Veritas NetBackup™ Copilot™ for Oracle 構成ガイド

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Product(s): Appliances (3.3.0.1)
Platform: NetBackup Appliance OS

Copilot について

Copilot は、ネイティブの Oracle ツールと統合して、DBA (データベースバックアップの管理者) にデータベースのバックアップを回復するためのより優れた制御、可視性、機能を提供する NetBackup Appliance 固有の機能です。バックアップの管理者は、ポリシーの管理、異なるストレージ形式へのデータの移動、データベースバックアップのオフサイトバックアップコピーの作成が可能です。

さらに、Copilot は NetBackup アクセラレータのテクノロジを搭載して Oracle バックアップと復元のパフォーマンスを高速化します。 NetBackup アクセラレータは Oracle の増分マージ機能と統合することによって、完全バックアップの必要性がなくなり、バックアップストレージのポストプロセスで新しい完全なデータベースイメージを合成できるようになります。

Copilot は Oracle バックアップと復元のためのアプライアンスで共有を作成したり、長期保持、レプリケーション、NetBackup Oracle アクセラレータのテクノロジのような高度なデータ保護機能のための NetBackup での保護ポリシーをさらに作成したりすることが可能になります。Copilot はアプライアンス限定ですが、NetBackup ソフトウェアで追加の構成手順を必要とします。

標準の共有または最適化された共有のどちらかを作成するかを選択できます。どちらの共有タイプもすべての作業負荷サイズをサポートしますが、最適化された共有は、サイズがより大きなデータベースの保護時間を削減するために、ストレージの拡張機能を使用します。標準の共有は、5230、5240、5330、5340 の各アプライアンスでサポートされ、ディスクレイアウト要件はありません。一方で、最適化された共有は 5330 アプライアンスと 5340 アプライアンスでのみサポートされます。5330 アプライアンスは拡張ストレージシェルフ 1 つの予約を必要とします。5340 アプライアンスはストレージシェルフを 1 つすべて必要とします。