APTARE IT Analytics 認定構成ガイド
- はじめに
- ポータルとデータベースサーバー
- Data Collector サーバーの構成
- Capacity Manager 構成
- サポート対象のストレージアレイとアクセス要件
- IBM アレイ: プロファイルの変更
- API 権限を持つ NetApp ユーザーの作成
- API 権限を持つ NetApp Cluster-Mode ユーザーの作成
- アレイまたは LUN に関するパフォーマンスデータの収集
- EMC Isilon のメトリック
- NetApp Cluster-Mode メトリック
- EMC Symmetrix の拡張パフォーマンスメトリック
- ホストリソースの前提条件と構成
- ホストアクセス権限、sudo コマンド、ポート、WMI プロキシの必要条件
- Windows ホストデータ収集の WMI プロキシ要件
- ホストリソースサポート対象の構成
- サポート対象の HBA (ホストバスアダプタ)
- クラウド構成
- Virtualization Manager 構成
- File Analytics 構成
- Fabric Manager 構成
- Backup Manager 構成
- ServiceNow 構成
- 内部 TCP ポートの要件
内部 TCP ポートの要件
ポータルサーバーは、プロセス間通信に TCP ポートを広範囲に使用します。このセクションの一覧に示されるポートは APTARE IT Analytics 内部にあり、ポータルサーバー内での通信に使用されます。これらはここの一覧に示されるため、環境内の他のソフトウェアとポートの競合があるかどうかを判別できます。APTARE IT Analytics が使用する標準ポートは、お客様またはパートナーが、基盤となるオペレーティングシステムと最新のオペレーティングシステムのパッチ以外のソフトウェアをインストールしない環境で動作することが認定されています。
状況に応じて、お客様は、別のサードパーティ製ソフトウェア製品が稼働中の (または過去に実行した可能性がある) システムに、ポータルサーバーソフトウェアをインストールすることを選択する場合があります。このようなサードパーティ製ソフトウェア製品には、NetBackup Advanced Reporter、HSSM (Hitachi Storage Services Manager)、またはプロセス間通信に TCP ポートを使用するその他の製品などがある可能性があります。このような状況では、それぞれのソフトウェア製品間でポートとディレクトリまたはファイル名の競合が発生しないように、特別な注意を払う必要があります。これらは、サポートサービス技術者によって設定されて認定されていないかぎり、認定された環境でなく、サポート対象ではありません。これらの「特殊なケース」の環境を設定して認証するには、ターゲットポータルシステムでポートとディレクトリまたはアプリケーションの競合監査を実行する必要があります。競合が特定されると、可能であれば、非標準のインストールポートが APTARE IT Analytics ソフトウェア、および関連するサードパーティ製コンポーネントに割り当てられます。