NetBackup™ for Nutanix Acropolis Hypervisor (AHV) 管理者ガイド
- NetBackup for Acropolis Hypervisor (AHV) の概要
- Nutanix for AHV を使用する前の前提条件と考慮事項
- AHV による NetBackup 通信の設定
- AHV 用 NetBackup ポリシーの設定
- バックアップとリカバリ
- Nutanix AHV 仮想マシンのバックアップを作成する
- Nutanix AHV 仮想マシンのリカバリ処理の概要
- 問題のトラブルシューティング
- 付録 A. Nutanix AHV 仮想マシンをバックアップおよびリストアするための NetBackup コマンド
[バックアップ、アーカイブおよびリストア (Backup, Archive, and Restore)]コンソールを使用した Nutanix AHV VM のリカバリ
NetBackup の[バックアップ、アーカイブおよびリストア (Backup, Archive, and Restore)]コンソールで次の手順を使用して、Nutanix AHV VM をリカバリします。
続行する前に、Nutanix AHV VM のリカバリの計画を参照してください。
メモ:
BigData ポリシーの場合、バックアップホストで NetBackup バージョン 8.2 以前を実行していたら、次の手順を使用して AHV VM をリカバリします。
www.veritas.com/content/support/ja_JP/doc/127664414-132725336-0/v127698730-132725336
バージョン 8.2 より前の NetBackup でバックアップが作成されているイメージのリカバリ:
NetBackup バージョン 8.1、8.1.1、8.1.2 を使用してバックアップが作成されたイメージからの AHV VM のリカバリについてを参照してください。
NetBackup 管理コンソールの[バックアップ、アーカイブおよびリストア (Backup, Archive, and Restore)]コンソールを使用して VM をリカバリするには
- バックアップ、アーカイブおよびリストアインターフェースを開きます。
- [ファイル (File)]メニュー (Windows の場合) または[処理 (Actions)]メニュー (UNIX の場合) から、[NetBackup マシンおよびポリシー形式の指定 (Specify NetBackup Machines and Policy Type)]ウィザードを開き、次のオプションを選択します。
[リストアのソースクライアント (Source client for restores)]リストから、必要な VM を選択します。
バックアップホストを宛先クライアントとして指定します。
[リストアの宛先クライアント (Destination client for restores)]リストから、必要なバックアップホストを選択します。
[リストアのポリシー形式 (Policy type for restores)]リストから、ポリシー形式として Hypervisor を選択します。
[リストアの作業負荷の種類 (Workload type for restores)] リストから、作業負荷タイプとして Nutanix-AHV を選択します。
[OK]をクリックします。
- [リストア形式 (Restore Type)]ドロップダウンリストで、[仮想マシンのバックアップ (Virtual Machine Backups)]を選択します。
- データセット全体をリストアする適切な日付範囲を選択します。
[バックアップ履歴 (Backup History)]に移動し、リストアするバックアップイメージを選択します。
[ディレクトリの参照 (Browse Directory)]フィールドに、/ (フォワードスラッシュ) を入力して、リカバリする Nutanix VM データのバックアップを表示します。
- [ディレクトリ構造 (Directory Structure)]ペインで、Nutanix AHV VM が表示されます。VM を選択すると、その VM に関連付けられたコンテナとディスクが[選択されたディレクトリの内容 (Contents of Selected Directory)]ペインに表示されます。
すべての VM ディスクと関連付けられたコンテナが、[選択されたディレクトリの内容 (Contents of Selected Directory)]ペインに表示されます。
- [ディレクトリ構造 (Directory Structure)]ペインで、リカバリする Nutanix AHV VM のチェックボックスにチェックマークを付けます。
- [リストア]をクリックします。
- [仮想マシンのリカバリ (Virtual Machine Recovery)]ウィザードで、VM をリカバリするオプションを選択します。
リカバリの場所とオプションについて詳しくは、次を参照してください。
リカバリ場所についてを参照してください。
リカバリオプションについてを参照してください。
メモ:
VM ID は、VM UUID です。
- リカバリオプションを設定した後、[リカバリ前チェックを実行 (Run Pre-Recovery Check)]を開始して、VM のリカバリを続行します。チェックが失敗した場合は問題を修正し、リカバリ前チェックを再実行します。
- [リカバリの開始 (Start Recovery)]をクリックします。
- VM がリカバリされてインスタンス化されたことを確認します。