Veritas Appliance 管理ガイド
- 概要
- AMS の管理
- Appliance Management Console の使用
- アプライアンスの管理
- アプライアンスソフトウェアのアップグレードについて
- EEB およびその他のアドオンの管理
- ステージングパッケージについて
- NetBackup Appliance での管理サービスについて
- アクティビティとイベントの監視
- リポジトリの管理
- NetBackup Appliance への管理更新プログラムの適用
- NetBackup Virtual Appliance での AMS の実行
コンテナとしての AMS の構成
AMS は、NetBackup と NetBackup Virtual Appliance のほか、Flex Appliance をサポートするためのコンテナとして利用できます。
メモ:
Flex Appliance を管理するには、AMS をコンテナとして構成する必要があります。
コンテナとして AMS を構成する前に、次の前提条件を確認してください。
構成済みの Linux サーバーにアクセスできる必要があります。Linux サーバーを使用して、AMS をコンテナとして構成して実行する必要があります。
Linux サーバーに Docker Engine をインストールする必要があります。
AMS をコンテナとして構成するには
- ベリタスダウンロードセンターから AMS コンテナのイメージファイルをダウンロードします。
- 次のコマンドを使用して、Linux サーバーにイメージファイルをインポートします。
$ docker load -i <path to image file>
- 次のコマンドを使用して、イメージファイルがロードされたことを確認します。
$ docker images
- 次のコマンドを実行して、データディレクトリを作成し、名前を付けます。
mkdir -p <directory path> (<directory path> は指定するディレクトリの名前です)
例: mkdir -p /home/amsdev/amsdata
- 次のコマンドを使用してコンテナを実行します。
docker run -h <hostname> -v <directory>:/data -p 443:443 <image name>:<image tag> (<hostname> は完全修飾ホスト名で、<directory> は作成されるディレクトリの名前です)。イメージファイルとタグの名前は、$ docker images コマンドから確認できます。
次のオプションパラメータを使用することもできます。
--name <container service name> (コンテナサービスの名前)
-d (バックグラウンドで実行するコンテナ)
例:
docker run --name ams-container -d -h <host name> -v /home/amsdev/amsdata:/data -p 443:443 appliancemgmt:2.0.0
- これで、Appliance Management Console (https://<hostname>) にアクセスできます。AMS コンテナへのユーザーまたはユーザーグループの追加を参照してください。