Enterprise Vault™ 監査
Enterprise Vault OData Web サービスにアクセスするユーザーアカウントの準備
ユーザーに OData Web サービスを使用して監査データベースから情報を取得するのを許可するには、次を設定する必要があります。
ユーザーアカウントを「Enterprise Vault 監査 OData データセットを表示できる」操作がある役割に割り当てます。
Enterprise Vault には、OData Web サービスを使用して監査データベースにアクセスできる「Enterprise Vault 監査 OData データセットを表示できる」と呼ばれる RBA 操作が含まれています。この操作がある役割に割り当てられたユーザーのみが監査データベースを照会できます。メイン管理者役割がデフォルトでこの操作に割り当てられることに注意してください。
ユーザーアカウントを Enterprise Vault 監査データベースで EVODataAdminRole に割り当てます。
EVODataAdminRole と呼ばれる SQL データベース役割は、OData Web サービスを介して Enterprise Vault 監査データベースへのアクセスをユーザーに許可します。「Enterprise Vault 監査 OData データセットを表示できる」操作にユーザーを追加またはユーザーを削除するとき、Enterprise Vault はユーザーを自動的に EVODataAdminRole 役割に同期します。
Enterprise Vault サーバーが委任に関して信頼されるように設定します。
Enterprise Vault OData Web サービスは、Web サービスにアクセスしているユーザーアカウントの資格情報を使用して監査データベースに接続しようとしているため、これが必要です。監査データベースをホストするデータベースサーバーは、委任に関して信頼されるように IIS サーバーが設定されている場合を除き、IIS サーバーから Web サービスにアクセスしているユーザーアカウントの資格情報を受け入れません。委任に関して信頼されるようにサーバーを設定する方法について詳しくは Microsoft 社のマニュアルを参照してください。