NetBackup IT Analytics システム管理者ガイド

説明

このユーティリティを使用すると、クライアントが属する IBM Tivoli Storage Manager インスタンス別にクライアントを自動的に編成できます。このユーティリティは、各インスタンスのホストグループを自動的に作成し、インスタンスのメンバーであるクライアントを対応するホストグループにリンクします。

使用法

execute tsm_common_pkg.TSMsetupClientsByInstance 
('<source_host_group>', '<destination_host_group>', 
<move_or_copy_flag>);

例: exec tsm_common_pkg.TSMsetupClientsByInstance('/Global', NULL, 1);

説明

source_host_group は、クライアントをトラバースするためのホストグループ階層への絶対パス名です (例: /Aptare/hostgroup1)。このパラメータのデフォルト値は NULL です (引用符で囲まない)。NULL に設定すると、ユーティリティはトラバース対象の最上位のホストグループを自動的に検出します。

destination_host_group は、インスタンス名別の新しいグループが自動的に作成されるホストグループへの絶対パス名です。このパラメータのデフォルト値は NULL です (引用符で囲まない)。NULL に設定すると、ユーティリティは自動的に source_host_group 内に IBM Tivoli Storage Manager インスタンスのホストグループを作成します。

move_or_copy_flag は 0 = クライアントのリンク (コピー) または 1 = クライアントの移動に設定できます。0 に設定すると、ユーティリティはクライアントをそれぞれのホストグループにリンクし、クライアントを元のホストグループの場所に維持します。1 に設定すると、ユーティリティはすべてのクライアントをソースホストグループからそれぞれのホストグループに移動します。