NetBackup™ for HBase 管理者ガイド
同じ HBase クラスタへの HBase データのリストア
同じ HBase クラスタ上で HBase データをリストアするには、次の点を考慮してください。
NetBackup Web UI を使用して、HBase データのリストア操作を開始します。このインターフェースでは、リストアするオブジェクトが存在する NetBackup サーバー、およびバックアップイメージを表示するクライアントを選択できます。これらの選択に基づいて、バックアップイメージの履歴の表示、個々の項目の選択およびリストアの開始を行うことができます。
リストアブラウザを使用すると、HBase ディレクトリオブジェクトを表示できます。オブジェクトは階層表示され、リストアに使用するオブジェクトを選択できます。HBase クラスタを構成するオブジェクト (HBase ディレクトリまたはファイル) は、個々のディレクトリを展開すると表示されます。
管理者は、HBase ディレクトリおよび個々の項目を参照してリストアできます。ユーザーがリストアできるオブジェクトには、HBase ファイルとフォルダが含まれます。
同じ HBase クラスタに HBase データをリストアするには
- NetBackup Web UI を開きます。
- 左側の[リカバリ (Recovery)]をクリックします。
- [標準リカバリ (Regular recovery)]で[リカバリの開始 (Start recovery)]をクリックします。
- [ポリシー (Policies)]タブで、[追加 (Add)]をクリックします。
- [基本プロパティ (Basic properties)]タブで、以下を入力します。
[ポリシー形式 (Policy type)]で、[BigData]、[HBase]という名前を選択します。
リストア操作を実行するソースとして HBase アプリケーションサーバーを指定します。
[ソースクライアント (Source client)]リストから、必要なアプリケーションサーバーを選択します。
バックアップホストを宛先クライアントとして指定します。
[宛先クライアント (Destination client)]リストから、必要なバックアップホストを選択します。バックアップホストがノードをバックアップしたメディアサーバーの場合、リストアはより短時間になります。
[次へ (Next)]をクリックします。
- [リカバリの詳細 (Recovery details)]タブで、次の操作を実行します。
データセット全体をリストアする適切な日付範囲を選択します。または、[編集 (Edit)]をクリックして[バックアップ履歴の使用 (Use backup history)]を選択し、リストアするバックアップイメージを選択します。
リストアするファイルおよびフォルダを選択します。
[次へ (Next)]をクリックします。
- [リカバリオプション (Recovery Options)]タブで、次の操作を実行します。
バックアップを実行したのと同じ場所にファイルをリストアする場合は、[元の位置にすべてをリストア (Restore everything to its original location)]を選択します。
バックアップの場所とは異なる場所にファイルをリストアする場合は、[すべてを異なる場所にリストア (Restore everything to a different location)]を選択します。
パスを指定します。
ファイルとディレクトリを別の場所にリストアするには、[個々のディレクトリやファイルを異なる位置にリストア (Restore individual directories and files to different locations)]を選択します。
[リカバリオプション (Recovery options)]を見つけ、目的のオプションを選択します。
[次へ (Next)]をクリックします。
- [レビュー (Review)]タブで、リカバリオプションを確認して[リカバリの開始 (Start Recovery)]をクリックします。