Veritas Appliance 管理ガイド

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Product(s): Appliances (3.2)
Platform: NetBackup Appliance OS
  1. 概要
    1.  
      概要
    2.  
      Appliance Management Console について
    3.  
      アプライアンス管理サーバーについて
    4.  
      アプライアンス管理エージェントについて
    5.  
      AMS とエージェントのトポロジについて
  2. AMS としてのアプライアンス
    1.  
      AMS としてのアプライアンスの構成
    2.  
      アプライアンスの管理役割を AMS として設定または削除する
    3.  
      AMS ユーザーロールについて
    4.  
      ユーザーまたはユーザーグループへの AMS ロールの付与
  3. Appliance Management Console の使用
    1.  
      Appliance Management Console へのログオン
    2.  
      [ホーム (Home)]ページの使用
    3.  
      AMS でのパスワードの変更
    4.  
      リポジトリの管理
    5.  
      ダウンロードに使用する帯域幅の制限
    6.  
      アプライアンス管理コンソールからのログアウト
  4. [ホーム (Home)] ページからのアプライアンスの管理
    1.  
      アプライアンスの詳細の表示
    2.  
      アプライアンスのパフォーマンスグラフの表示
    3.  
      アプライアンスのパフォーマンスデータのエクスポート
    4.  
      Appliance Management Console への Appliance の追加
    5.  
      アプライアンス管理コンソールからの 1 つ以上のエージェントの削除
    6.  
      アプライアンスソフトウェアのアップグレードの管理
    7. EEB の管理
      1.  
        EEB のインストール
      2.  
        EEB のアンインストール
  5. アクティビティモニターとイベントの使用
    1.  
      アクティビティモニターについて
    2.  
      アクティビティモニターへのアクセス
    3.  
      イベントの監視
    4.  
      マイアプライアンスポータルへのアクセス
  6. 以前のバージョンのアプライアンスに管理更新プログラムを適用する
    1.  
      以前のバージョンに対する AMS とエージェントのアップデートのダウンロード
    2.  
      AMS アップデートの管理
    3.  
      自動または手動のエージェントアップデートの実行
  7. NetBackup Virtual Appliance での AMS の実行
    1.  
      NetBackup Virtual Appliance での AMS
    2.  
      NetBackup を構成せずに、仮想アプライアンスでスタンドアロン AMS を構成する
    3.  
      仮想アプライアンスでマスターサーバーまたはメディアサーバーおよび AMS を構成する
    4.  
      Appliance Management Console のログインとユーザーパスワードの変更
  8.  
    索引

AMS アップデートの管理

管理アップデートパッケージには、Appliance Management Server (AMS) とエージェントの修正や新機能が含まれています。AMS とエージェントの両方をアップデートし、AMS/エージェントのバージョンが同じになるようにすることをお勧めします。

メモ:

AMS は、インストールされている AMS のバージョンが 1.1 以降の場合にのみ更新できます。

管理アップデートパッケージは管理機能を更新しますが、AMS のアプライアンスソフトウェアには影響しません。

メモ:

AMS のアプライアンスソフトウェアをアップグレードする場合は、NetBackup Appliance シェルメニューを使用します。詳しくは、『NetBackup Appliance アップグレードガイド』を参照してください。

AMS に管理アップデートをインストールするには、次の手順を使用します。

AMS に管理アップデートをインストールするには

  1. この手順を開始する前に、管理アップデートパッケージを AMS のリポジトリに追加します。

    アプライアンスドメイン内のコンピュータで、適切なパッケージまたはファイルを Veritas Entitlement Management System (VEMS) からダウンロードします。VEMS にアクセスするには、ベリタスのサポート Web サイトに移動し、[ライセンス (Licensing)]をクリックします。Veritas-ApplianceManagement-1.3-dateTimeStamp.x86_64.rpm ファイルをダウンロードします。

  2. 同じコンピュータから別のブラウザウィンドウを開き、AMS ユーザーとして AMS にログインします。
  3. [設定 (Settings)]ページで、[リポジトリ (Repository)]をクリックします。
  4. [リポジトリ (Repository)]ページで、[追加 (Add)]をクリックします。
  5. 表示されるダイアログボックスで、次の操作を行います。
    • ダイアログボックスの上部で、ドロップダウンリストをクリックして、ベリタスからパッケージまたはファイルをダウンロードした場所に移動します。

    • 表示される項目のリストから、ダウンロードしたパッケージまたはファイルを選択し、[開く (Open)]をクリックします。パッケージまたはファイルは、[リポジトリ (Repository)]ページのリストの上部に表示されます。

  6. パッケージをリポジトリに追加すると、次のメッセージが[ホーム (Home)]ページに表示されます。

  7. [設定 (Settings)]、[AMS のアップデート (Update AMS)]に移動します。

    メモ:

    AMS 3.1.1 で管理アップデートパッケージをリポジトリに追加しても、[設定 (Settings)]ページに[AMS のアップデート (Update AMS)]オプションが表示されないことがあります。この問題を解決するには、Appliance Management Console の他のページに移動し、[設定 (Settings)]ページに戻ります。

  8. 表示される画面を確認し、[アップデート (Update)]をクリックします。

    [アップデート (Update)]をクリックしてからログアウトすると、AMS の管理機能の更新がバックグラウンドで開始されます。

    メモ:

    AMS アップデートには通常 1 分かかりますが、環境要因によってはさらに時間がかかることがあります。

  9. サインインページにリダイレクトされます。AMS 役割を持つユーザーとしてログオンし、Appliance Management Console にアクセスします。

    [監視 (Monitor)]、[アクティビティモニター (Activity Monitor)]の順にクリックして、AMS アップデートタスクの詳細を表示します。AMS アップデートの完了には通常数分かかります。

    AMS のバージョンは、各画面の左上隅にある「Veritas Appliance Management Console」というテキストの下にも表示されます。

  10. Veritas では、AMS を更新した後、AMS に追加されるエージェントを更新して、AMS/エージェントのバージョンが同じになるようにすることを推奨しています。これらのエージェントのアップデートを自動または手動で行うことを選択できます。

    メモ:

    アプライアンスソフトウェアのバージョンが 3.1.1 以降のエージェントのみを更新できます。

    自動または手動のエージェントアップデートの実行を参照してください。