行した上書き処理の履歴を表示します。この履歴には、上書きに関するイベント、メモ、変更したユーザー、変更日などの詳細が含まれます。
項目の履歴: クエリーの変更履歴とその回答を表示します。このレポートの詳細には、クエリーに対して行われた編集の記録と、一定期間内に変更された回答の証跡を示す別の表が含まれます。各詳細はそのタイムスタンプでキャプチャされます。