クラウド向け NetBackup IT Analytics Data Collector インストールガイド
- アマゾンウェブサービス (AWS) のインストール前の設定
- Google Cloud Platform のインストール前の設定
- OpenStack Ceilometer のインストール前の設定
- OpenStack Swift のインストール前の設定
- Microsoft Azure のインストール前の設定
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- データ収集の検証
- Data Collector のアンインストール
- 手動での Data Collector の開始
- 付録 A. ファイアウォールの構成: デフォルトのポート
Data Collector を追加するための前提条件 (アマゾンウェブサービス)
64 ビット OS。サポート対象のオペレーティングシステムについては、『認定構成ガイド』を参照してください。
NetBackup IT Analytics システムがベンダーのサブシステムからデータを収集するとき、収集プロセスは、名前と値のペアが米国英語であると想定します。またインストールは、ロケールが米国英語に設定されている管理者が実行する必要があります。サーバーの言語バージョンは、米国英語以外にも設定できます。
Amazon Corretto 17 をサポートしていること。Amazon Corretto は、無償ですぐに本番環境に適用できる、マルチプラットフォーム対応の OpenJDK (Open Java Development Kit) ディストリビューションです。
パフォーマンス上の理由により、NetBackup IT Analytics ポータルと同じサーバーに Data Collector をインストールしないでください。ただし、両方を同じサーバーにインストールする必要がある場合は、ポータルと Data Collector ソフトウェアが同じディレクトリに存在しないことを確認してください。
1 つのサーバー (または OS インスタンス) に Data Collector を 1 つだけインストールします。
Amazon クラウドコンピューティングリソースは、世界中の複数の場所でホストされています。これらの場所は AWS リージョンで構成されます。NetBackup IT Analytics では、詳細パラメータを使用してデフォルトのリージョンを構成できます。
詳細パラメータ (Advance parameter): AWS_DEFAULT_REGION
値 (Value): 以下のドキュメントからリージョンを決定し、[利用可能なリージョン (Region availability)]表の[リージョン (Region)]列から適切なリージョンを指定することをお勧めします。
メモ:
値を指定しない場合、NetBackup IT Analytics では us-west-2 がデフォルト値と見なされます。