NetBackup™ Self Service インストールガイド
サイレントインストール
NetBackup Self Service をインストールしようとする前に、現在のコンピュータが NetBackup Self Service のすべてのインストール要件を満たしていることを確認します。これらの要件には、NetBackup Self Service の古いバージョンがインストールされていないことの確認が含まれます。
NetBackup Self Service をサイレントインストールするには:
install_directory\Silent Files\Install.db.configファイルを編集して、NetBackup Self Service データベースに接続するために必要な情報を入力します。Install.db.configファイルの CompanyName オプションには、会社名を入力するか、デフォルト値のままにします。- サイレントインストールを使用して NetBackup Self Service を再インストールする場合は、
Install.db.configファイルの OverrideNSSDBUsersIfExists オプションを使用します。次に該当する場合は、サイレントインストール用に OverrideNSSDBUsersIfExists オプションを True に設定します。
NetBackup Self Service の以前のバージョンをアンインストールした。
データベース (
NetBackupSelfServiceとNetBackupSelfServiceNetBackupAdapter) を削除した。NetBackup Self Service によって作成された 2 つのログイン (NetBackupSelfServiceUser と NetBackupSelfServiceNetbackupAdapterUser) の削除に失敗した。
上記の条件に該当する場合、OverrideNSSDBUsersIfExists オプションが True に設定されていないと、サイレントインストールは失敗します。
Install.db.configファイルの残りのオプションは、SQL Server に接続するために使用されます。sysadmin グループのメンバーである ID を使用するようにこれらを構成します。install_directory\Silent Files\SilentInstall.batを右クリックし、[管理者として実行]を選択します。インストールが開始され、コマンドラインウィンドウにインストールの進捗状況が表示されます。インストールが完了すると、コマンドラインウィンドウが閉じます。コマンドラインからサイレントインストールを直接起動することもできます。コマンドプロンプトを開き、
SilentInstall.batファイルを含むディレクトリに変更してから、SilentInstall.batを実行します。
インストールログファイル log_timestamp_install.log が、SilentInstall.bat ファイルと同じディレクトリに生成されます。このファイルでインストールの結果を確認します。インストールが失敗した場合は、インストールログにトラブルシューティング情報が記載されています。